2024年を振り返って
今年も年末はサーファーが多い上に満潮の時間が悪いので、年末年始は振り返りでも書いているか〜という気分になる。
今年の頭にたてた抱負>2024年の抱負 - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
仕事
年始の話では撤退戦に移行するかどうかがまだ未定だったので、ふにゃふにゃした目標になっている。
その結論は出て、残念ながら今回のチャレンジは失敗に終わった。 そして撤退戦に移行した。
撤退はおおむねうまく行ったように思う。自分の行動うんぬんではなくて、あまり自分に仕事が無かった。 ただ年始に立てた目標は、自動的に達成されている。
今年やった事としては、大雑把には以下のような比率になっている。
- 1ヶ月 プロジェクト的な作業
- 4ヶ月 Swiftで並列関連
- 4ヶ月 自作言語完成度向上
- 2.5ヶ月 C++並列関連
- 残り バグfix、他
集計してみると、だいたい一ヶ月くらいは撤退戦に使われた感じだが、12ヶ月中の一ヶ月ならまぁいいんじゃないか、と思える。 やってみても良いと思える作業だったし。
2のSwiftの並列関連は、割と面白いものが出来たとは思うのだが世に出せるかはちょっと微妙。 まぁSwiftには興味があったので、小さなプロジェクトをやってみました、くらいの感じとしては悪くない。 今年一年で見るとこのタスクには結構な時間を使ったが、これの評価はちょっと難しい所。 当初はサクッと作ってサクッと出す予定だったが零細あるあるでいつごろ出るか不透明になってしまった感じ。 リリースする時にはもっといろいろ作業が発生するし、リリースした反響次第でアウトプットとしての評価が決まる感じなので、 リリースが不透明になるといろいろと評価は棚上げになってしまう。 現時点としては、技術的には割と勉強にはなったし、やってみたい事ではあったので、経験としては悪くなかった、くらいの感じに思う。 ここ数年はアウトプットを優先したいと思っている立場からすると、アウトプットとしては微妙だけれど、 息抜きとしてこういうのが少し挟まるのはまぁいいんじゃないか。 ちょうど撤退を判断するために時間が欲しかった時期なので、その間を過ごす過ごし方としては悪くなかった。
残りは自分の40代のグランドチャレンジという感じのものなので、まぁまぁやるべき事を進めていたという気はする。 だいたいはここまで作ったものを実際に世に出すために必要な仕上げ作業と、 どう着地するか模索する年、とう感じだった。 後者に関しては、概ねこんな感じで世に出せたらいいな、という形は見えてきて、うまく行けば悪くなさそうとは思えている。 CEDECを見に行ったのが良い刺激になったね。 今はこの落とし所でうまくいくために頑張ろう、という気にはなっている。
着地が近づいてくるといろいろと現実に関する問題が出てくるが、今年一年は割とそうしたものを解決していけている一年なのでは無いか。
まとめ
- 撤退戦は特に問題なく行えた
- 着地地点を決める模索は悪くない落とし所に到達出来た
- リリースに向けて地味だが必要な事を着実に行えた
総じて仕事は良かったと思う。自分が何かをうまくやったというよりはたまたまうまい感じになった、という気もするが、うまくいく分には偶然でも構わない。
サーフィン
目標は以下の3つだった
- テイクオフからの動き出しを早くする
- スピードをつけてのヒットを出来るようにする
- フローターを覚える
達成率としては、上から100点、30点、0点、という感じ。 ただこの目標自体が目安程度のものでそれほどこだわっている訳では無かったし、 基本的には1番目の達成度の目安として2と3を並べておいた程度だった。
今年はテイクオフは大きく改善された。動き出しはだいぶ早くなったと思う。 これはレッスンでの改善もあるし、練習の結果でもある。とにかくだいぶいい感じのテイクオフにはなってきた。
スピードをつけるのもだいぶ改善が進んだ。ただしこれは年末に奄美に来てようやく取り組めるようになってきた所なので、道半ばではある。 でも年始にイメージしていた感じにはなっているんじゃないか。
挙げていない事として、当てる時の目線を改善する事でメイク率や動きが改善された。 これは認識していなかったToDoなので目標には入っていないが重要なものだったので、この上達は結構良いと思っている。 もともと年始に考えていた、すごく良い波じゃなくても何かできるようになりたい、 という目標の一つの答えでもあると思っている。
そして目標には上げてなかったが、サーフレッスンに二回行けた。 これはレッスンというものを経験できたという点では良かったし、サーフスポットとして鵠沼と千葉北を経験出来たという点でも良かった。 レッスン自体はコンディションが良くなかったというマイナスは大きく、その割にはそれぞれ一つ収穫はあったので、悪くはなかったと思う。 来年はこれらのサーフスポットを、もうちょっと活用していきたい。
また、サーフボードを3本買った。
一本はもう売ってしまったlittle marley、もう一本はkuma fish。この二本はソフトボードで、家の近くのポイントを開拓するのに使った。 家の近くのポイントの開拓が進んだのは大きな改善だったと思う。サーフィンできる日はだいぶ増えた。
3本目はlibtech版のRNF reduxで、壊れにくいとのことで選んだもの。壊れにくいかはまだわかってないが、今のところは壊れていない。 乗った感じはとても良くて、なかなか当たりをゲットしたと思っている。
サーフィンに関しては、よく頑張ったな〜と思う一年だった。頑張りすぎかもしれない。今年はサーフィンばかりやっていた一年だった。今年も、と言うべきかも。
ライフスタイル
ライフスタイルはあまり変化が無かった。ただ年始の抱負でもそんなに変えなくてもいいと思っていた。
コワーキングスペースの開拓が進んでたまに使うようになった。 これはまぁイメージしていた改善に近い。 鎌倉での生活はマイナーチェンジくらいか。
また、奄美大島での生活は改善が進んだ。カフェを開拓するのではなく、縁側での作業とかリビングでの作業とかが導入されて割と改善された。
- 縁側と座椅子での読書環境が良い - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
- 着る毛布関連でこの宿の一番の難点である寒さにだいぶ対策が進み、リビングが快適になった
普段鎌倉、冬は奄美、で良い気はしているし、 サーフィンと仕事のバランスはかなり良いと思っている。 割といい感じなんじゃないか。
健康
今年一番の成果はここかもしれない。
今年の目標としてはLDLコレステロールの改善と猫背改善を挙げていて、後者は分からないが、前者に関しては大きく成果が出た。 ただまだ献血でしか調べてないため、コレステロールの内訳が分かっていないから暫定ではある。 けれどコレステロール値が大きく減ったので、ほぼ確実にLDLコレステロール値は改善された。
年始の時点では健康診断の結果が出てなかったので未定となっていたが、 年始の時点では改善されていなかった。 そのあと体重を落としてみて奄美から帰ったあとの健康診断で改善は進んだが、 そのあと献血で何回か調べたら改善は止まっていて、まだ不十分な状態だった。
そこで配食サービスの白米をやめておかずのみにし、 主食を最初は玄米に、途中からレトルトオートミールリゾットにした。 たぶんこれがすごく効いたと思っている。
レトルト玄米とおかずのみ配食サービスにした - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
だが、単に体重を落とした効果がしばらく停滞していて、そのあとまた改善され始めたのかもしれない。 この辺は何が原因かは正確には分からないが、 なんでも効きそうなものを試して成果が出ればどれが原因でも構わない、というスタンスなので、 改善出来たらこれを続けようと思う。
食物繊維が少し足りていない気はしていたが、主食を変える事でここは大きく改善したので、これは続けていきたい。
LDLコレステロール値の改善はここ数年続いていた悲願だったので、無事達成出来てかなり嬉しい。
あと、個人的には関心が高い歯の健康に関しては、口腔洗浄器を導入してみた。 ただ歯医者のチェックでは別段何も言われなかったので、改善していないかもしれない。
ストレッチ
これも毎年恒例で、年始の抱負は「開脚前屈でおでこをつく」で、現在は達成出来ず、だった。これはもう5年近くこの状態が続いていると思う。 そしてこれも毎年行っているが、おでこはつかないがかなり進捗はあった。
去年は無理せず肘がつくようになった、と言っているが、今年は肘がつくよりはだいぶ先になってきている。 おでこも無理やりつければつくかもしれない、くらいの近さまでは来ているが、無理すると怪我しそうなので無理せず引っかかっている所の周辺をちょっとずつ伸ばしている。
measurableな目標が立てづらい項目なのでどうしても未達成になってしまうが、個人的には今年もかなり進捗があった年だと思っている。
去年からそうだけど、今年はバランスボールを使って開脚しきる前の所で一旦伸ばす時間を設けるようにした。これは結構効いている気がする。 そしてバランスボールをとったあとの状態から引っかかっている所をちょっとずつ解決していってる感じで、たぶんこれは伸ばすべき所が伸ばせているんじゃないか、という気がしている。 とりあえず続けていけば進捗がありそうと思っている間は続けていきたい。
個人的には去年の途中あたりから、身体の固い人と柔らかい人の壁を越えられた気がしていて、 割と柔らかい人になったんじゃないか、という気はしている。 開脚前屈がおでこつく所までいったら、次は前屈もやりたいなぁ。
ただ奄美ではあまり良いスペースが無いので、ここ数週間はやってないんだよなぁ。自宅の布団の上がやりやすくて良かったんだが。 奄美でもやっていく方法を考えてやっていきたい所。
ゆっくり実況
今年の頭には、ゆっくり実況とかやってみたいな、と言っている。 これは割とちゃんとやった。
中級gitのゆっくり解説動画を作り始めました - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
途中で止まっているので続きは作りたいと思っている。ただ思ったよりは反響はなかったなぁ。 個人的にはすごくイノベーティブな事をやっているつもりなのだがなぁ。 見た人には高評価をもらってはいるのだが。
でも技術系のゆっくり実況は試みとしては面白いと思っているので、他の事もやっていきたいなぁ、という気はしている。 ゆっくり実況を作るというのはどういう作業かも理解出来たので、そこらへんは割と良かった。
仕事以外のプログラムやブログなど
今年は仕事以外のプログラムはあまりしなかった。 仕事優先だった結果だが、この結果はまぁいいかな。
年始にはブログをもっと書きたいかなぁ、と思っていたがあまり書かなかった。 ただRandomThoughtsは140ファイルくらい更新している。 単にちょっと追記しただけのものなどもあるが、ファイル名を眺めた感じでは割と今年書いたものが多いな、という印象。 Wikiに書くのは第三者から見づらいという問題は感じているのでそのうちなんとかしたい気もしているが、 とりあえずはテキストを貯めるのが先だろう、と思っているので、テキストを書いている事自体は割と良い気がしている。 年始の目標は週1くらいと書いてあったので、RandomThoughtsはもっとたくさん書いてそう。
ただブログはもうちょっと日々の雑記に入れている事をポストにしたいなぁ、という気もしている。
ギター
最近はあまり弾いていなかったが、年始の目標の12小節のアコギブルースを弾けるようにしたい、は、実は達成出来ていたりする。 けっこうリズムキープはできるようになった。
結構ギター弾いていた月はあって、ブルースに関しては最低ラインは越えたような気はしている。 ただフィルインは同じのを繰り返しているだけなので、アドリブ要素を入れたいなぁ、という気はしているが。
録画してyoutubeに出すのを目標としていたが、これは出来ていない。しかもあまりやりたいという気持ちも持っていない。
ギターはこう、やりたい事に向かって最短経路で積み重ねるよりも、その時々で気が乗ったものを少しやる、 みたいなのを、細く長く続けていきたい気がしている。
お絵かき
今年のはじめの目標には入っていなかったが、仕事で長時間ペンを動かしていると再現するバグなどを追う都合で、かなりたくさん絵を描いた。 模写ばかりであまり公開する意義を感じないので表には公開はしていないが、一日一時間くらいを何ヶ月かやった、くらいには絵を描いた気がする。
絵を描くのはそのうちまたやりたいと思っていた事なので、今年は結構いい感じに描けた。
以下の教本を割と真面目にやったりもした。
今年はあまり時間を掛けずにそこそこのものを完成させる、みたいな事をやりたいなぁ、と思いこの辺をやっていたが、 割とうまく行った気がする。やはりそんなに時間掛けないで描いていくくらいが自分にはちょうどいいな。
また、以前は模写という事に練習以外の価値をあまり見出していなかったが、 最近は機械学習のモデルが生成する絵が十分に上手いので、逆に自分の絵が模写であるかオリジナルであるかは小さな事なのでは無いか、と思うようになった。 絵を描く時間があって、それを見せて周りとわいわい話す、これが本質であって、生み出された創作物には独立した価値は(自分のレベルでは)無いな、と思うようになった。
また、描いていれば上達はあって、それは割と満足だった。
ギターとか絵とかそういう時間があるのはいいよな。生み出されるものよりも、そういう時間を過ごすという事に自分は価値を感じている。 この辺がギターの動画をyoutubeに公開したい、というモチベーションが下がった理由でもある気がする。
将棋ウォーズで初段になった
今年はなぜか将棋を結構指した時期がある。結果として、10切れで初段になった。
初段に上がったあとはあんまり指してない。ちょっと本気で指さないと勝てるようにならないな、という感じではある。
せっかく初段になったので、初段の真ん中くらいをキープできるようになりたいな、という気持ちはある。 ただそのくらいでいいかなぁ、とも思う。
将棋、というか対戦ゲーム全般だが、この手のものは、上達を実感出来なくなるとあまり楽しくなくなると思う。 一方で今のやり方で上達していけるのは、2段の真ん中くらいまでかな〜という感じもしている。 3段帯の人はちょっと真剣さが違うし、そこまでやる気は起こらない。
2段の真ん中まではまだそれなりにあるので、今すぐ終わりが来るという感じでは無いが、 2段はそんなになりたいという目標でも無いので、ここからは楽しめる範囲で続けていこう、くらいになっている。
将棋は自分の中で割と不思議な立ち位置の趣味で、そんなに真剣では無いのだが、割とyoutubeで見ている時間は長く、 youtubeをより楽しむために指している、みたいな所がある。 将棋が強くなりたいとそれほど思っている訳でも無いが、youtubeを楽しむには自分が指す時の参考になるように見るのが一番楽しくて、 そのためには似たような局面で自分が負けた記憶とかがある程度たまらないと楽しめない。 youtubeを楽しむためにある程度負ける経験をためて、そしてyoutubeを参考にそれを克服して勝つのが楽しい、みたいな感じで。
あとその流れで、棋士の話などは割とよく動画で見たりしていて、そういうのは割と楽しんでいる。
割といつやめてもいいと思っているし、義務感のようなものが何も無いのだが、それが故に続いているのかもしれない。 なんだかんだで結構棋書も持っているしなぁ。
その他雑多な事
WiMaxを解約して楽天モバイルを2回線にした。速度は多少低下した気もするが安定性が増しているので全体としてのストレスは下がった気がする。 そして奄美大島の宿で入るのはいいね。 値段も下がったし。
読んだ本、聞いた本など
途中にもいろいろ読んだ本は挟んでいったが、それ以外のものはここにまとめる。 技術系で読んだ本は少なめ。
今年は社会学だとか哲学だとかそういうものをよく読んだ。
技術系
技術系は仕事に関わるのしか読んでない。
- 【書籍】PrinciplesOfDigitalImageProcessing
- 【書籍】OpenGL4ShadingLanguageCook
- 【書籍】HLSLシェーダーの魔導書
- 【書籍】TheSwiftProgrammingLanguage
HLSLの本は感想は書いていないが仕事でたまに参照している。
あと、数学の質問をされたので以下を頑張って読んだ。
選択公理くらいまでは読み直した。質問にはうまく答えられなかったが、集合論を定期的に復習するのは必要な事だよな。
哲学、社会学系
まとめ方が難しいが。
今年の序盤に以下の2つをオーディオブックで聞いた。 これがなかなか良かった。
オーディオブックはハズレが多いので、たまにこういうちゃんと書かれている本を聴くと、やっぱりちゃんと書かれている本はいいなぁ、という気持ちになる。 そして社会学史の流れで以下を読んでいった。
J.S.ミルの自由論は、自由主義というものを学ぶのに良かった。なるほど、これが自由主義か。そして今のUSは結構違うな。 社会学的な視点から自由な民主政というのを考えるのは、面白さはある。ただ現代の民主政国家がこういう原理で制約を決めている訳ではないと思うが。
プロ倫はいろいろな所で名前が出てくるし、先に挙げた社会学史では一番丁寧に扱われている本でもあるので読んでみたが、これもなかなか面白かった。 おぉ、近代資本主義やばいな、という気分になる。 経済学とは全然別の観点からの資本主義の説明で、しかもとても説得力があるので、読んでいて勉強になった感が強い。
この二冊は当たりだったのでこの辺の本を読むのもいいかもなぁと思った。
その流れで以下を聞いた。
これも近代、というか戦前のドイツとイギリスについての理解が深まる本だったので、最近読んだり聞いたりした本と相乗効果があった。 地政学というものの理解は深まったが、第二次大戦以降はあんまり当てはまりが良くないな〜という印象。 まぁ今回のウクライナ危機とは当てはまりは良いが。
ただドイツ的なもの、というのはちょっと関心が湧いた。ドイツ観念論とか言う系譜だよなぁ。 来年はその辺も読んでみたい気もする。
歴史
社会学や哲学で近代の話をたくさん読んだので、それが歴史の話を含んでいたので、興味が飛び火して読んでいた。
これはtwitterかなんかで勧められたので見てみたが、あまり良い本では無かった。著者は明らかに歴史の専門家では無い。 ただ概要をぱっと見るという目的は達成されている気もするので、完全に駄目とも言い切れない感じだったが(近代と後編を除く)。
【書籍】戦争の地政学や【書籍】自由論がイギリスの話がそれなりに出てくるので興味が湧いて読んでみている(途中)。
これはとても勉強になっている。イギリスの事、あまり知らなかったので、だいぶ理解が深まった。 だいぶイギリスという国への興味は増した。 ただかなり挫折しやすい本だとも思う。 これは本が悪いというよりも、100年戦争のあたりのイギリスの歴史の煮え切らなさというか冴えなさのせいと思う。
また、100年戦争のあたりはよくわからなくなってきたので、以前読んだ以下の本も参照した。
この辺はイギリスとフランスは別の国では無いよなぁ。 両方から見ると理解は深まる。
経済系
これは去年からの続きという感じで今年という感じもしないのだけれど、 高齢化というと割と参照される事が多いこの本を読んでみた。
周辺の議論を知っている人向けという感じで、一般書としては失敗している気がする。少なくとも私はついていけない所は多かった。
ただ高齢化についてはこの本と去年読んだ【書籍】21世紀の財政政策で、自分の中でだいぶ整理がついたようにも思った。 もう他の本は読まなくてもいいかなぁ。
健康系
オーディオブックでは健康系が流しておくには都合が良いと思い、よく流している。 少し聞き逃しても大して惜しくない程度には内容がないし、聞いていて不愉快になる訳でもないし、ちょっと気をつけるか、という意識を高めるというポジティブな効果が期待できる。
という事で以下は今年聞いた健康系の本を。
自分はLDLコレステロールが高めなので何かヒントは無いかと思ったが、肥満の話だけなのであまり自分には当てはまらなかった。 中身は無いがaudiobookで流しておく事で暴飲暴食を防ぐ効果はあるかなぁ、と思って聞いていた。 でもまぁ世の中の普通の人は自分よりも遥かに酷い状況なのだろうな、という気はする。
上の本と一緒で、中身はあまりないが流しておくには無害で良いか、という感じの本。 おやつの内容は少し参考にはなった。
これは説明がほとんどpdfなので聴くだけでは意味が分からなかった。 ただBGMとしては悪くない。
酷い本だった。生物系の内容を期待していたが、トンデモ系の健康本という感じ。 これを勧めていた人もすごく駄目だと思うし、amazonのレビューはあてにならないなぁ、と強く感じた。
全然期待せずに聞き始めたら、まさかの当たり。かなり良い本だった。 でもすごくまともな良い本であるがゆえに、結論はよく分からない、が多いという残念さ。
でもこの手の本を読むならこの本だけで良い気はする。
治ったかどうかはよく分からないが、立つ時や歩く時に少し重心を気にするようにはなった。 本書の内容ほど劇的ではないが効果はあるかも?どうだろう?
その他
去年の年末読んでいた法律関連の本の落穂ひろいという感じで聞いていた。 まぁ参考にはなった。
BGMとしてどうでもいい雑学を流そうと思って聞いていた。タイトルから受ける印象よりは普通のエッセイ。 SNSの事は詳しそうというか著者はSNSやりすぎだな…とは思った。そういう人なのでSNS論は割と聴く価値はあった。
読書についての雑感
今年は人文系が多くて、プログラムとか生物とかは少なめだった。 近代の人文系の本は割と当たりが多く、だいぶ近代の理解は深まった。深める必要があるかは微妙だが。
イギリスの歴史は引き続き読んでいきたいな。
もう少し数を読みたい気もするが、こうして並べてみると割と数はあるんだよな。 他の項目にあるのも集めると30冊くらいか。 お絵かきの教本とかは練習している時間が長いので本を一冊読むよりもずっと時間が掛かっているので、冊数で読書に使っている時間を評価するのもどうかと思うか。
プログラム関連は、例えばGoのTourとかは自分の記録方法だと読書枠に入らないのだよな。 MSDNとかAppleのドキュメントを読んでいる時間は相当長いんだが。
SNSとかで使う時間を読書に変更する、というのは、まぁまぁうまく行っている気もする。もう少し増やしてもいいかもしれない。
今年は生物の本が少なかったな。もう少し増やしたいかもしれない。
全体のまとめ
仕事は方向修正の年だったが結果的にはうまい落とし所を見つけられたんじゃないか。 健康とサーフィンがいい感じだったので、仕事とそれ以外の生活がいい感じに回っていて、 かなり良い一年を送れているんじゃないか、と思っている。