RandomThoughts

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【書籍】60秒右脳ドローイングで絵が感動的にうまくなる!

Contents:
  1. 読み始めた動機 2024-07-17 (水)
    1. 円と目覚まし時計 2024-07-18 (木)
    2. 三角形までやってみた感想
    3. 質感までやった感想、なかなか良い本だ 2024-07-22 (月)
  2. Part2(薪)まで終えた感想 2024-08-05 (月)
  3. 最後までやった感想 2024-08-28 (水)
    1. 冒頭に書いてある通りの効果がある本だった(素晴らしい)
    2. 自習しやすい本だった
    3. 出来た絵はしょぼいので人に見せて楽しめるものでは無い
    4. 時間を掛けた絵が(短期的な本書の練習で)上手くなるかは良くわからない
    5. 絵を描く楽しさは味わえる
    6. 全体的にはとてもおすすめ出来る本だった

お絵描き書籍

読み始めた動機 2024-07-17 (水)

Kindle Unlimitedを眺めていたら見かけた本。仕事で2〜3分くらいApple Pencilを動かしていると再現するバグなどがあり、 その間暇なので何か描くものでもないかと思っていたのでこれをやってみようかと思う。

絵を練習して上手くなりたいというよりは、一定時間デバッグ実行で動かす題材という感じ。

円と目覚まし時計 2024-07-18 (木)

60秒ドローイングの最初の課題、目覚まし時計。 やってみた所60秒ではとても描き終わらず。雑に描いても2分くらいかかる。

無理じゃね?

ただこの時間で描くように描くという練習だと思って何回かやってみる。 とりあえず60秒で描くにはどのくらいのペースで描く必要があるのかは理解した。 バランスとか円の中心を意識するだとかしている時間は全く無くて、ただパーツを考えて描いているだけで実物を見る時間がない。

ほんとに出来るのか?と手本の動画を見ると80秒くらいかかってる。

【はじめてのデッサン01】円の練習(モチーフ:目覚まし時計) - YouTube

60秒では終わってないが、まぁ60秒くらいといえる範囲では終わっているな。 円を描くスピードとかが普通に早い。自分もこのくらいのペースで描くように心がけるか。

三角形までやってみた感想

モチーフのリンクからダウンロードしてみると、本書の中にない写真もいろいろあって、練習対象としてなかなか良さそうだった。 という事で三角形からは本に載ってないものにもチャレンジしてみた。どう描いたらいいのか分からないものもあるが、経験値を貯めるという点では悪くない。

60秒はめちゃくちゃ短いし全然完成しないけれど、そのおかげですぐに終わるから、実際に楽しく手を動かす事は出来る。 これで絵が上手くなるかは分からないけれど、 絵を描くという事をやりたい人にとってはなかなか良い本なんじゃないか。

60秒という設定もなかなか優れていると思う。60秒は全然終わらないが、それゆえにどういう風に描くのを期待しているのか、が、体感的に分かる。 60秒でこの絵を完成させなくてはいけないので、線を弾く速度はこのくらいじゃないといけない、とか。 迷っている時間とかは全くないので、迷わずに描くという事に自信を持てる。 当然迷わずに描くとバランスとかおかしいんだけれど、迷ってもどうせおかしいし、60秒で描く以上は仕方ない、と自信を持って決断出来るので、 下手な絵が早く描ける。 絵を描くというのが身近にはなるな。人に見せる気は起こらないが。

短時間で完成させる、というのに慣れるのは良い気がする。描きかけで終わってしまうといまいち続ける気が起こらないが、60秒ドローイングは、 実際には60秒で終わらなくても1.5分くらいでは終わるので、すぐに完成は出来る。実際60秒で描くように描いているとつじつまがあってないのであまり完成度をうまく上げていける感じでもないので、そのくらいで描き終わる。完成させる練習が積めるのは良い気がする。

一日3〜5カットを描く、と最初の説明にあるけれど、60秒で描いていると、確かに3カットくらいはすぐ出来る。 いろんな絵を描くという経験が積めるのは良い気がする。

この手の本で実際に描いてみて楽しく続けられそうなものってあまり無いので、その辺は良く出来たシステムだなぁ、と思う。 これで上手くなるなら言う事無いんだが。

短い時間で絵を描く事で強制的に右脳を働かせる、とか言っているが、60秒は短すぎてそういうのが出来ている感じはあまりしないが、どうなんだろう。 120秒くらいの方がいいのでは?と思うのだけれど、とりあえずしばらくは指示通りに60秒を目指してやっていきます。

出来上がるのがもうちょっと上手ければ作品として成立するんだが、現状は下手すぎて出来たものをあとで見て楽しめる気はしないな。

質感までやった感想、なかなか良い本だ 2024-07-22 (月)

これはなかなか良いかもしれない。解説自体は別にどこかで聞いたことあるような話ばかりで、 しかも実際にやってみても全然うまく行かない、というのも結構ある。

だが、60秒で終わらせるというのは、完成させる練習みたいなのになっている気がする。 自分のように下手な人が模写とかすると、えんえんとundoして全然進まない、みたいな事になりがちだ。 だがこの全然進まないのは練習としてはいまいちな気がする。 全体を書き上げて出来上がったものを見て学べる事というのは結構あるので、 それをたくさん経験出来るというこの手法はメリットが大きいな、と思った。

うまく行かないものも、60秒ならまぁいいか、次行こう、と思える。 どうせ時間をかけてもうまく行かないものはいろいろあるので、 それなら気楽にうまく行かない体験を積む方がいい。

また、60秒で描けるので気楽にやれる。60秒じゃなくてもいい気はするが、3分くらいで完成するように描くと辛くないし、楽しい。 楽しく絵が描ける、というのは、この手の本に一番期待される事だと思うのだが、それには成功している。

手本の動画があるのはかなり参考になる。実際60秒でこれ描くの無理じゃない?と思って見てみると、なるほど、これが目標なのか、と思って自分もやってみるか、という気になる。 これだけの手本動画があるのはなかなか良いね。 むしろビデオ講座みたいになっている。

対象のモチーフがたくさんダウンロード出来るのも良い。 このくらい自分で身の回りのもの描けばいいじゃないか、と思うかもしれないが、 身の回りのものを描くのは種類が少なくてすぐ飽きてしまう。 このテーマに沿ったモチーフがたくさんあるのは良い。 たくさんやってみる取り組みやすさは良く工夫されていると思う。 実際に描いてみるというのが一番の難しさだと思うので、 それの敷居が低いのは良い。

あと、描いてみて全然駄目な事も多いけれど、思ったよりも上手く描ける事も結構ある。 こんなの無理でしょ?と思っても描いてみると意外と悪くない、という事がある。 これは自信になるし、描くモチベーションを上げてくれる。 どうせ下手なんだから、いろいろ描いてみて、上手く行ったり行かなかったりで一喜一憂するのが良いよな。

そういう訳でこの本、Kindle Unlimitedだったから何気なく始めたのだけれど、思った以上に良い本だった。

ちなみに今の所、右脳でどうたらで形を取る力がどうたら、みたいなのは特に効果は感じない。 バランスを考える時間がそもそも無いよなぁ、と思うのだが、 続けていくと向上したりするんだろうか?

Part2(薪)まで終えた感想 2024-08-05 (月)

Part 2までが60秒ドローイングで、Part 3は人体のアタリとかを120秒で描く、というものになる。先程Part 2の最後まで終えたので、60秒ドローイングのパートは終わった事になると思うので感想など。

なお、この一つ前の「質感」のあとにいろいろと立体周りの話が続いて、そのあとまた質感が来る。

金属の光沢などは上手く描けなかった。コントラストを意識しよう、だけでは金属っぽさが全然出ない。 いくつかそういう、「この説明だけでは上手く描けない」というのがあった。 また、鉛筆じゃないとうまく行かない要素も増えてきて、質感よりあとはデジ絵では違うやり方が必要そうだな、という印象。

一方で、一見無理そうなものも、描いてみると意外と良い仕上がりになる場合もあった。 60秒だと、どうせ無理でもやってみるか、という気になり、そしてやってみると思ったより良い場合もある、 という良い循環がある。 この成功体験というか、上手く行った経験を積みやすいというのは本書の良い所に思う。

全体的に60秒ドローイングといいつつ自分は3分くらい掛かる事が多かったし、そこはあまり気にしない事にした。 ただ何か悩んだ時は60秒で描き上げる前提でとりあえず描く、という風にはした。 これは本書のコンセプトをうまく実現出来ているように思う。 迷わないでどんどん描いていく、という。

描いていくと経験が積めるので、迷わずに描く、というのは良い作戦に思う。 そして60秒というわかりやすい目安があると、どうしなくてはいけないかを自分で結論づけられるので、 想定している描き方で描く練習が自分でやりやすいと思う。

また、作例の動画も良い。なるほど、このくらいのペースで描くのか、と理解した上で真似てみると、60秒では収まらないが、割と早く描ける。 何をどうやるべきか、というのが読者に正しく伝わるのはこの本の良い所に思う。

また、ここまで16回くらい描いてみた結果、形を取る能力は少し上がった気がする。 全体をイメージしつつ描く力が少し向上している。 まだうまく出来ない事も多くて「出来るようになった」と言える感じでは無いが、 上手く行かなかった時に「もっとこういう感覚で描かないと駄目なんだよな〜」というのは分かるようになった。 これを続けていくと形をとるのが上手くなるかもしれない。

あと、なんだかんだで絵を描いている時間がそれなりになるのが良い。 3分くらいで何かを描いてみると、いまいちな所が気になり、もう一度描く。 そうやって何度か同じ絵を描いて、さらに細かい所を書き込んでみたりしていると、 なんだかんだで一回20分〜40分くらいになる。 そのくらいを気楽に描く、というのが、なんだかんだで17回くらい続いている。 この手の本はだいたい最初のいくつかだけやって挫折してしまうのがパターンなのだが、 ちゃんと続くのは珍しく、特筆に値する。

しかもこの60秒ドローイングを何回かやって、そのあと細部を直してみる、というのは、本がなくても続けられそうな感じがするので、 本を終えたあとも絵を描きたいと思う人には良さそう。本当に続けられるかはやってみないとわからないが。

やはり消しゴムやundoをあまり使わずに、そのまま上に描いていって、いまいちでも終わりにしてしまう、というスタイルが良いよな。 もうちょっといい感じに仕上がるとなお良いなぁ、とは思うが。

という事で、なかなか当たりの本だったな、と思う。

一応このあとの120秒ドローイングで人のアタリを描いたり、くらいまではやってみようかな、と思っている。

最後までやった感想 2024-08-28 (水)

無事最後の人の顔まで終わった。せっかくなので最後までやった感想を書いていきたい。上に書いた内容と重複するのもあると思うが気にせず書く。 なお、人の顔の次のじっくりデッサンをやってみる、はやってみてない。無理そうだし。

各モチーフをストップウォッチで時間を測りつつ、だいたい2分〜3分くらいで描いた。60秒は守ってないが、 だいたい手本の動画と同じ程度の書き込み量で終わらせるようにし、undoや消しゴムもほとんど使わないようにしたので、 コンセプトは守っていると思う。

描いたものは開発中のアプリが公開されたら公開出来ると思う(たぶん)。まぁ1年後かなぁ。

冒頭に書いてある通りの効果がある本だった(素晴らしい)

この本の冒頭にはいろいろと60秒ドローイングのメリットとかが書いてある。だいたいこの手の教本の冒頭に書いてある奴は、やっても別に身につかない、というパターンが多いのだが、この本はちゃんと達成出来ていると思った。

  • 60秒だとどこに線を引いたらいいかとか迷ってる時間が無いのですぐ描ける
  • 形を取る練習になる
  • 60秒なので気楽に出来る

これらは最後までやってみた感想としては、実際にその通りだと思った。

線を引く時の迷いがだいぶなくなった。 今でも多少は迷うけれど、迷ってもどうせ正しいところには引けないので迷う意味はあまり無い。 だからとっとと描く方がいい。 理屈では分かっているが、やはりいざ線を引こうとすると迷ってなかなか描けないので、 とても短い時間制限を設ける、というのは良いやり方だと思った。

形を取る能力は、信じがたいことに結構上がった。 たかが一ヶ月やそこらで、しかも大して時間を掛けた訳でも無いのに、結構形を取る能力が向上した。 これは描いていて分かる。 驚くとともに、なかなか嬉しいし、やる気にもなる。 形を取る能力が実際に向上するのは、何回も描くから、という側面があると思う。 一回描くのに時間がかからないので、出来がいまいちだともう一回描こう、という気になって何回か描く。 これが形をとる練習に良い。 たぶん描いていまいちなものを見てもう一度最初から描く、というのを一定数繰り返せば向上する能力だと思うのだが、 これを一回あたりの試行時間を減らすことで短時間でイテレーションを回すというのは優れた方法なんだな、と思った。 クロッキーとかポーズマニアックスとか良く知られた方法なんだろうけれど、 自分は実際にやってみたのはたぶん初めてで、効果があったのでちょっと嬉しかった。 消しゴムで消したりundoするよりも、描き上げてそれを見てもう一回最初から描くを繰り返す方が形を取る練習にはなるようだ。

60秒なので気楽に出来る、というのは本当で、こんなのどうせ描けないよ、って課題も、まぁ60秒くらいやってみるのはいいか、 という気になる。 実際にやってみても全然描けない、というのはよくあることだが、なんにせよ描いてはみる気になる。 うまく描けない課題もそれなりには経験値になっているようだし、中には思ったよりはマシな仕上がりになるものもあって、それがモチベーションを向上させたりもする。 この手の教本はだいたい途中で飽きてしまうものだが、 最後までちゃんとやれたのは、この本が良く出来ている証拠と言って良いと思う。

動画の手本が、そこまで上手くないのも良い。60秒では上手い人でもまぁこんなもんだよな、という絵も幾つかある。 それが自分もやるか、という気分になる。 手本はやはり上手くて自分の絵とは雲泥の差ではあるが、それでも60秒で描いたものなので、やる気が無くなるほど遠いという感じでは無い。 動画の手本が全部の課題についているのは素晴らしいね。

自習しやすい本だった

全課題に動画がついているのが、思った以上に素晴らしい。どう描いたらいいかわからないものも、とりあえず60秒で描くのを見ると、そうか、こんなもんでいいのか、 と思えて、やってみようという気分になる。 出来あがりがいまいちでも、手本の動画の結果もそんな良くも無いので、まぁ60秒ならこんなもんだよな、と期待値が適度に下げられて、自分の描いたものに満足しやすい。 そして手順が全部短時間で見れるので、何度か繰り返し見る事が出来て、上手く描けない時に「手本の動画ではこの時点ですでにこのくらい出来ているんだよな〜」とか途中経過を比較出来る。 これも結構良い練習になる。

また、60秒で描く、というのはルールとして分かりやすい。60秒では出来ない事がたくさんあるので、「こういう事をしていてはだめなんだな」というのを自分で判断出来る。 教室とかとは違って本というのは一方通行の情報なので、そこに載ってない事について疑問に思った時にどうしたらいいかわからないという問題があるが、 60秒というルールからいろんな事を自分で判断出来るのは、自習教材として良い。

60秒であるならこうするしか無い、というのが自分で分かるので、出来あがった絵がいまいちでも「これは指示通りやっているな」と自信を持って進められる。 これでいいんだろうか?という不安が無いのも一人でやっていきやすい良い要素に思う。

また、モチーフの画像が別途いっぱいあるのもいい。 ちょうど似たようなモチーフなので同じ感じで描いていける。 ちょうどいい感じのモチーフって意外と探すのが面倒なので、用意しておいてくれると気になったテーマはいろいろ他のも描いて行けて、 それが経験値をためるのに良い。

動画とモチーフのダウンロードは、なかなか良い作りだな、と思った。

教室に通うのに近い効果があると思った。

出来た絵はしょぼいので人に見せて楽しめるものでは無い

SNSとかで描いた絵を上げて褒めてもらうということには向いていないと思う。 60秒とか120秒で描ける絵はしょぼい。特に下手な人間がこれをやると、ぱっと見て明らかにおかしいところがたくさん出来てしまう。 そしてどんな人でも、時間を掛ければもっとマシな絵が描けるようなものしか完成しない。 SNSとかにアップして楽しんだりしづらいのはこの本の残念なところだなぁ、と思う。 友達うちで一緒にやってみたりするには手軽で良いと思うが。

下手な絵を人に見せるのは辛いことなので、その下手さが普通よりもさらに大きくなってしまう60秒ドローイングは人に見せて楽しむには向いていないなぁ、と思う。

また出来た絵がしょぼいというのは満足感を得るのが難しい部分もある。 はじめて「お絵描きって奴をやってみようかな」と思った人がこの本をやって、 「お絵描きあんまおもしろくないな」となって辞めてしまうリスクは結構ある気がする。

気楽に続けられるが出来上がるものはいまいち、というのがこの本に思う。

時間を掛けた絵が(短期的な本書の練習で)上手くなるかは良くわからない

一発描きの能力は間違いなく上がったのだけれど、時間を掛けてundoとか消しゴムを使って描いた絵が上手くなっているかは良くわからない。 長期的にはきっと時間を掛けて描く絵も上手くなる気はするけれど、この本を終えた時点でそうかは良くわからない。 形を取る能力が向上したのは間違い無いが、十分に一発で良いバランスがとれる訳では無い。 そして一発で描いたものは所詮一発で描いた程度のバランスで、時間を掛けて修正していけば最初からその程度のバランスは取れると思う。 時間を掛けてもバランスが変、というのがこの本で改善しているのかは良くわからない。

例えば、最初の時点で時間を掛けて描いたら100点満点で40点くらいのバランスの絵が描ける人が、 一発描きで5点から15点くらいに向上する、とかそういう話なんだよな。続けていけばもっと向上するんだろうが、 一ヶ月ちょっとやった程度では向上してもたかがしれている。 気分的には80点くらいのバランスの絵を描けるようになりたい訳だが、この本をやっただけでは当然そうはならない。 続けていけば時間を掛けたバランスも向上していくとは思うのだが、今の時点で向上しているかは良くわからない。 そもそも時間を掛けて描いた絵の出来にはばらつきがあるのでどれが実力でどれがたまたまなのかも良くわからないのだよな。

そういう訳で全力の絵の実力を向上させるのに最初にやるべきことなのかは良くわからない。 長く続けていくなら役に立つのは間違いないとは思うのだが、ほとんどの人は長く続ける前に飽きてやめちゃうからねぇ。

絵を描く楽しさは味わえる

60秒というのは楽に完成出来るので、気楽にやれて、あまり辛い事は無い。 そして絵を描く楽しさは割と味わえる。 娯楽としては辛い事が無くて楽しいというのは良い事だ。

2〜3分で絵を描くというのは割と気軽に出来るので、 ちょっとtwitterなどで流れて来た絵で気に入ったのがあると、 少し2〜3分で模写してみようかな、という気分になる。 2〜3分ではそんなにいい出来にはならないけれど、 どのくらいのものが出来るかをだいたい知っているので、 出来上がったものを見て「まぁこんなもんだな」という納得が出来る。

気軽にいろいろ描いてみようと思えるのは、この本をやった一番の収穫だと思った。

全体的にはとてもおすすめ出来る本だった

Kindle Unlimitedで無料だったから、という理由で始めた本書だが、 思った以上に良い本だった。 小学校高学年くらいでこの本をやっていたらお絵描き好きの人生だったかもなぁ、と思う。

大人でもちょっと絵を描いてみたいな、と思っている人にはちょうど良い本だと思う。 実際に描いていけるし、ちょっと上手くなるし、そんなに頑張らないでも続けていける。 とても良いメソッドだと思った。