amazon: 太らない間食 最新の栄養学がすすめる「3食+おやつ」習慣
車運転中のBGMとして意識を高めようと聞いていたが、意外と良かった。
間食は昼と夜の間に一回200kcal程度、という話で、 自分のように夕飯のあとにだらだらと間食を食べてしまいがち、 という人間には、間食を推奨するというよりは控えよう、という本ではあった。
この本の主張は糖質中心の間食は良くなく、タンパク質と脂質のバランスをとった間食にした方がいい、という主張。 基本的には血糖値ががっと上がってすぐ下がる、というのを問題視していて、それを防ぐのを重視している。 健康的な食事系ではNGとされるバターや乳製品を割と推奨している所には珍しさがある。 あと卵は長期ではコレステロールは上昇しない、という研究があるとの事で、それは知らなかった。
ただ脂肪も積極的にとるが、200kcalにおさめる必要はあり、 脂肪はカロリーが高いので結局脂肪が多いものだとあまり食べられなくなる。 そういう訳でそういう珍しさがあっても結論は脂肪を避けつつちょっとは食べるのとそんなに変わらないものになりそう。
その前に聞いていたのが【書籍】ズボラでも中性脂肪とコレステロールがみるみる下がる47の方法で、 これが対象読者がめちゃくちゃ不摂生を前提としているのでちょっとイラっと来るが、 こちらの本は割と常識的な普通の人を対象にしているので、 素直に聞けて、 うむ、俺も気を付けないとな、と自分の姿勢を正すのに使える。
自分はLDLコレステロール値が高いので、この本の勧めるように動物性脂肪をとったりする気は起らないが、 タンパク質と脂質のバランスを中心に考える話を聞いていると、 自分の食生活で意外とこのバランスがとれてない場合もあるな、と気づかされる事はあった。
基本的には【書籍】世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事の言っている事の方に従おうという気持ちにはなるが、 そこから外れた食事をする時などにちょっとマシな選択を出来るようなアイデアはあるように思った。
あと、間食を勧めるとアピールしている本ではあるが、夜の間食は良くないのでやめよう、 との思いを強くした。やはり夕飯のあとの間食はやめて、夕飯を少し遅らせよう。