細胞間結合とCadherinsの続き。 二番目の細胞間結合に、Tight Junctionsがある。
TJを構成するtransmembrane proteinの代表的な物としては、OccludinファミリーとClaudinファミリーがある。 これらが細胞内のZO-1と結合して、それがCytoskeleton、具体的にはActinと結合している。
TJはAdherens Junctionsに比べてずっとタイトで狭くくっつけている。これがタイトなバリアーとなる。
Tight Junctionは2つの役割がある
OccludinsやClaudinsは24種類あって、それぞれ通すものが違う。
バリヤーが機能不全に陥るケースを考えたい。 まずどのような原因が考えられるか?
炎症やInfectionでは、部分的にバリヤーを壊す事で、 免疫系の細胞やバクテリアが組織に深くに侵入出来るようにする。
FITC-dextranを入れて漏れた結果を測ったり、電気抵抗を測ったりする。
例として、TNFαがバリヤーに与える影響を調べる。 TNFαは、Occludin, Cloudin, ZO-1などの発現を低下させる効果を持つ。
TNF-αはImmuneResponse概要も参照。