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Segregateの概要
PngNoteの33ページ
Segregateに必要な事
Segregateには以下が必要
- 各染色体を捕獲する為に、物理的なアタッチメントが必要 (prometaフェーズ)
- sister chromatidのペアのそれぞれを、反対側の極にアタッチする事を保証 (prometaフェーズ)
- 染色体を赤道面(metaphase plate)に並べる事が必要(metaフェーズ)
- sister chromatidsをsegregate awayして新たなcellに配置(anaフェーズ)
Segregateのフェーズ
上記の必要な事に対応して、Segregateのフェーズは以下のように進む。
- prophase
condensatioや核膜のbreak downが起こる(菌類など核膜のbreak downが最後まで起こらない生き物もいる)
- prometaphase
染色体がmicrotubuleにアタッチされる
- metaphase
赤道面に並べる
- anaphase
実際にsister chromatidsをsegreate awayして新たな細胞に配置
Segregationの2つの運動とAnaphase
Anaphaseには2つの運動がある。
- AnaphaseA: 染色体が極に向かって移動
- AnaphaseB: Spindleポールが離れていく
両者は別々に起こるとは限らないが、別々の運動である。
Segregateで起こりうる問題
PngNoteの34ページ
microtubuleが接続する場所をkinetochoreと呼ぶ。
正常なケース、両方に反対の極からattachする状態をBi-orientedと呼ぶ。
正しいSegregateの為にはBi-orientedである必要があるが、それがうまく行かないケースがいろいろ考えられる
- unattached
- monopolar
- syntelic 同じ極から両方につながってしまう
- merotelic 1つのkinetochoreに両方の極からつながってしまう
エラー訂正
PngNoteの34ページ
unattachedとmonopolarに関しては、microtubuleがアタッチされているかどうかを調べる事で検出できるが、
これではsyntelicは区別出来ない。
syntelicやmerotelicは、力を検出する事で区別している。
- 力が無い⇒シグナル⇒turn kinetochore off (microtubuleを外す)⇒再挑戦
- 力がある⇒kinetochore-microtubule接合を保護
AuroraBの活性と力
力の検出にはAuroraBが関わっていると思われる。
- 力が低い⇒AuroraBの活性大
- 力が大⇒AuroraBの活性低
AuroraBはkinetochoreを構成するNDC80をリン酸化する。
リン酸化されるとkinetochoreのホールドが外れる模様。
Cytokinesis
- Dictyostelium 細胞性粘菌
- morphology 形態(学)
- furrow わだち
PngNoteの35ページ
Cytokinetic furrowはactin ring+myosinで出来ていて、
両極からのmicrotubuleが接する所がcytokinetic furrowをどこに形成するかのシグナルを生む。
cell cortexに局在するdyneinがastral microtubuleと結合して中心体を引っ張る。
Microtubuleの制御も参考。
次:Meiosis概要
Meiosis概要に続く