Molecular Biology 728x

Molecular Biology 728x

DNAの構造

Contents:
  1. ヌクレオチド (nucleotide)
  2. 塩基
  3. 幾何構造とbase stacking

  • proliferate 急速に増殖する

最初の動画は復習という感じでガンガン進むね。クイズには動画に軽くしか触れられていない事もどんどん出てくる。

二重らせんの状態をdsDNA(double stranded)、またはB-form DNAと呼ぶ。

DNAポリメラーゼで複製される。

ヌクレオチド (nucleotide)

ヌクレオチドは3つの構成要素から出来ている

  • 5炭糖
  • リン酸基
  • 塩基

塩基は糖の1’-炭素につながっている。リン酸基は5’。隣のリン酸基とは3’でつながっている。

ヌクレオチドのリン酸基ははphosphodiester結合でつながっている。

なお、図ではしばしば酸素は赤、窒素は青でカラーリングされている。

ヌクレオチド

塩基

  • A, Gは2つの環から出来ている。purines(プリン)と呼ばれる
  • T, Cは一つの環から出来ている。pyrimidines(ピリミジン)と呼ばれる

G-Cの間には3つの水素結合が、A-Tの間には2つの水素結合がある。

PngNote ページ1

外に出ている二重結合に着目すると塩基の区別がしやすい。

幾何構造とbase stacking

1周で10塩基ペア。ペア内の水素結合の他に、隣のペアとの間にも結合があり、これをbase stackingと呼ぶ。pi-pi 相互作用。

バックボーンの間があいているmajor grooveと、詰まっているminor grooveが交互にやってくる。 これらのgrooveがタンパク質とのbinding siteを提供する。 major grooveが塩基関連の情報を、minor grooveが非塩基関連の情報を持つ。