不飽和脂肪酸は通常シス型の二重結合を持つ。
脂肪酸の表記は、「コモンネーム:炭素数:二重結合の数(デルタ^x, y, zで二重結合の場所を表す)」と書く。 場所は、COO基のCを1として、そこから順番に振る。
例:
Myristate:14:0
Oleate:18:1(Δ9)
Linoleale:18:2(Δ9,12)
ハンドアウト 7_1_MembranesAndBloodClotting.pdf も参照。
単なるの脂肪酸はmicellを作るが、リン脂質は2層のシートをつくる。 micellっぽい構造を作ろうとすると、liposomeになる。 これは2層の球で、中と外に水があるような構造。
中にアルキル基をすべて含めるほどの領域が作れないから。
リン脂質の構成要素ごとの名前。polarヘッドがcholineの場合
二層のmembraneは内側と外側の構成要素が違う。
内側はPhosphatidylをPtdと略記すると、 PtdCholine、PtdEthanolAmine、PtdSerineなど。
外側はすべてでは無いが幾らかがSphingolipidsで出来ている。
これは、scaffoldにグリセロールではなくSphingosineを用いるもの。(ハンドアウト参照)
NH3+はアミド結合で脂肪酸をつける事が出来、OH基にはリン酸を介したpolar headや糖などをつける事が出来る。