ここまで学んだ事を組み合わせる

もうここまでやったら次の簡単な電卓を作ってみようをやったらええんちゃうの？と思ってやらせたら、「突然難しくなりすぎだろ！」とフィードバックがあったので、間に少し挟む事にする回です。アニメで言う所の総集編回ですね。

ここまで序盤でAndroid Studioを使っていろいろやり、その後JS入門したりkotlinの勉強をしてきました。

そこでここでは、その両者を組み合わせるとどういう感じか、というのをやってみたいと思います。新しい事は出てきません。

解説動画も作ってみました。

課題： EditTextとチェックボックスの例をやりなおそう

しばらくJSとkotlin触っていると、意外と忘れているものです。という事で、以下のページの二つの繰り返しやった奴を、もう一回ずつやりましょう。

EditText、チェックボックスなどを使ってみるとほとんど同じ内容ですが、文字列の連結を使ってみましょう。

以下のようなレイアウトを作って、

ボタンが押されたら、EditTextの内容の前に「前に追加：」を、内容の後に「：後に追加」を足したものをTextViewに表示しよう。

つまり、EditTextにほげほげと入力されたら、"前に追加：ほげほげ：後に追加"をTextViewに表示します。

ヒント: これまではfindViewByIdしたものをそのままTextViewに入れたりしていましたが、一度変数に入れる練習をするといいかも。また、この辺からは、.textはtoStringするようにした方がいいかもしれません。つまり以下のような感じ。

val s = findViewById<TextView>(R.id.edit1).text.toString()
val s2 = s+"ふがふが"
findViewById<TextView>(R.id.label1).text = s2

この課題と次の課題を実際にやってみた動画。

以下のようなレイアウトを作って

ボタンが押された時に

をしよう。

以下のようなレイアウトを作って

ボタンが押された時に二つのスイッチの状態に応じて、下のテキストをTextViewに表示せよ。

ここでは、ifを入れ子にして解決するのが意図した答えですが、&&を使ってもいいです。 &&で「両方ともtrueだったら」という意味に、||で「どちらかがtrueだったら」という意味になります。

これをそれぞれ論理和と論理積といいますが、難しい言葉なのであまり使われず、「あんどあんど」とか「おあおあ」とか言われている事が多い気がする。

fun main() { val flag1 = true val flag2 = false if(flag1 && flag2) { println("どっちもtrue") } if(flag1 || flag2) { println("どっちかがtrue") } }

以下のように並べたレイアウトを作って、

上二つのEditTextに入力された数字を足したものを下のTextViewに表示してみよう。数字以外が入れられた時のことは考えなくていいです。

ここで、EditTextのtextをそのままtoInt()しようとしても出来ないはずです。 textを一旦toString()してからtoInt()する必要があります。

以下のように並べたレイアウトを作って、

上二つのEditTextに入力されたテキストをつなぎあわせたものをTextViewに表示しよう。

ほとんど上と同じですが、二つのEditTextのテキストの間に「：間です：」を挟もう。つまり、１つ目に「ほげ」、二つ目に「いか」と入力されたら、"ほげ：間です：いか"をTextViewに表示しよう。

以下のように並べたレイアウトを作り

ボタンが押された時に、EditTextの内容が”ほげ”だったら、TextViewに”正解”と、それ以外なら”違います”と表示しよう。

ifと文字列の==の課題です。