この文書を作ろうとしたあらすじ
あらすじ(モチベーション)
まず始めるにあたり、何をやりたいのか、みたいなのをつらつら書いてみたいと思います。 ここはプログラマ向けの話で対象読者向けの話じゃないので、JavaScriptを勉強しよう、と思ってここに居る人は読まなくてOKです。
もともとは、「算数挫折したけど、ツクールMVのプラグインとかいじる為、JavaScript覚えたい」という話を聞いたのがきっかけ。
JavaScriptって昨今はそういう拡張系の用途が結構あって、そういう理由で覚えたい人も結構多いと思う。 そういう用途ってだいたいは降ってくるオブジェクトやらAPI呼び出しで得たオブジェクトのメソッド呼んだりするだけで、別に自分でオブジェクト作ったりする必要も無いし、そんな複雑な処理も要らない事が多い。
でもそういった入門は、だいたい「環境の理解」と「プログラム言語の理解」を同時にしていかなきゃいけないので、不必要に難しい。
世の中のJavaScriptの本は、htmlを前提としているか、または他のプログラム言語の知識を前提としている物が多い。 でもhtmlの中でJS使うって凄いトリッキーで、htmlとJSを同時にしらないといけないし、入門としては全然優しくない。 言語自体の解説は本格的なのばかりで、算数挫折した人向けに、簡単な言語要素だけを説明する、というのはあまり無い気がする。
という事で、あまり難しい事は説明しないで、簡単なプラグインをいじったり出来るくらいの所までの説明を、プログラムをしらない人向けにしておきたいな、と思った。
内容
基本的には特定の環境は前提としないけれど、ツクールのMVやら(ディスコンだけど)Unityとかで使う事を前提に、コンベンションもそれらに近い形で書いていきたい。これは通常のwebのJSとは大分異なる。 文字列の出力などのAPIは独自の物を用意するが、多少似せる。
文字列の処理はそんなにはやらない事が多いので、通常の入門よりも文字列周辺を浅めにしていきたい(連結くらい)。 また、for文もそんなに使わないので、ループなどは扱わない。
関数は無名な奴も名前付きな奴も割とじっくり扱う。 メソッド呼び出しは細かい理屈は説明しないが、使う側はたくさん例を出す。
基本的には対話的に試していって、幾つか問題も問いていく形にする。