はじめてのJavaScriptプログラム

さて、記念すべき第一回です。

ただ、プログラムは最初が一番難しい。 プログラムの最初は、ちゃんと説明するといろいろ複雑です。

そこで、最初は分からないまま動かしてみましょう。 動かしているうちになんとなく分かっていくものです。

そういう訳で、この第一回では、あまり理屈は考えずに、とにかくいろいろ動かしてみる所から始めたいと思います。

計算をしてみよう

まずは「3たす4」を計算してみましょう。「3たす4」を計算するJavaScriptのプログラムは以下のようになります。

結果:

 

こうなります。「+」の前後の空白は無くても構いません。「実行」ボタン押してみてください。「結果」の所に7と表示されたはずです。 3たす4は7、という事ですね。

なお、このテキストエリアは変更して実行する事が出来るので、上の3や4の数字をいろいろ変えて試してみてください。例えば123+456などを試してみるとどうでしょう?

全然プログラムっぽく見えませんが、これも立派なJavaScriptのプログラムです。

では次に掛け算です。「5掛ける12」は以下のようになります。

結果:

 

掛けるはJavaScriptでは「*」で表します。なお、割り算は「/」です。 つなげて書く事も出来ます。

結果:

 

こうやって普通に計算する事が出来ます。 ではここまでを踏まえて、問題を解いてみましょう。

課題1. 8たす4を計算せよ

ここまでの説明を参考に、8たす4を計算してみてください。

これが記念すべき初の課題となるので、課題の解き方を説明します。
下のテキスト入力する所に、コードを書いて実行を押してください。 正解なら「正解です」と表示されます。

また、答えを見たい時は「答えを見る」のボタンを押してください。

結果:

答え:
8+4

 

出来ましたでしょうか?もし出来たら、あなたは記念すべき最初のJavaScriptのプログラミングをした、という事になります。おめでとう!

もう一つやってみましょう。こういうのは深く考えずに一杯やってみるのが一番です。

課題2. 8割る2を計算せよ

結果:

答え:
8/2

 

文字を作ろう

さて、プログラムでは、計算の他に、文字を表示したい事もあります。 文字というのはプログラムでは「文字列」と言います。

例えば、「ぬっくぬくなこーしー」という文字は、以下のように表します。

結果:

 

JavaScriptでは、文字はダブルクオート、「”」で囲むという決まりになっています。 文字は英語でも日本語でもこうやってダブルクオートで囲んで書く事が出来ます。

例えばこんなのや、

結果:

 

英語の文字とか、

結果:

 

鳴き声(?)やら、

結果:

 

もこういう風に書けます。

さらに、文字は「+」でつなげる事が出来ます。

結果:

 

結果では「+」がなくなって一つの文になりましたね。 今はなんだか良く分からなくても、そんな事もある、と思っておいてください。

それでは文字の問題もやってみましょう。

課題1. 「筋トレしろ!」という文字を作れ

結果:

答え:
"筋トレしろ!"

 

課題2. 「自意識チェックを」という文字と「しろ!」という文字を連結せよ

結果:

答え:
"自意識チェックを"+"しろ!"

 

これだけだとなんでわざわざ連結なんて事をしなきゃいけないのか良く分からないと思いますが、最初はそういうものです。 もうちょっと複雑になっていくと、使い道は自然と分かるようになるので、最初はあんまり何の役に立つのか、とか考えずに進めてみてください。

以上で第一回は終わりです。お疲れさまでした。

第一回まとめ

第一回はとりあえず動かしてみるのを目的としたので、細かい所で分からない所もあったかもしれませんが、 あまり気にしないで先に進んでください。 以下の事くらいが分かっていればとりあえずはOKです。

  1. JavaScriptでは足し算とか出来る
  2. 文字はダブルクオートで囲む
  3. 文字は+で連結出来る