イタリア語はちょっとマイナー言語なのでAndroid版のアプリとかに良い辞書が無い(伊英はあって、これは持ってる)。 iOSはあるんだが、iOSのデバイスはすべて仕事の機材で借り物なので、 将来イタリアに行く時に持っていく事は出来なさそう。
そう思っていたら、一生さんがフランス語の電子辞書を買うとか言っているのを見て、 逆転の発想であえて電子辞書を買えばいいのか、と思い至る。
イタリア語の選択肢は幾つかあるが、カシオのEX-Wordのダウンロード追加コンテンツを買うのが一番良さそう。
XDの後の2つのローマ字がSX, SV, SRだと追加コンテンツを入れられるっぽい。 この辺の事は以下のサイトが参考になった。
イタリア語電子辞書はある?コンテンツ追加方法・アプリを紹介【カシオ・シャープ】|ランク王
ここで紹介されていたXD-SR6500BKは、Windows PCに専用ソフトを入れて転送しないといけない、という面倒があるが、 中古で1万円程度でAmazonで売っているので、これを買う事にした。 以下は公式サイト。
[XD-SR6500 - XD-SR | 電子辞書 | CASIO](https://casio.jp/exword/products/XD-SR6500/) |
専用ソフトはCASIO Educational Libraryという名前で、Win 10や11対応っぽい。>電子辞書 よくあるご質問 パソコンソフト CASIO Educational Library - CASIO
試しにインストールしてCASIO IDというのを取得してみたが特に問題無く出来たのでこれで行く。 VC++ 2013の再配布ランタイムをインストールするのが、なんで2013…と不安になるが、問題無く起動出来た。
なお、他の候補としては以下も検討した
小学生モデルで大丈夫なのか?というのは良く分からないが、調べた感じだと平気そう。
ポチってから2日で届く。中古なので製品は説明書もなく梱包材に包まれて届いたが、割と綺麗で十分満足。
専用ソフトにつなげる。マイクロUSBケーブル。手順は公式サイトに動画があって、これを見ないとやや発見が困難だが接続はできた。(コンテンツ一覧のツールのライブラリーの中にある)。最初は反応しなかったが、どうもケーブルが良くなかったようでケーブル変えたら接続できた。
追加コンテンツを買ってみる。とりあえず伊和、和伊のイタリア語セットみたいなのが11000円でこれは買う。 これには辞書の他に、ゼロから始めるイタリア語と口が覚えるイタリア語がついている。 口が覚えるイタリア語はそのうち買っても良いと思っていたので悪くないかもしれん。
何故かコンテンツ一覧のタイトルが文字化けしてて読めないな。けれど4つしか無いので上から順番に選んで見れば分かるしコンテンツ自体は問題なく見れる。 むしろ口が覚えるイタリア語は、アプリとして使える感じなのでコンテンツの性質上こちらの方が向いている気がする。
ついでに伊英、英伊の4400円のオックスフォード辞書も買う。 これはAndroid版を持っているのだが、串刺し検索で使える方が便利だろう、という事で。 ただ見出し語しか検索出来ないので再帰動詞の用法が知りたい時とかにやや不便か。 これは中に飛べて欲しいなぁ。
タッチペンは面倒かと思ったが普通に指で選べる。使った印象は悪くない。
この手のPC転送アプリは良い思い出が無いが、CASIOのこのアプリは結構出来が良い。 最初はいちいちPCに入れるの嫌だなぁ、と思っていたが、このくらい使いやすければデバイスでダウンロードするよりいいかもしれん。
余談だが最初から入っている野鳥図鑑とかはちょっと興味あるな。 検索メインで先頭から読んでいく感じに不向きな気もするが、ついでに入っていたコンテンツとしてはちょっと使ってみたい気もする。
全体的には良い買い物をした気がする。