今年の目標は 2021の目標 - なーんだ、ただの水たまりじゃないか だが、これはまだ序盤の2月早々に失敗を認めている。2021年の仕事の目標を見直す - なーんだ、ただの水たまりじゃないか という事で評価が難しい所があるが、そういうあたりも含めて振り返ってみたい。

お仕事

年始の目標はこれが主体で、全く達成出来ていない。 残念な一年だった。 これは上記の見直すの所でも書いた事だが、 この情けない結果からは目をそらさずに行きたい。

一方で5月末に撤退する、というのはなかなか良い判断だったと思う。 2月末に駄目そうだ、と思い、5末に撤退しているのはなかなかのスピードだったと思う。 また撤退したあとの生活もなかなか良かったので、撤退自体の判断も良かったと思う。

だが、来年からまたこの仕事を再開しようと考えている。 この判断が正しいものかどうかは未だに自信が持てていないが、その判断については今年の振り返りというよりは来年の話と思うので、 今回は触れない。

総括すると、一番重要な目標は全く達成されず、残念だった。 ただその被害は最小になるようには動けたと思う。

ギター

年始の目標はアドリブを弾けるようになってソロギターを作るのも出来るようになる、という事を挙げていたが、 これは達成されていない。アドリブに関しては現時点では手強すぎると判断し、今は諦めた。

ただ、その代わり今月に入ってからはソロギターを結構真面目に練習していて、これはかなり良いと思っている。

以前ソロギターに行き詰まりを感じたのは、本を買ってきても気にいる曲が少なすぎる、という所だった。 また、主要なコード以外だと全然何をやっているのか分からず、形を覚えるだけであまり成長が感じられない、というのもあった。

だが最近龍蔵さんというyoutubeでソロギターの動画を挙げてその楽譜とタブを販売している人を見つけて、 この動画で気に入る曲はたくさんあって、その気に入ったものだけを単体で買うというスタイルだと、 本を買うよりも気に入ったもののレパートリーを増やせて良い。

また、このタブ譜には楽譜とコードがついていて、どうしてそうなっているのかが理解しやすい。 アレンジもレギュラーチューニングが多いので、コードが分かりやすい。 さらに前回行き詰まりを感じた頃に比べて、自分がトライアドとかの練習でよりいろんな場所のコードが理解出来るようになったのもあって、 形をただなぞっているだけでは無くもうちょっと練習になっている気がしている。

アドリブに行き詰まってソロギターに戻ってきたのは、割と正しいというか上達の正しい進み方と思っていて、 中級の壁を超えたというのとは違うかもしれないが、年始になんとか改善したいと思っていた新しい方向性にはたどり着けているんじゃないか。

総括すると、目標とは違うがなかなか悪くない。

ストレッチ

年始の目標は開脚前屈でおでこをつける、というもので、これは達成出来ていない。 ただ成長はしている。年始にも書いたが、肘がつく、とおでこがつく、の間にマイルストーンが無いのが無理があるという問題に思う。

個人的には去年の年末よりもさらに深く出来るようになっていると思うのだけれど、去年の年末も全く同じ事を言っている。 これはおでこがついて初めて証明される事だろうなぁ。

ストレッチは割と出来ているので、そこは評価したい。

総括すると、目標は達成出来ていないが目標が高すぎただけで順調にできているんじゃないか。

健康方面

割と運動は改善が進んだと思う。ステッパーで室内の有酸素運動が導入されたのは結構大きいんじゃないか。

室内の有酸素運動にステッパーはどうだろう? - なーんだ、ただの水たまりじゃないか

またサーフィンなどは結構出来たので、運動不足では無かった。また冬になって海に入らなくなってからはプールも再開して泳いでいて、 まぁまぁ運動が出来ている。

健康診断も一通り行けたし、歯医者も行けた。健康診断の結果もそこそこだったし、 またオーディオブックの影響で食生活の改善が進み、健康度合いは改善が進んでいる気がする。 LDLコレステロール値や中性脂肪値は標準圏内だが高めなので、もうしばらく今の食生活を続けてからまた計測したい所。

腹筋はバキっと割れているというほどでも無いが、俺史上最高を更新しているんじゃないか、という感じで満足度高い。

という事で健康方面は満点でいいんじゃないか。この項目が良いのは良い事だ。

プログラム関連のアウトプットはなかなか良かった

年始の目標の段階では仕事をメインにする気だったので何も考えていなかった事だが、 今年は結構いいものが作れた。

特にTeFWikiとPngNoteは自分の生活への影響も大きく、 自身の問題をちゃんと解決出来ていて、満足度が高い。 github pagesで公開出来る体制が作れたのは良かったと思う。 書籍の感想とかこれまでのブログより大きく改善しているし。 実際RandomThoughtsの充実ぶりを見ればこのシステムが上手く行っているのは分かるだろう。

また、PngNoteはredditでそれなりに反響もあったのは良かった。 もうちょっと機能追加したい気もしているし続けていたらもうちょっとおおきな所まで育ったかもしれないが、 redditでもやっていけるなぁ、と思えたのは良かった。

guashやCalclarkは反響は無いが結構面白いものが作れたと思っていて、これも結構満足している。

そのほか今年作ったものは自分がよく使っていて結構出来も良いと思っているものが多くて、反響はあまり無いけど結構満足度は高い。

今年やりたいと思っていたおおきな成果みたいなのとは方向性が違くて、 おおきな事をやらずにちまちま小さいもの作ってていいのか!?という気もちょっとはするけれど、 一方で本当にやるべきはこういう事の延長にあるかもしれない、という気もしている。

インプット方面の改善が進んだ

本は結構読めた。Covid-19情勢が改善した結果カフェに行けるようになった、という側面もあるし、 ポモドーロテクニックの導入で本を読む時間が増えたというのもある。 また、オーディオブックの導入で聴いた本もかなり多く、 年始の状況に比べてだいぶいい感じになってきたと思う。

特にオーディオブックでは酷い本に当たる事も増えたけれど、それでも本を読むなり聴くなりするのはSNS見ているよりは遥かに有益だなぁ、 と思う。

生物学の勉強を凄いした

年始のメインの目標が達成されず早期に撤退して、では何をやったのか、と言えば「生物学の勉強をした」が答えになると思う。

大きく3つの事をやった

やった事は生物学からだいたい辿れるが、大きく分けて3つ。

5月末に仕事をやめたあとに、教科書に2ヶ月、Introに3ヶ月、Biochemistryに2ヶ月で、オーバーラップがあるのでこれだけで一年の後半が終わったと言っても良いくらい生物の勉強ばかりやっていた。 一日のメインのタスクとして生物学の勉強をやって、余った時間で他の事をやる、という感じの日々を過ごしていた。

生物学の勉強をした事についての考え

現在は来年も引き続き生物学を学んでいき、とりあえず細胞生物学と分生生物学を学部三年までの範囲でやるくらいまではやろうと思っている。

今年生物学を学んだのはとても良かったと思っている。 生物学はとてもおもしろいし、自分が生物であるという事から日常との関わりも深く、学んだ知識を活用出来る場面も多い。

また、時代的にも我々はちょうどいろいろな事が分かる時期に居て、 生物の不思議というグランドクエストを人類が皆で大きく推し進めているのをリアルタイムで見る楽しみがある。 これは20世紀初頭の物理を学ぶのと同じような楽しさだろうな、と思う。 今のタイミングで学ぶ対象としてとても適切だと思う。

それと自然科学という事を考えるにあたり、生物という学問は非常に重要である、と考えるようにもなった。 物理や数学よりも、実験という事をもっと身近に学ぶ事が出来るし、 それが自然科学に対して与える意義のような事も良く分かる。 医学よりも実験がしやすく、まだまだ分からない事がいっぱいある中で実験で前に進んでいく感じが、 より自然科学的だと思う。 物理や数学も学ぶ意義のある事だと思うけれど、生物ももうひとつの柱として学ぶべきなんじゃないか、と今では思うようになった。 予想だが、100年後くらいにはそういう教育課程になっているんじゃないかなぁ。今は過渡期というか、突然生物学の理解が大きく進んだのに世の中が追いついていないだけなんじゃないか。 そういう訳で、教養という点でも生物を学ぶ意義は大きいと思っている。

生物学を学ぶ事は、自分の一年間を掛けるに値する事だし、また来年も掛けるに値する意義のある事だと思っている。 そういう点で今年を振り返る時には生物学をしっかり勉強したのは重要な事でもあるし、おおきな成果だとも思っている。 これは仕事を早く撤退した結果得たものであり、あのまま続けているよりは良かったな、と思っている。

ただ、学んだ結果どうなるのか、というのは良く分かってないんだよねぇ。 まぁ教養とはそういうものという気もするし、そういう目先の結果から逆算出来る事以外を学ぶ事に意義があるような気もする。

ここまで学んだからにはキャリアにもなんか活かしたいなという気持ちはあるけれど、 キャリアに活かす為に学んだという訳では全く無い(その為なら700xまでで十分すぎるだろう)。

まとめ

仕事は駄目だった。生物と健康は良かった。ギターやプログラムはぼちぼち。