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続ゆっくりじっくりイタリア語

Contents:
  1. 放映時期
  2. コースの内容
  3. コースの構成
  4. コースを最後まで終えた感想
  5. やっていた当時のメモ

まいにちイタリア語の応用編のシリーズ。とても気に入っている。

放映時期

再放送だと思うが2022年の10月〜2023年の3月 の間の放映で勉強した。 自分がやっていたのは2022年の12月〜2023年の6月くらい。

テキストはBookwalkerで買った。(後でどのサービスで買ったか分からなくなりがちなのでメモ)

コースの内容

このコースは動詞を中心としたコースで、andareなどの基本的だが使い方が多様な動詞などから始まり、 補助動詞などの話、そして法(時制)を一通りやって終わる感じになる。 法に関しては入門書よりは深くじっくりとやるが、中級教材よりは浅い感じに思う。 接続法は割と初歩的な内容をじっくりやる程度だし、命令法とかジェルンディオはやらない。 続、というタイトルになっているが、特に途中から始まる感じは無く、 中級の教材として普通に始まっているように思う。 動詞を中心にするので、逆に間接目的語とか前置詞とか比較とか接続詞とか関係代名詞とか冠詞とかそういうのはあまり取り上げない。 だからイタリア語の全体を学ぶという内容では無く、動詞を中心に、 入門書では十分に時間をかけられていない所を重点的に補っていくような内容になっている。

難度としては初級と中級の間くらいの難度で、まいにちイタリア語の応用編としてはかなり優しい部類に入る。 ただ入門編よりは確かに難しいので、応用編である事は正しい。 このくらいの難度の教材が不足しているので、非常にありがたいと思った。

放送の方ではかなり語注などの解説は入るので、聴いているだけでもだいたいぜんぶ分かるし、 テキストの語注もかなり充実しているので、テキストも確認すれば分からない所も残らない。 イタリア語の中級教材の問題点である、入門を終えたくらいの人がやっても分からない部分が最後まで残って続けるのが大変というのが無い。

コースの構成

4課で1スキット。 4課のうち2課で前半を、残りの2課で後半をやる。 各課は2〜3文くらいになってしまい、そのうち一文はキーフレーズなので、本当に少ししかやらない。

各課は毎回スキット全体をまず流し、その後その課でやるキーフレーズをやったあとに、その課でやる前半か後半かどちらかをもう一回流す、という構成で、 全体は4回、前半だけを2回、後半だけを2回は流すので、同じ所を6回は繰り返し聴く事になり、 さらに解説もほぼ1文ずつを繰り返すので7回聴く事になる。 特にキーフレーズを4課、4文覚えた後でこれだけ聴くと、キーフレーズもかなり定着するし、その周辺の文もかなり覚えられる。

スキットのその課でやる部分の解説が終わった後は、基本的な文法問題のような練習問題がいくつか続く。 音声だけで聴いて書き換えるのはかなり難しく、作文的な勉強にもなる。 こういうのは本についていてもサボってやらない事が多いので、暇つぶしとしても聴く事が多いラジオ講座向きだな、と思った。

コースを最後まで終えた感想

ブログにした。

続・ゆっくりじっくりイタリア語を最後まで終えた - なーんだ、ただの水たまりじゃないか

やっていた当時のメモ

2023-06-18

最後まで終わった。後半は割とちゃんとキーフレーズを覚えたりしていて、まぁまぁちゃんとやった。スキットはほぼ全部覚えているに近い状態じゃないか。 いい加減にしていた未来形、条件法、接続法のあたりも割ときっちり覚えた。 初級と中級の間を割ときっちり埋められたと思う。良いシリーズだった。

せっかくなので2周目もやりたいかな。

2023-03-26

最近は車で聴いているのは続行している上に、夜暇な時にブラウザでBookwalkerで買ったテキストをパラパラ見ている。 聴いていて分からない所を確認する程度だが、なかなかストレス無く出来る割には学習効果も高い気がしている。 車でラジオ講座を聴いてあとでテキストを見返す、というのは必勝パターンなんじゃないか。

2023-02-18

最近はイタリア語をさぼり気味だったのだが、奄美大島に来て運転中などの暇つぶしに聴くようになったところ、 割と復習効果が高くて良い。ポータブルスピーカーで聴いている。

半年のコース。内容的には動詞の用法が主で、だいたい活用の話になる。 感じとしては入門書の後半半分から始まり、ちょっと収まりきらない後半の話をしっかりやる、というのを想像しておくとだいたい当たってると思う。

なのだけれど、各課のダイアログがそれなりの量で聴き応えがあり、動詞の話だけでなく、語彙、読解、リスニングなどの強化の為に分量をこなしたい人にも良い内容となっていて、 対話型の入門以上中級未満くらいの、イタリア語の教材に不足しがちなものになっている。

この続ゆっくりじっくりイタリア語は応用編にしては難度が低く、テキストを見なくても聞いているだけでほぼ内容 についていける。 けれど入門編ほど内容が薄くないので、聞いていて勉強になる感じがある。 テキストはいらないとは思うのだけれど、入門と中級の間の教材として分量をこなしたい時に優れた教材と思うので、 テキストも一応買っておいている。 飛行機の中などで軽く対話のテキストを読んだりする程度はしていて、 対話の読解の教材として語注や文法解説も充実していて手頃で良い。