最近イタリア語の学習に手応えを感じ始めているので、近況でも書きたくなった。 なおイタリア語はこれまでも結構いろいろ書いてきているのでWikiを参照するのがいいかもしれない。 >イタリア語

イタリア語は2019年くらいは割と真面目に勉強していて、 その後新型コロナの流行に伴い行くイタリアに行く気も無くなって学習が停滞し、 たまに思い出したように復習する、というのを続けては飽きてやめるというのを繰り返している。 真面目に勉強していた時に入門を超えたが中級には入れない、くらいの所までは到達していて、 その頃か現在のどちらかが最高到達点かな、と思う。 つまり現在も中級には入れないくらいの所に居る。

最近の復習は奄美大島で車で買い物に行く時に暇だったので、 暇つぶしに録り溜めしているNHKのラジオ講座を聴くようにしたのが始まりだった。 >まいにちイタリア語

聴いているのはまいにちイタリア語応用編の、続ゆっくりじっくりイタリア語、というシリーズ。 6ヶ月のコースで現在4ヶ月まで終えたが、これがなかなか手応えを感じていてブログを書きたくなったというのがこのエントリを書くきっかけ。 このシリーズはタイトルの通り、本当にゆっくりじっくり進む。 通常のコースなら一回で終わりそうな対話を4回に分けて繰り返しやるので、 運転しながら、とか聴くのにちょうど良い。 スキットのうちの半分くらいはキーフレーズとして詳細にやるので割と覚えられて、 結果として終わる頃にはスキット全体をほぼ聞き取れて覚えてしまっている、という状態になる。 かけてる期間の割には分量は少ないと思うけれど、 その位の方がなにかしながら聴くラジオ講座としては良いんじゃないかなぁ。

奄美に居る頃に運転の間聴いていたら割と内容を覚えられたので、聴いているだけではわからない所をテキストを買って復習するようにした所、 惰性でやっている割にはかなり手応えがあって、 最近はイタリア語の学習が割と楽しくなってきている。 聞き取れない所を半分暗唱するような感じで何度も区間リピートでシャドウイングしたりしていて、 これが聞き取れない語群を塊ごと丸暗記する事になっていて、ストックが増えてリスニング力が向上していっている。

奄美から帰ってきたあとは、飛行機や電車、バスでの移動の暇つぶしに聴いていたのだが、 ちょうど引っ越し関連で移動が多かったので、結構聴く機会が多く、 結果として全6ヶ月のコースのうち4ヶ月くらいまで終わり、 文法的には大過去まで終わった感じになる。次が未来で次が接続法と条件法。 接続法と条件法はこれだけではたりなさそうなので他のコースに期待という感じだろうけれど、 その手前まではかなりしっかりやれた感じがある。

また、このくらいの分量を終えたことで、それなりの分量の文章をたくさん聴いて覚える、という事にもなっている。 語彙も増えて耳になれた熟語や言い回しも増えてきて、リスニング能力も上がってきた気がする。 この初級と中級の間で文法的テーマに沿っているたくさんの対話文を覚えるというのは非常に有効な勉強法だと思っていて、 実際スペイン語はこれでだいぶ喋れるようになった。 イタリア語はこれをやれる手頃な教材が無かったが、このラジオ講座はそれが出来る良いシリーズと思う。 4ヶ月分の量を終えた事でだいぶ手応えが出てきた。

という事で、そろそろ中級の入り口が近づいてきている気もする。 以前挫折した中級向けの教材も、ちらっと見たら分かるのが増えている気がする。

今やってるラジオ講座が最後まで終わったら、少しイタリア語強化月間を設けて、中級レベルまで引き上げてみてもいいかもしれない。 中級まで行ったら現地でしばらく使ってみたいんだよなぁ。 イタリア行くか?