【書籍】世界一シンプルで科学的に証明された究極の食事【書籍】科学者たちが語る食欲に影響されたのと、 なぜか新型コロナで資産が大きく増えて、40代の予定資産をだいぶ超えてしまっているので出費を増やそうと思ったのが相まって、 食べるものにもうちょっとお金を掛けようとしてみている。 目的は健康的な食事。

ただ、美味しい食事に関しては青天井とまでは行かないまでも相当に高い所まで高いものが存在するのだが、 健康的な食事、というのは、そこまで高いものでも無い。 というのは、一定以上試されてないと健康かどうかは結論が出ないので、 基本的に健康と分かっているものは大衆食という事になるからだ。 たまに贅沢で食べる美味しいものが健康に良いかは分からないのだった。 むしろ美味しいものは糖尿病とか痛風とかになりやすい物が多い。

健康に良いと言われているものは、一番安いものでは無い。 例えば、パックごはんをパック玄米に変える、みたいな時、たしかに高くはなる。 白いごはん3パックが230円の所、玄米だと430円とか。 でも所詮は430円だし、玄米100%のパックご飯が存在する以上、これ以上whole grainの割合を増やす方法は無い。

BaseFoodも成分を見る限り全粒粉主体のようだが、これも普通の菓子パンよりは高いけれど、 一つ180円とかその程度。 手軽さでこれを上回るのは難しいが、より面倒にしてもこれより健康的にするのはなかなか大変だ。

BASE BREADのプレーンは、バターの代わりにオリーブオイルに浸して食べているが、バターの代わりにオリーブオイルもそこまで高いものでは無い。 というかどちらが高いか良く分からないな。 こちらは値段の違いというよりは美味しさの違いだよなぁ。

おやつをナッツにすると300円くらいになるかと思ったが、ナッツはすぐ太るので食べ過ぎる訳にも行かず、 むしろ量は減るから値段は大差無くなった。

果物は普段から食べていたのと変更無いので別段お金のかけようも無い。 高いりんごを買えば大きく食べごたえがあって美味しいが、一方で毎食一つ食べるのは多すぎになってしまって健康に良い訳でも無い。

配食サービスは安上がりだが、もともと割と健康的なのであまり変えて健康を改善出来る気もしない。

こうして考えると、健康的な食事に掛けられるお金は割とすぐに頭打ちになってしまう。 そもそもに健康を考えると食べる量は減らす事の方が多いので、お金を掛けようにも量的には増やす事は出来ない。

しかも【書籍】科学者たちが語る食欲にもあるように、食物繊維の多いものは基本的に美味しくない。 美味しくなくて高いものには限界があるよなぁ。

だいたい、健康的な食事は加工度合いが少ない方向に行きがちだ。 加工の度合いを高めてお金を掛ける場合はどこまでも高く出来るが、 加工を減らしていく側には限度がある。 ましてや多数のサンプルの長い期間の結果を調べられるものとなると、そんなに高いものが残らないのも当然だよなぁ。 高いというのは希少という事だから健康かどうかは分からん。

という事で食べるものをより健康にすべく金を掛けようとすると、意外とすぐに頭打ちになってしまう、という事に気づいた。 逆に言えば大した額じゃないのだから、いつも健康的な食事に金を出しておく方が良い気もしてくる。

余談だが、手軽さともあまりトレードオフが無いよなぁ。 配食サービスBaseFoodやミューズリは、これ以上手軽に出来ないくらい手軽なものだが、健康という面でもなかなか良い。

参考リンク: 食事関連 - RandomThoughts