最近は細かいツールをいろいろ作っているけれど、これ以上足す物が無い、と思えるようなツールと、 あれもこれもやらなくてはいけなくて使えるようになるまで先が長く、 使えるようになった後も完成と呼べるまではずっと時間がかかりそう、と思うものがある。

例えばhtmnix_chartは数十分で作ったツールだがもうこれで完成だろう。足すものが無い。 mdvcatも、これでほぼ完成といって良い気がする。 Androidのアプリで言えばいつなにとかもこれ以上足すものが無い、という完成の仕方をしていると思う。

一方で、最近作っていたcsvplrなどはまだまだ追加するものがある。 summariseはgroup_byしてない時にはまだ動いていないし、比較演算まわりも実装していないし、 文字列まわりも全く実装していない。 uitもまだまだ使い物になるまでに実装しないといけない事は多く、まだ使い始められていない。

どこまで行っても完成しなさそうなツールというのにも有用なものはあるし、 たぶんもっと良い切り口が存在しないような問題というのもあるだろう。 けれど、軽く作り始めてとりあえず使える所まで進めて、「これ以上足すべきものが無いな」と思えるツールというのは、 だいたいはとても良いツールだとも思う。 そうしたツールは、完成度も高く使いやすくてメンテナンスも容易だ。

足すものを考えて「うーん…これ以上何も足す必要は無いし削る事も出来ないな」と感じた時には、「これが完成だ」というような感慨、無欠さのようなものが訪れる。 何かを完成させた、と思えるのは、物を作る人間として一つの何かを道の終着点まで導いた、 というような、何かを為したという満足感が得られて良い。