AnkiDroid溜まりすぎ問題
最近イタリア語でShort Stories for Beginnersをやっていて、知らない単語を片っ端から登録して行ったところ、AnkiDroidやる時間に他の勉強時間が押し出されてしまった。 Italian: Short Stories for Beginners(このブログのエントリ)
この読解教材で、1パラグラフくらい進めるともう10単語くらい登録する事になる。 2~3パラグラフ進めるだけで大分溜まってしまい、それまでの分と合わせると自分的には過剰になってしまう。 だから最近は1~2パラグラフくらい進めた所で止めているが、それでは単語の勉強時間が多すぎて読解やリスニングの勉強時間が少なすぎる、という事になっている。 片っ端から登録してフィルタリングに任せて勝手になくなっていくのを期待する、というやり方は、やはり勉強時間を固定とすると問題が多い。
どうすべきだろうか?
まず、どうしてこうなるのか、というと、知らない単語が多すぎるからだ。この教材は自分の実力からするとちょっと難し過ぎるのだが、 これより簡単な手頃な読解教材は存在しないので仕方ないのだよなぁ。 一方で読むだけなら長押しの辞書と語注と分からない単語は適当に推測でなんとなく読める。 なんとなく読んでいくと、何度も出てくる単語は覚えていくし、読解の経験も積めて読解力も上がる。 そういう訳で、読解の教材として使える程度のむずかしさでもある。
Kindleの長押しの辞書は、これで引いても全然覚えてないのだよな。意味の方だけ一瞬短期記憶に入るだけで先に進んじゃうので単語自体が頭に入らないし、すぐに忘れる。 だから読解を進めてもあんまり語彙が増えない。何度か復習して辞書なしで読める所までやってから何周か回せば覚えるのだが。
以上を踏まえて、どうすべきか?ぱっと考えると、以下の三つくらいを思いついた。
- このまま単語を全部登録していく
- 重要そうなのだけ厳選して登録して、分からない単語でも積極的に見逃す
- 単語登録をせず、もっと読解の時間で覚えていくように復習を頑張る
1について。まず分からない単語がいっぱい当たるのは、語彙力が無いからだ。片っ端から登録して頑張って覚えるのが良い可能性はある。 しばらくやってけばある程度語彙力が増えれば分からない単語にぶつかる頻度は落ちていくはずだ。
一方で、AnkiDroidの時間が増えてしまうと、読解やリスニングで自然と最近覚えた単語にまた出会う、という機会が失われる。 単語学習ではこの、他の事やってる時に単語の勉強でやったのに当たる、というのはモチベーションという点でも記憶という点でも結構重要だと思う。 単語の学習時間が他の学習に使う時間を押し出してしまっている現状は良く無い気もする。
2は単純にAnkiDroidに登録する単語の分量を減らす、という事。現時点でもそんなに変な単語は登録してないので、 要らない単語を入れないというよりは要りそうな単語でも一部しか登録しない、という感じになる。 そもそもに現在のレベルだと、出てくる分からない単語はだいたい全部必須の単語だ。 それであふれてしまっているからといって減らして良いのかはよく分からない。 ただ他の学習時間を押し出してしまっているのが良く無いなら、単語の学習の頻度を減らして、学習を続けていく過程でちょっとずつ増やしていけばいいのでは、というのがこの案の考え。
3は単語の暗記を読解などの学習から引き離すのが現在の学習段階では効率的では無いんじゃないか、という懸念。 語彙はだいぶ増えなくなるが、語彙より経験の方が大事なのでは?という考え。
どれがいいかはまだ良く分かってない。 AnkiDroidに入れてしまえば続けるのは読解の勉強などよりも楽なので、 さぼりがちな時期でも続くというのはあるんだよなぁ。 とりあえずもうしばらく現状維持(つまり1)で進めてみるかなぁ。