10月4日についたが、初日は時差ぼけもあり割とすぐ寝てしまったのでブログは10月5日から。

10月5日(一日目)

今日は初日という事で、 歩き回るのを基本として、そんなに観光とかはしない。

天気はなかなか良くて、朝は少し肌寒いが、日陰のベンチは寒くて日向は暑いのでどっちか悩むくらい。 昼間は歩いてると半袖でもいいな。 なかなかベストシーズンな気がする。

フランス滞在中は多く歩こうと思ってる

旅先の運動は縄跳びなどをよくするが、今回は持ってきてない。 フランス滞在中の運動は歩くをメインにしようかなぁ、と思っている。

運動の服とかを用意するのが面倒というのと、パリとか歩きたいというのもあったので。

そういう訳で運動も兼ねて、通常の観光よりは意識的に多めに歩こうと思ってる。

パリの第一印象

  • 道端にゴミ箱が多い
  • 犬の糞とか多いし、みんな割と片付けない
  • 黒人の比率が多い気がする
  • 道が広い
  • 公園のベンチとか多くて空いてる
  • 浮浪者少ない
  • 信号無視する歩行者多い
  • 自転車多くて割とマナーも悪い(がそこまで危ないという程でも無い)
  • 道はまぁまぁ綺麗

全体的には気に入った。

メトロのシステム

最初は一日券を買おうかと思ったが、4割り増しくらいの値段で10枚券が買える。 一日に5回乗るとは思えないので、10枚券の方がいいという結論に。 あんまりケチらずバンバン使っていこう。

フランス語、全然でてこねー!

最初はそんなもんだが、予想以上に出てこない。 ただなにか言いたい時にその場では出てこなくても、以前やった記憶はあるので後で本を見直す事は出来る。

とりあえず言いたいことが出る都度あとで見直して、その都度覚え直して次の機会を待つしかあるまい。

10月6日(2日目)

朝は3:30に起きてしまう。時差ボケ。まぁ早い分にはどうにかなる。

モンマルトルの丘へ

歩いてモンマルトルの丘の方に行ってみたら、思ったほど遠くは無いが迷いまくった。 意外とパリは道が難しい。

着いてみると観光客が凄い居て驚いた。メトロの駅からここまでの間はあんま居なかったのだが、どうやってピンポイントでここに現れられるのだろう?ツアーバス?

初めての観光客ぎゅうぎゅうのポイントで回る気も起こらなかったのですぐ離脱。だけど眺めはいいね。

昼はサンドイッチ

昨日は20ユーロくらいの昼飯を食べたがメニュー読解力が低くて食べたい物では無かった。

という事でもう少し慣れるまで安いサンドイッチとかで過ごそう、と思ってチーズのサンドイッチを買ってみたらめっさ美味かった。 このチーズ美味いな。これと炭酸水とかが食べられると良いのだが。 バゲットも美味しい。

フランス語をちょっと話し始める

同室の人とかサンドイッチ買う時とか、ちょこっとフランス語を使い始める。 数字はたまにしか聞き取れないしいろいろ言いたい事も言えないが、 たどたどしくても意思の疎通はちょっと出来てるかな。

実際のポテンシャルからするともっと話せるようになるはずだが、最初はこんなもんだろう。昨日よりは続けていけば上達しそうな位は話す機会を作れた。

おやつ時くらいには疲れてしまう

時差ボケで起きるのが早すぎるせいで、14時くらいには疲れてしまう。 昼寝さえしなければ無理しなくてもいいか、という事でスーパーでチーズとか買って宿でまったり。

10月7日 (三日目)

今日は5:30に目がさめた後、ベッドでそのままフランス語の教材を聞いていたらそのまま寝てしまったらしく7:30起き。 時差ボケ解消まであと一歩だな。

今日は天気が悪くて霧雨が降ったりやんだり、という感じ。出られない訳じゃないが観光はしたくないな。 宿の付近で休息デーとしよう。

フランス語に苦戦している理由を考える

なかなか喋れないな、と思ってるフランス語だが、くじけずに何度か挑んだ結果、分かってきた事もある。

まず、フランスの人はフランス語の下手な外国人と話す事に慣れてない。 通じない時にゆっくりもう一度言い直す、とかが出来てない。 どの国でも慣れてない人の方が多いが、 フランスは慣れてない度が高い気がする。 観察してると、ネイティブ同士で話すのと同じくらいのスピードで自分にも話しかけてくる。 しかも言い回しがちょっと難しい。

こんなに国際都市のパリでフランス語の喋れない外国人はたくさん居ると思うのになんでこんな慣れてないのかな?と少し不思議にも思うが、多分観光客などは英語を喋るからじゃないか。 フランス語を喋るけど下手、という人はあまり居ないのかもしれない。

それにプラスして、自分のリスニング能力が低い、というのはある。 入門者は手加減してくれるだろう、と期待してそこまで頑張っては来なかったので、意外と実力が不足している、という部分はある。 フランス語の入門では、語彙よりも早い速度の聞き取りをもうちょっと頑張る必要があるのかもしれない。

もちろん、自分自身の喋る能力が低い、というのはある。最初なので慣れてないのもあるし、自習ではどうしてもインプット中心なので、すぐにはいろいろ出てこない。 このせいで相手にもう一度ゆっくり言ってもらう、とかができてないから、リスニング能力の低さをカバー出来てない。

ただこの喋る方に関しては、なにか言いたい事がその場で出てこなくても後で調べてその都度復習していく事で、改善していってる。これを続けていけばよかろう。

あとメニューが読めない!手書きの文字が筆記体で読めない。これが文字からの類推を邪魔してて、より喋りの能力を要求してくる。 ただここは頑張るとちょこちょこ読み解けるのもあるので、落ち着いて経験を貯めていきたい。

という事でまだまだ自分のポテンシャルを引き出す事は出来てないが、そこには理由があるな、と思うようになってきた。 また、2ヶ月いればその辺は適応出来るかな、という気もしてきている。

10月8日 (四日目)

昨日は、今書いてるC言語教室のサイトの説明に間違いを見つけたので直していた。 ちょうと雨降ってて出かける気はしなかったのでちょうど良いと言えばちょうど良かったが。

今日は観光っぽい事しようかな、と思ってる。エッフェル塔とか凱旋門行こう。

物価の見直し

地下鉄やスーパーでの価格から、当初1EUROを100円くらいの気持ちでいたが、レストランとかはもうちょっと高い。 だいたい12EUROで700〜800円程度の感覚に思う。 15ユーロで1000円くらいか。

日本での物価と完全には比例してないので、相対的に安い物と高い物があるが、だいたいこんな物かな。

デフレと購買力

15年前くらいにドイツに来た時は為替レートも1ユーロが100円くらいで物価もだいたいその位だった。

ドイツとフランスの違いを無視すると、ユーロではあれから2〜3割くらい物価が上がってる気がする。 これは年のインフレ率が2パーセントから3パーセントである事と整合的に思う。

一方で日本の物価はこの15年くらいでどれくらい上がってるか? 例えば缶ジュースは120円になってるが、一方でまいばすけっとでミニペット買うと90円くらいだ。 この辺の価格はむしろ安くなってる気がする。

牛丼は大分値上がりした。もう300円くらいでは食べられない。マクドナルドとかも上がってる気はする。 立ち食いそばは少し上がってるがそんな変わってないかなぁ。 昼の定食は未だに500円くらいの選択肢も結構ある。

上がった物あまり変わらない物あるが、だいたい5パーセントから10パーセントくらい上がってる気はする。

為替レートを考えるとさらに差は大きい。 結果として海外旅行での割高感はかなり大きくなった。 これは購買力という点では日本は貧しくなったという事のはずだが、 一方で給料は上がってるし失業率も低かったので、別にそんなに金が無い訳でも無い。 少なくとも自分の給料は為替レートと物価を考えても問題無い程度には上がってるし、資産はさらに大きく増えてる。

そう考えると、日本の高給取りのプログラマからすると日本の生活費が安い、という感じだよな。 海外に出ると貧しくなった、という気はあんましない。 逆に生活費として消費してる物を受け取ってる人たちは、生産量が増えてない限り貧しくなっているだろうな。

こうして考えると、高い失業率で通貨が高くなっていくよりは、通貨が安くて景気が良い方が良い気がする。 国内なら貧乏人も暮らせるし、国際的に競争力のある人は、それに見合った給料を稼いで海外で遊べる。

金持ちから貧乏人への、ある種の再分配になってるんだろうな。

凱旋門とシャンゼリゼ

おそらく世界一有名な観光スポットである凱旋門とシャンゼリゼ通りに来る。

凱旋門はただの門があるだけと期待してなかったが、荘厳で凄い良かった。大きく期待を裏切られた。 そして足元にはド・ゴール将軍のプレート。駅の名前にもシャルル・ド・ゴールが入っている。

こういう形でアウステルリッツやそこに至るまでの革命を肯定的な気分で日々目にしている、というのは、国民性に大きく影響を与えているよなぁ。

過去のやり方が良かったかは置いといて、そうした闘争の末に今があり、そうした過去に感謝すると共に誇りに思う。 これは大革命の地の人だけが現代に持てる、独特の気質なのだろうな。

シャンゼリゼは別段買う物も無いが、なんとなくカフェでサンドイッチを食べるなどする。うーん、シャンゼリゼ。

聞き取りはまぁまぁ出来るようになってきたかな。しゃべる方は単語言ってるだけでフランス語を喋ってる、という感じでは無いが、相手の質問の意図は理解し、自分ののぞみを伝えることは出来てる。

エッフェル塔へ

オベリスクからセーヌ川に沿ってエッフェル塔まで歩く。ここの風景は素晴らしいな。 パリ、正直いうと大して期待してなかったのだが、来てみると想像以上に満足度高い。 大都会はどこも同じと思ったがそうでも無いな。 ここら辺のセーヌ川沿いの景色は一生忘れないレベルで心に残るだろう。

パリはカペー朝の末期から割と連続して今に至る、世界有数の大都市だからねぇ。こういう所って考えてみると他には無いよな。

エッフェル塔もいかにもエッフェル塔で満足度高い。 パリ万博にもいろいろ思い入れがあるしね。 こういういかにもな象徴的な物がある観光地は満足度高くていいよな。 それが現代の生活と連続してる所がパリの良さか。

10月9日 (5日目)

お、今の宿は今晩までだ。もうちょっとパリには居るよな。 ベルサイユとかはここから日帰りで行く方が良さそうだし。 もう3日くらい滞在したいかな?ユースホステルに移るか。

今日はルーブル美術館に行こうと思う。 やっぱりルーブル美術館には行かないとね!

さて、ルーブル美術館は火曜日は休みだった訳だが(´・ω・`)

シテ島めぐり

という事で明日いく予定だったノートルダム大聖堂に行く。 絵画は暗くていまいち見づらいがステンドグラスは見事。 外から見た外観もいいね。

シテ島はカペー朝の王様がいろいろ出てくるので回っててテンション上がる。

そのままコンシェルジュに行ってくる。革命政府が反体制派を捉えて拘置してた場所で、マリー・アントワネットも死刑まで勾留されていた所だとか。 パンが無いなら、ケーキを食べればいいのに。

フランス革命の進行とかがいろいろ書かれているが、なかなかやばいよな。 ロベスピエールは全く私益が無い所がドラマである。 まったく私益が無いから行く所まで行ってしまった訳だが。

オルセー美術館の前まで行った

飯食べてオルセー美術館に行ってみたら14:30くらいで結構並んでた。 途中まで並んでみたが入るのは15時は過ぎそう。18時までなので3時間弱くらいかぁ。 足りるかどうか微妙だなぁ…

という事で入らずに帰ってくる事に。 宿は明日チェックアウトな事を思い出したので、家帰って次の宿を決めよう。

10月10日 (6日目)

宿は今日までだったのだが、もう少しパリに居たい。せっかくなので宿を変えよう、という事でユースホステルに移る。大分安いし、場所的にもそろそろ気分転換で変えたかったのでちょうど良い。

チェックインのフランス語

前回の宿のスタッフは英語ネイティブの人っぽいので、最初から英語で話しかけてきて、フランス語をしゃべる機会が無かった。

今回のスタッフはフランス語ネイティブっぽくて、なるべくフランス語で話そうとする。(・∀・)イイネ!!

という事でフランス語でやりとりする。 このやりとりは割と練習した奴なので、結構喋れる。一部聞き取れない部分はあったが、はじめて短文じゃないやりとりに成功したヽ(´ー`)ノ

喋る方はこうやって

  • 使う
  • 言えなかった事を調べる

を繰り返せばいいと思うが、これにリスニングの自習を混ぜたいな。 何やったもんか。

今度こそルーブル美術館へ!

ホステルの引っ越しを終えたら12時前くらいだったので、時間的にもまぁ十分だろう、という事でルーブル美術館に向かう。 いっぱい並んでたら明日に順延で。

で、無事回ってきた。 ミロのビーナスとかモナリザとかドラクロワの自由の女神とかメジャーな奴を一通り見るなど。 実際に見ると満足度高いね。

彫刻はギリシャのレベルの高さが謎だ。 ローマの皇帝の彫刻とかもちょこちょこあって、ポンペイウスとかスッラとか探したが見つからなかった。残念。 ただ皇帝の像を見ていくのは結構満足度高かった。

絵はルネッサンスやばいな。 1450年くらいと1500年くらいで絵変わりすぎだろ。

自分のレベルだと別に本物である必要も無いとは思うのだが、こうやって大きな絵がたくさん並んでるのを見るのはいいね。 昔の権力者達がこうした絵を飾りたがった理由も分かる。

明日はベルサイユに行く事に

ロンプラのベルサイユの所を読んでたら、チケットは買っとけ、朝行け、と書いてあった。 明後日は部屋を移る予定なので、朝出るなら明日の方が都合が良さそう。

という事でチケットをオンラインで買う。

10月11日 (7日目)

新しい宿はベッドに電源が無い。スマホとかをかっぱらわられるとダメージがでかいので、寝る時は外部バッテリだけ充電して乗り切る感じにしよう。 これで20ユーロくらい安くなるならアリかな。 朝飯もグレードは落ちたがまぁまぁ。

ベルサイユへRERで

ベルサイユへはRERで行く事にする。 メトロとセットの切符が買えるんだよな、と自動券売機をつついてみたが良く分からなかったので窓口で買うぜ。

ベルサイユ行きたいんだけど、と言ったら、行ったら?みたいな対応されて無駄にフランス語力を試されたが、どうにかチケットは買えた。 これは親切なのか嫌がらせなのか。 練習相手にタダでなってくれるのだからこちらとしては有り難い。

ただチケットが欲しいだけならそう言えば良いのだが、今回はRERの駅まで行かないと買えないのかが良く分かってないので、その辺で変な聞き方になっていたのだろう。

なんか前情報よりちょっと安いのが気になるが、行き先はベルサイユのRER駅になってるので問題無かろう。

ベルサイユ宮殿見てきた!

フランスの歴史の絵画を集めた画廊のようになってて、割と最近真面目に歴史を勉強してた身としてはなかなか面白かった。 近代の戦争を普通に自国のアイデンティティにしている国というのは、我々の感覚からするとちょっと驚きがあるが、これがフランスという国なのだろうな。

クロービスはまぁいいとしてカール・マルテルとかシャルル・マーニュはフランスと言っていいのか?という気もするが、彼らにとっては歴史とはこういう形を取っているのだな、と逆に明らかになってる気もする。

ギリシャ神話の天井画が多いのは不思議な感じがする。 フランクは別にギリシャ関係なくない?みたな。

そしてナポレオンの絵画映えしなさは異常。 当時の画家も困った事だろうな(^_^;)

全部たらたら見てきたら4時間くらい経っただろうか。 めっさ疲れた。良く頑張った。 奥の方の宮殿には行ってない。もともとチケットも本殿のみのものだったが、この疲れ具合からすると正解だったな。

マクドナルドの安さについて

パリでそこらのレストランに入って食べると、安くても15ユーロくらいする。 一方でマクドでメニュー(セットの事)を頼むと5ユーロくらい。圧倒的に安い。

そこでふと思ったが、日本ではマクドナルドで食事ってそんな安く無いよな。 ポテト、ドリンクセットで600円は越える気がする。松屋よりだいたいは高くなるし、ランチならもっと安い所はいくらでもある。サイゼもだいたいもっと安くおさまる。 感覚的には大戸屋と同じくらいの価格帯だよな。

昔はマクドナルドって安い食事のイメージあったよな。サンキューセットとか定食より安かった。 でも今はそうでも無い。

今でも100円メニューだけで粘ると安く居座る事は出来るのだが、そういう時も食事を取る、というイメージはあまり無いだろう。

気づけばファーストフードって安い食事じゃ無くなってるよな。 パリでは明らかに他よりも安いので、昔のイメージをなんとなく思い出した。 時代と共にこの辺は変わってるよなぁ。

今後の予定を考える

大分フランスにも慣れてきたし、そろそろパリから出る頃かな、という事で予定を考える。

とりあえずノルマンディーの海岸行って、モンサンミッシェルに行こうかな、と思う。 宿を探すとbooking.comはいまいち手頃なのが無くてエアビを探してみる。 こちらは探しにくいのが難点だか幾つか手頃なのがあるのでこれでいいかな。

そのまま南に行くとちょっと早すぎる気もするので、この辺で2週間くらい回ってもいいよなぁ、と思うと、東側に行く気は起こらないので、ブルターニュからブルゴーニュを回る感じかなぁ。 ノルマンディは観光という感じでぱっぱと回り、ブルターニュとブルゴーニュでは少しゆっくり、という感じで。

11月はリヨンとその南をまわる感じにしたいが、別に用事がある訳でも無いので、寒さと相談しつつ柔軟に変更していきたい。

まだパリしか見てないので、田舎や他の町も見ていって、良さそうな所があれば長く居てもいいかもしれない。 フランス語喋れそうなところとかね。

よし、とりあえずノルマンディーだな。

10月12日 (8日目)

今朝起きたら、ちょっと喉に違和感がある。 体調が悪いという程では無いが、無理せずゆっくり過ごすかな。 パリの次の予定も決めたかったし。

薦められたレストランで昼食

飛行機で隣だったフランス人のおっちゃんに薦められたレストラン、ググってみると割と有名で宿から三駅との事で散歩がてら行ってみる。bouillon chartierという所。 これがなかなか良かった。

外見は割と本格的なレストランで高そうだが、客層は割とカジュアルで、値段も安め。知らなかったら入らなかっただろうなぁ。

自分はセットの18ユーロの奴を頼んだが、 回りを見てるとみんなメイン単品と飲み物だけ頼んでるように見える。 値段的には4ユーロくらいしか変わらず、前菜とデザートがなくなるのだからあんま得という感じも無いが、好きなのが選べるからかもしれん。

で、セットはセロリの前菜、ビーフをシチューで煮込んだ物と人参のつけあわせ、デザートは結構大きいプリン。 大変美味しかった。やるなフランス。 気に入ったのでもう一回来たいな。

SIMカードを求めて

ネットなんかWiFiで十分だよ、と思ってた所、AirBnBは電話番号認証が無いと使えないとかおっしゃる。 まじかよ。

どうしたもんかなぁ、と少し考えて、prepaid SIMを買うという事で落ち着く。 普通の国内用のDoCoMo端末ってGSM圏で動くのか?とも少し思ったが、以前ハンガリーの端末にiij-mio挿したら動いた気もするから平気か。

軽くググるとFree mobileが安そう。それでも12ユーロも取られるが。

とメトロで近くのショップにいったら工事中!ネットにそれ出さないでよ!

という事で別の場所を探すのにも一度宿に帰らないといけないので、今日買うのは諦めて明日やる事にする。 エアビで予約は時間的にギリギリになっちゃうので、一旦ノルマンディーの北のユースホステルに行く事にする。 後から行く気だったんだが、こちらを先にすれば焦ってSIMを買う必要はなくなるので。 こういうのは焦って決めるとろくな事にならない。

いい機会なのでググっていろいろ情報を集める。 結論としてはFree mobileで良さそう。 さらに毎月20ユーロで使い放題になるらしいが、まぁこれは要らないかなぁ。あってもいいが、だいたい宿にWiFiあるし。

10月13日 (9日目)

今日もやや喉に違和感があるので、SIMカードを買う以外は無理せず過ごそう。

昼ごろ、SIMカードはあっさり買える。12ユーロ。別にフランスの銀行口座も必要無かった。 一月使い切りっぽく見えたが、フランス語能力的にはやや不安なので、一月たっても使い続けられたら解約の手続きをしに行こう(必要という英語のブログは見かけた事ある)。

SIMロック解除にはDoCoMoショップに行けと!?

で、つなげて見たら「SIMネットワーク解除PIN」を入れろ、と言ってくる。 なんじゃこりゃ?とググると、なんとSIMロック! あら、SIMフリーじゃなかったか、と解除方法を調べてると、DoCoMoショップ行け、とか言われる。 なんで!?

変な業者がコード売ってそうだし別にコードなんて本来普通に売って良いと思うのでこのサービスで構わないのだが、いまいちサイトの素性が良く分からない。 アプリで有料の奴があればそれでいいか、と思って少し探したが、SC-01Fがちゃんとサポートされて無いのに幾つか当たったあたりで面倒になる。

どうしよっかなぁ、と思ってたら、そういえばタブレットもSIMさせたな、と挿してみたら普通に使えた。 おぉ、WiFiモデル買って来てって言ったら間違えてSIMモデル買ってこられたのがこんな所で役に立つとは!

タブレットではあんまネットワーク使う気は起こらないが、SMSさえ受け取れたら認証は出来るのだ、と受け取って事なきを得る。よしよし。 Google Mapとか出先で必要になった時はタブレットを使おう…

という事で無事エアビ民になれたヽ(´ー`)ノ

宿でギター弾いて過ごす

喉の違和感が引いてきたら今度は鼻がつまってきたので、室内でゆっくり過ごす路線でyoutubeを見ていた。 するとギターのレッスン動画でなかなか面白そうなのを見つけて、ギターを弾く事に。 ギターは移動にはかさばる割に観光してるとあまり弾かないので持ってくるかいつも悩むんだが、観光以外の滞在も含めるとやはり欲しい。 こういう時に弾くしね。

今回の練習はベース音とメージャー3というかM10を弾く、という奴。 短三度にしてマイナーにも出来る。 これでダイアトニックコードをいろいろ弾く、という練習。

この前は456弦のトライアッドと345弦のトライアッドを一応覚えたので、その延長という感じである。 最近指板の音の位置を覚えたりこういうコードを分解したのを覚えたり、というのが多い。

指板の音の位置はパターンで覚えてしまいがちなので、全部ちゃんと覚えるべく弾く弦の順番変えたり、1弦C, 2弦D、みたいに一音ずつずらしたりして、ちゃんと覚えられるように、といろいろやってる。

こういう練習をしても演奏の腕前は大して向上しないし、今やりたい事で出来る事が増える訳でも無いのだが、こういうのが必要な段階なのかなぁ、と思って取り組んでる。

音の位置は覚える必要があるが、それはM3やM6のインターバルと合わせて覚えたりした方がより深く覚えられるし、それをダイアトニックコードと絡めて練習するとより理解は深まる。 最短で要点だけをまとめて理解するだけならこんな事は要らないが、こうした、同じような事をいろいろな角度から練習していく事でコードとかギターという楽器自体の理解を上げるのが、結局は必要な段階に来ているんじゃないか。

それにしてもyoutubeは楽器練習には革命的だよな。 昔はギター入門みたいな本買ってきてコード弾きを覚えたら、そこから先に進むのは身近にギター弾く人が居ないと無理だったと思うんだよねぇ。

今は普通のアマチュアが必要とする範囲のやるべき事の説明はだいたいyoutubeにある気がする。 自分の知りたい事にたどり着けるか、という問題はあるが。 自分は間違いなくyoutubeが無ければギターを続けては居なかっただろうなぁ。始めてすら居なかったかも。

10月14日 (10日目)

今日でパリを出てノルマンディーに向かう。 ここ数日は風邪気味だったのであまり観光してないが、全体的にはまぁまぁいろいろ回ったかな。

体調は完璧では無いにせよ悪くない。 このまま悪くならずに免疫だけついたらうまく乗り気った、という気がする。そうなるといいな。

荷造りして出発

自分に必要な物のすべてが目の前にあり、あとは旅立ちを待つばかり。 荷造りが終わって出るまでの時間が好きだ。 この時間が旅に出てると一番実感する瞬間な気がする。

これまでの見慣れた自分の生活の場から物が無くなって、来た時の状態に戻ってる。 引っ越し前に最後に自分の部屋を見るのと似た感傷がある。

今回の装備は、ここに開発環境が追加出来れば究極な気がするな。 何も無駄な物が無く、必要な物は全部ある気がする。 これまでもっと荷物が少ない旅はあったが、それらはどこか無理があった。

今回の タブレット+Bluetoothキーボード+Podcast録音用のマイク の組み合わせは必要な物がすべて詰まってる感じがある。

次の目的地はCherbourg

次はノルマンディーの方を回る事にする。 条約で有名なカレーに行くか悩んだが、あまり北に行く気は起こらなかったのでノルマンディー上陸作戦があったビーチ(D-Day beach)のそばのユースホステルに行く事にする。 ここからD-Day beachに行けるかは分からないが。

電車で4時間。まぁまぁの距離。 フランス来てから初の長距離移動♪

チケットは14:43発という事で3時間ほど暇になた。 そこでQuick とかいうハンバーガー屋でWiFi使いつつ暇つぶし。

ドルやユーロの使い方

ドル資産はわざわざ円から高い手数料を払って積み立てた物なので、これまではそれを使う事はあまり考えてなかったが、今後10年くらいでドル資産から取り崩す割合を増やして行く予定なので、そろそろ方法とかを考え始めている。

これまでドル資産を引き出す方法としてはキャッシュで引き出す事を考えて手数料とか調べていた。

だが、今回旅してて思うのは、クレジットカードとして使う方が額は多い。 電車とか宿とかちょっと高い食事は全部クレジットカードなので、 むしろ現金は小銭でのカフェとかでしか使わない。 最初に実験として2つのカードで200ユーロずつ降ろしたのだが、この400ユーロが2ヶ月の滞在で使い切れるか不安になってきたくらい。

そうして考えると、キャッシング用途はむしろたまにしかやらないおまけで、たまに利便性の為に使う物なのでちょっと高くてもいいかもしれない。

それよりメインはドル資産からクレジットカードで消費する方なので、ここの手数料が一番安いルートの方が重要なんじゃなかろうか。

そう考えるとGAICAのチャージで手数料が掛かるのはだめだな。 それよりはSony Walletのようにキャッシングの所で手数料がかかるがクレジットでの買い物の手数料が無料の方が断然良い。 というかSony Wallet最強じゃね?

ドルからユーロにする時のレートはかなり良さそうだが、取引手数料とかはかからないのかな?

なお、今回はVISAデビットをメインに使ってるが今の所問題無い。 クレジットカードは最近総量規制とかでいろいろ維持がめんどくさいので、今後はVISAデビット主体でいいかなぁ。 キャッシングもそんな使わないのでVISAデビットで十分。 現金自体をあまり使わないので、いろいろなATMでトラブル無いか、とかもあまり重要では無さそう。

なんにせよ、次海外行く時はドルの資産を使うルートも試してみるかなぁ。 労働する間は円を使っていく方が得な訳だが、最近もうあんま働いてないしねぇ。

フランスはユースホステルが多いな

最近あまり泊まってなかったユースだが、フランスでは明らかにTrip Advisorとかbooking.comの宿より安くて、わりといろんな地方にある。 そしてユースホステルのサイトがまぁまぁ良く出来てるので、これで探すのが結構いい。

次はノルマンディーからブルターニュに行こうと思ってるが、ブルターニュ自体はこれという目的地が無い。 ブルターニュという地域を知りたいというのが目的だったので、あてもなくユースホテルのある町を回るで良い気がしている。

という事で当初はパリ以外では使わないかもと思ってたユースホステル会員証が思いの外役に立った。

電車が出る

14:42 電車が出発。席は指定席なのね。 しばらくパリの外のフランスの車窓の景色を楽しむ。 パリ以外の民家もレンガとか石っぽい壁のおしゃれな建物が多くて、ヨーロッパ感が高い。

そして思ったよりも街と街の間に人が居ない。 1時間ほど走ると森とか農地ばかりであまり家が無くなる。 人口どんなもんだっけ?とロンプラをめくると6440万人との事。日本の半分くらいか。 ついでにGDPは2.18兆ユーロくらいだって。 なんか結構貧しいな。日本は500兆円は結構上回ってた気がする事を思うと、1ユーロ100円感覚では全然暮らせていないじゃないか。飯が20ユーロとか言われてしまうと、円では同じGDP比だと2500円くらいの感覚か? これでは生活も結構大変だろう。

今後の予定をなんとなく考える

パリは割と観光してて、普段の読書とかはあまりしてない。 モンサンミッシェルまでは観光っぽい感じになる予定だが、そこからは気に入った場所に少し滞在して、普段の生活も混ぜようかな。

ボルドーからはトゥールーズを経由してナルボンヌの方に抜けるよが良さそうで、これなら3日くらいで地中海側に出られるだろう。 寒くなったら地中海側に行きたいと思ってるが、今のペースならボルドーまでは10月末から11月頭くらいまでには着けそう。

そこから地中海沿岸を回って、気に入った所で少し長居して、リヨンを通ってパリに戻る、という感じか。 リヨンが思ったよりも北なので先に行くのはめんどい。12月では寒いかもなぁ、とは思うが。 リヨン-パリはまっすぐ直行してしまって良いかもしれない。間の都市も寒いだろうしね。

12/7に戻る事を考えると、12/4くらいにはパリに居たい。 11月の最後の週くらいにはリヨンに居る感じか。地中海は3週間強、悪くないね。

ブルターニュのあたりは全く予定が建ってないが、ボルドーに10月末から11月頭くらいに着けば問題無い、という事だけ分かってれば安心だ。

フランス史の教科書、100年戦争まで読み終わる

三部作のフランス史の本の1だけ買って読んでいる。 1は百年戦争までなので時代的にはここまででこの本は終わりだが、この後文化しとかいろいろある。

さて、百年戦争は堀越 孝一さんという人が書いているのだが、これがすごく読みにくい。 すぐに時代が飛ぶし、変に文学的(?)表現をしようとして、何が言いたいのか分かりにくい。 また、細部の自分の解釈を述べるのにばかりページを割き、全体的な話をしない。

だが以前読んでいた佐藤賢一さんのヴァロワ朝の小説と突き合わせて読むと、副読本としてはなかなか楽しめる。逆を期待したかったのだが。

ちなにこの堀越 孝一さんの文章が読みにくいんじゃないか?というのは5chにスレもあってだいたい自分の思った事は批判側に書かれているのでわざわざ繰り返す気も起こらない。 興味深いのは教養というのはかじりついて理解するもので簡単に分かれば良いという物では無い、というたぐいの反論。

分かりにくい物を間違いを含んだ単純化をしてしまうのは良くないと思うのだが、間違いを含む訳では無いよりわかりやすい説明に、なにか問題はあるのだろうか? 数学とかだと、より進んだ内容の為にどこかであえてある程度詳しくない本にかじりついて行間を埋める訓練をする必要があるが、歴史書もそういう話なのかね? 歴史を学びたい人が変に意味を推測しないと何が言いたいのか分からない表現を頑張って紐解く正当性がいまいち分からない。教養だから、とは、どういう意味だろう?

確かに古い歴史書とかは変な文学的な難しさみたいなのがわざと込められていて、何が言いたいのか分かりにくい事がある。 この記述は度を越してるとは思うけれど。

一番詳しく書かれたフランス史の教科書を読むのはいろんな人が居ていろんな目的で読むとおもうのだけど、それをわざわざ制限掛けて得られる物はなんなのだろうね?

分かりにくい記述の意義はおいといて、以前100年戦争の小説を読んだ時には良く分からなかったノルマンディーとかブルターニュとかフランドルとかブルゴーニュの位置関係が今回の旅で分かるようになったので、ずっと読みやすくなった。

歴史はやはりその国を回りながら読む方が面白いよな。

電車はなかなか快適だったな

そろそろ到着するが、なかなか快適な電車旅だった。社内も空いてたしそんな揺れないし。 4時間くらいの移動は本読んだりするのに悪くないね。 ロンリープラネットも大分読めた。

もう少し長いと飽きそうだが4時間くらいだとちょうど良い長さだったな。 この位の移動をあわせて南に行こう。

宿にWiFiが無い!

フランスに来て、初めてのWiFiの無い宿だな。 共有端末でインターネットは出来るとの事なので、目的地をググったりは出来そうだからまぁいいか。

>タブレットからテザリングしてスマホをつなげるという方法を編み出す。これでスマホも出先で一応つなげるように。容量は50MBなのでちょっとした事限定にしたいが。

なお、宿はたいへん綺麗で、二人部屋だけど自分しか居なさそう。WiFiが無い事を除けばめっさ快適。

あとCherboug、寒いっ!今日がたまたま寒いだけなのかパリより寒いのかは分からんが。 さらに装備が要る程じゃないが、今の装備で快適に旅が出来るギリギリの寒さくらいまでは来てるな。

ノルマンディー、ブルターニュ編に続く。