カジュアルなペアプロ入門
やり方
- 二人でプログラミングする。一人がコードを書き、もう一人は後ろから同じ画面を見る。
- 一台のマシンを共有する。同じ画面を見るのが大切。別のマシンを使ってはいけない。エディタやキーボード等は二人が使える物を。
- 最初にやる事を話し合う。
コードを書く人
- 何をやるか、口頭で説明してから書く。
- 悩む時は何に悩んでいるか口頭で説明する。
- 疲れた時、詰まった時などは、変わってもらう。
- 気軽に替わってもらおう!
- 変わってもらう目安は長くて15分くらい。
後ろで見る人
- 画面を後ろからじーっと見る。
- 分からない事があったら質問して説明してもらう。
- 間違いとかもっと良い方法を思いついたら指摘する。
- 自分でコードを打ちながら説明する方が良い時は、一時的に替わってもらって、打ちながら説明
- そのまま役割を交代して続けても戻ってもOK
- 自分でコードを打ちながら説明する方が良い時は、一時的に替わってもらって、打ちながら説明
- 特に何もなくても適当な所で替わってもらう(15分くらいを目安に区切りの良い所で)
- 見てる側の方が時間とかタイミングの判断は良い事が多い。
その他
- 頻繁に替わる方が望ましい。
- 口頭での説明や質問はある程度あるのが望ましい。
- 二人とも疲れたら休憩。
- ここに書いた時間等は単なる目安なので、慣れてきたら無視してOK。
以上が必要な事。ここからは背景とかなんでこの文書書いたかとかの話なので読まなくてもOKです。
この文書の目的
勉強会でハッカソンみたいな事やりたい、という話になった。それならペアプロでやるのがいいんじゃないかな、と思った。
で、手頃な入門文書を探したが、メリットとかの話が多くてやり方だけを最初にまとめた文書が無かった。 また、やり方が形式ばり過ぎて、身内の趣味としてカジュアルにやる、みたいな用途に合わないのが多かった。 そういう訳で、業務じゃない勉強会とかで使う用の1ページくらいにまとまったHow Toを書いておこう、というのが動機。
ペアプロは最初の所だけうまく行けばあとは割と自由で良いと思うので、本家のやり方を正しく説明するよりは、最初の所で失敗しないやり方が良い、というのが持論。