2015年末から2016年の始めくらいまでリコメンデーションの仕事してた時、論文を読む速さが実務に足りて無くて結構苦労していた。(例えばこれ) もうちょっと早く読めないと分析屋一人分働いている、という感じはしないなぁ、と。

でも今回Goodfellow本読んでる時に関連論文を結構たくさん読んだが、割と「まぁこんなもんかな」というスピードで論文読めるようになってた。 ここ2〜3年くらいで自分が得たスキルの一つ、と言えそうに思う。

読むスピードが早くなったのは複合的な要因があるけれど、やはり機械学習のドメインの知識や関連論文に詳しくなったから、というのが大きいと思う。 研究の専門分野という程狭く深くは無いけれど、それでもデータ分析屋という一つ大きなくくりの専門性は獲得できたかな。

論文はトップカンファレンスに通せていないので、研究は一人前にはまだなれてないけど。

でも論文早く読めるようになった、というのは嬉しいね。 この二年で自分の専門に関して、何かこれまで自分が出来てなかったそれなりに大きな事が出来るようになったのは、嬉しいし、自信にもなる。 この歳になるとなかなかそういう体験無くてねぇ。 まぁ歳のせいでは無いかもしれないが。

データ分析の時代を生き抜くのに必要なスキルを一つ獲得出来た。やったね!