omo氏とjmukが毎週やってるpodcast、misreading chatを聞いているが、 これがなかなか良い。

二人とも知らん訳では無い人が毎週結構なコンテンツを提供している、 という事は、ちょっといろいろ考えさせられる。 二人ともこれを始める前は、全然ブログとか書かなくてweb上で全然発信も無く、 全くこれだから大手企業社員はろくでも無いな、とか思ってたのだが、 このポッドキャストが始まった結果、 むしろたくさん発信している側の人間になった。

以前はブログに比べて、聴くのって面倒なのであまり聞いていなかったポッドキャストだが、まずブログがほぼ死に絶えた事を受け入れた後に改めて見直してみると、なかなか良いんじゃないかな、と思うようになった。

さきのポッドキャストは内容としても結構好き勝手な事を自由に言っていて、 ブログとかだったらはてブとかで面倒になりそうな事も、 割とそのまま続いている。 適度な面倒さは欠陥では無くfeatureだったのか。

プログラマ的なコンテンツで、 twitterがろくでも無い話で盛り上がってる時に、 以前はそれを見ないで他に見える物があまり無かった。 こんなのを見ているのはろくでも無いとは思っているが、 そうはいってもブログとか頻繁に更新される物は絶滅してしまったので、 とりあえず暇つぶしに見る物が他になかった。

でも今はこのmisreading chatに限らずポッドキャストが結構な分量で提供されていて、 twitterよりは大分マシな内容を提供している。 twitterのろくでもなさに自分も混ざるよりは、 ポッドキャスト聞いている方がいいよな、 と思ってポッドキャスト聴く時間が増えた。

ポッドキャストは別段大した内容じゃないので(失礼!)、 忙しければ聴かなければいいし、分量的にも毎週聞いてちょうど良いくらいで、 更新が無くて暇だ、という感じでも無い。 少し溢れてるくらいでちょうど良い。 結構いいな、ポッドキャスト。

アプリはpodcast addictを使っている。 これがなかなか良くてブラウザで聴くより断然快適だ。 NHK WORLD RADIOのフラウンス語ニュースもアプリがいまいちなのでpodcastアプリで聴いている。

ポストtwitter時代が来つつあるか?

misreading chatとyoutubeのアゲアゲ将棋実況が自分的な暇つぶしとしてより重要な地位を占めるようになってきていて、twitterへの依存が以前より減った気がする。 以前はろくでも無い話がバズってる時は何か言いたくなる事もあったが、 最近はそんなの見ている暇あったらポッドキャスト聴けばいいよな、 と思うようになって、距離を置きやすくなった気がする。

また、最近自分がやっていたtensorflowの話とかJS入門とかも、 これは友人たち向けでは無いにせよSNSとは別の発信の一つの形で結構やっている気がする。 自分はブログよりはもうちょっとまとまった文章を書いてもいいかな、 と思っていて、まぁまぁ出来ているんじゃないか。 その延長で今はepubみたいなのを作る体制とかも整えたいな、と思っている。

以前はtwitter時代に適応出来ないで愚痴ってるだけだったのが、 最近は違う物が増えてきたのとtwitterのバズり方がいまいちになってきた(気がする)のとが相まって、 嫌だから別に次行くよ、と言えるようになってきた気がする。 実際バズってる話題の元ネタを追わない事は増えた気がする。

なんかポストtwitterはこれ、という定番の何かは出来てないが、 多様化が進んでこれはこれでいいか、という気がしてきた今日このごろ。