別にエイプリルフールという訳じゃない。

最近

  1. ペンタトニック全種類
  2. 指板上の音の位置(シャープ、フラット無し)
  3. トライアドも作れそうなのはだいたい全部(シャープ、フラット無し)

を覚えた(たまに探すが)、くらいまで来たので、少しソロギターを作ってみよう、と思った。

何度かチャレンジしては挫折してきたが、今回はどうか?

さて、まず旋律を探す。ここまでは以前も特に問題無く出来ていたが、メジャースケールをいろいろな場所で覚えた結果、どこかで音が幾つか拾えると、だいたいメジャースケールの形が想像つくので、自然に次の音が拾えるようになる。 おぉ、こりゃいいや。

で、メジャースケールが見えたらベース音でキーが分かる。ここまではこれまでも楽譜書いて考えれば分かるのだが、ずっと楽に出来るようになった。

で、キーが分かったのでダイアトニックコードを一通りCDEFで並べてみる。

で、トニック、ドミナント、サブドミナントっぽさは聞いた所から判断して、これらの中から合うのを順番に試す。 これが思った以上にうまく行く。

これまではコードをあてる所で、どのコードも合わない!みたいなのが出てきていたのだが、「これはサブドミナントの中のどれかだ!」という確信の元に探すと、最初違うと感じたコードが「お、これでいいかも」という感じに思えたりする。

この辺は11月とかに伊豆で練習してたあたりなのでその頃からできたはずだったが、今日初めて気付いた。

ダイアトニックしか使えないので面白みは無いが、まぁこんなもんかな、というコードにはなる。

しかもトライアドを全通り覚えたおかげで、同じコードでも何通りかのバリエーションを鳴らせるようになったので、たぶん高音の方のなら合うんじゃないか?とか、構成音が共通なのが多い所のコードだな、とか試せるようになって、大分「まぁこんなもんかな」という気分になれるものが作れるようになった。

まだ旋律とコードだけから、旋律と一緒に弾けるコードの場所をその場で探すのは出来ないが、ソロギターのタブ譜を書く事は出来そうな気はする。

ただ、これ、練習したら五線譜とコードだけから弾けるようになりそうだよなぁ。 しかもそっちの方がトライアドの練習にもなる気がする。

何にせよ、なんとなく満足出来るレベルのコードがコピー出来るようになったのは大きな進歩だ。 これで、面倒な事をいとわなければ、好きな曲のソロギター化とか弾き語りとかが出来るようになった。

最終形態と今の目標の違い

ギターってXXを全部完璧に覚えればいろいろ出来る、みたいなのは多いが、全部覚えるのは大変、みたいなのあるよな。

例えば全てのコードトーンを完璧に覚えれば、トライアドとか気にせず好きに弾ける。
耳トレを、全種類のコードちゃんとやり込めば、キーとか気にしなくてもただ聞いただけでコードが分かる。

で、プロの人とかは既にそういう状態なのだよな。

ただ、最初からそれを目指すのはやりたい事に対して費用対効果が悪すぎる。 覚えなきゃいけない量が膨大で、全部をやろうとすると圧倒されてしまう。

それよりは、まず、それらのサブセットでやりたい事が増えそうな範囲を覚える、と出来る方が良い。

で、その範囲で出来る事をいろいろやる、その範囲に飽きたらさらに先に進む、って段階的にやりたいよな。

そういうザブセットがどういうものか、というのはそんな自明じゃないよなぁ。 例えば今回、指板上の音を全部覚えられたのは、その前に以下の動画を見て、ペンタトニックを全部覚えたのが大きい。

ペンタトニックの覚え方

ペンタトニックを全通り覚えた事で、 メジャースケールが全部覚えられた。 メジャースケールが覚えられたから、指板の音の位置を覚えられた。

最初から最後が完璧ならそれでいいはずだが、とりあえずペンタトニックを全種類覚える、というのは第一歩だった。

ペンタトニックを一つ覚えるだけではあまりそこから進まなかったので、このペンタトニックを「全部」覚える、というのは大切だったと思う。

なんかこう、先に進むための骨組みになっているような、全範囲にまんべんなく広がってるサブセットというか。

トライアドも同じ動画の人のミニコードという奴の練習で覚えた。 トライアドをただ鳴らすだけではなにも進歩は無いが、全種類覚えると、いろいろな場所でトライアドが作れるようになる。 このサブセットの切り方が大切だよな。

このFightingDogさんは、その辺の切り出し方がうまいと思う。

最初から全てを覚えよう、というと圧倒されて挫折してしまうので、今の自分から少し頑張るくらいで覚えられる範囲で、出来る事が結構増える、みたいな奴を見つけて、それを覚えていきたいな。

何にせよ、コードをあてるのは、とりあえずは出来る、というレベルにはなれた気がする。よしよし。