周囲を見回しても、自分らくらいの歳になると、あまり自分のアウトプットのしょぼさを嘆く事は無くなる。 いろいろ経験を積んで、やる前からだいたいの成果は分かるようになってるので結果にガッカリはしないし、多少でも成長してれば、過去の自分よりはマシなアウトプットを出せるので、むしろ良い、と感じるようになると思う。

そんなに凄い結果が出せるようになる訳でも無いのだが、悪く言えば諦めるのに慣れる、というか。ただ、普通の人程度のアウトプットを受け入れるのは、そこまで悪く言う事でも無い気はする。

自分への期待値がそれまでの自分の延長程度で落ち着くのは、それでいろいろ副作用もあるにせよ、毎日の満足とか幸福という点では、自身への期待値が自分よりちょっと低いくらいに落ち着くのはいい話だ。

こうして考えると、自身のアウトプットとか自分のしょぼさを嘆ける期間は結構短く、20代くらいから30代の頭くらいまでかもしれない。
つまりあれはあれで一種の青春みたいなものなのか。 そう考えると結構尊いものかもしれん。