フランス語の教材の棚を見ていると、フランス語検定の教材のエリアがある。 ちょっと眺めてみると、入門の方では活用がちゃんとわかりますか?という感じの内容。

スペイン語とか中国語の時も思ったが、 この手の試験と会話の初期の修得すべき事はずれているように思う。

資格試験の初級では、簡単な事をしっかりマスターしている、という事を確認している。で、上級に進むにつれてその項目が複雑になっていき、さらに文自体も複雑になっていく。

でも語学の初期では、普通はいろんな事を、ぼやっとうろおぼえの状態になる方が正しいんじゃないか。 活用とかしっかりとは覚えてないが、なんとなく聞いた覚えがある感じで話す。 言われている事もなんとなく聞き覚えがあるかんじの意味でふわっと理解したような理解してないような感じになる。

学習の初期ではやはり意思疎通をする事が大切で、トイレの場所を聞いたりホテルの勘定を払ったり、そうした事を達成するのが大切で、この時に活用が間違えている事はそれほどは問題にならない。 一方でこうした事を一通り話すにはある程度の何かの習熟は必要で、それこそが語学の入門でやるべき事と思う。
これは語学の検定の初級を取得するのに必要な事とは大分異なってしまっているように思う。

ある程度の実力まで来た人が、ちゃんとしっかり理解しよう、という時に、こうした検定の内容は結構役に立つと思う。 だからある程度より上だと意味はある気がする。

でもそれって、既に相当なレベルになった後の話だよなぁ。