先日は方向の特徴量を作る為に、中点連結定理とか三角形の相似とかを使って目的の値を計算していた(手計算で!)。

今日はとあるルールで並んでいる行列のインデックスに、インデックスに回転を適用した結果の行列が欲しくて、図を描きながら回転行列とにらめっこしたりしている。

どちらも中学生とか高校生レベルの数学で、別段難しいという程でも無いのだが、そんなに凄く簡単という訳でも無い。
たとえば地元の中学でこの問題を出したら、クラスの1/4くらいしか解けないだろうくらいには難しい(まぁ大したこと無いって事だが)

普通に日常的にこういう計算やるって、自分が中学とか高校の頃は全然想像してなかったなぁ。 もともとグラフィックス系は幾何学を良く使ってる印象はあったので、ただ自分も画像処理畑に足を突っ込むようになった、というだけかもしれないが。

こういうのってどこかでしっかり訓練しないと解けないと思うのだけど、その機会が中学校とか高校の頃にしかない、というのも凄い話だよなぁ。 サボってた人とかどうするのさ。
まぁサボってた人向けの本とかも本屋探せばあるのかもしれないが。

子供の頃読んだマンガなどでは、社会に出ると学校で学ぶ事が通じない、的な事を良く言われていた気がするが、最近の印象としてはまったく逆で、「こんなに中学校の試験みたいな問題解かないと駄目なの!?」と思う事ばかりだ。

という事でちょっとひねった高校生の試験みたいな、インデックスを入れ替えた行列を求める式を出すか(まだ出せてないらしい)