フランス語のしくみをやっていく過程を記す。

2017/11/12

とりあえずダラダラ読みつつCDを聞く、というスタイルでやっていく。 語学の勉強のリハビリくらいのつもりで、あまりしっかり消化しようとせずに、少し慣らすくらいのつもりで。

最初は発音のルールが延々と続くのは萎えるなぁ。 こういう言語はルールを小出しにしていって欲しい所だが。 覚えようとはせずにダラダラと乗り切る。

アルファベットの読み方はスペイン語とほとんど変わらんね。 スペイン語もアルファベットの読みは最後まで覚えてないが^^;
入門書のCDを聞き流してた時に良く聞いた記憶はある。

なんとか挨拶まで見終わって、疑問文くらいまで来るとやる気になってきた。

2017/11/13

疑問文や疑問詞が出てきて、大分言葉を習ってる感じが出てきた。 スペイン語もqueとesだし、接続詞もyがetになるだけとか、この辺は似てるね。

フランス語は勉強しないで聞くと全然分からないが、勉強してるとやった事ある気がする位似ている。 記憶するのに頭にひっかかる材料が圧倒的に多いので、なんでもかんでもすぐに覚えられる。

あと語順とか文法とかが、それを自然に感じる脳みたいなのが既に出来ているので、新しい項目に対して違和感が無い。 自然とその順番だと思う、とか、自然とこの辺になんか良く分からない単語つなぐ、とか思えて、少し音読するとすぐに頭に馴染む。

男性名詞と女性名詞なども、冠詞とくっつけて覚えてしまって、動詞の態も出てくる都度覚えたあとにあとでまとめて変化の表を丸暗記すれば良い、とどうすれば良いか知ってるので、全然不安にならない。

という事でceとcetteまで読んだ。

2017/11/14

動詞の態の所を読んでいる。さすがにそろそろ前に出てきたけど覚えてない物が増えてきたなぁ。

ここもスペイン語と似てるので、学習は容易だね。 verがvoirになるとかestarがetreになるとかpuedoがpeuxになるとかそんなもの。

この本はCDがそんなに充実してないのが、入門の学習には不向きだ。それでも無いよりは良いけれど。
やはり学習の初期は耳でたくさん聞く方が楽だし上達も早い。

現在はp90まで来たが、この辺まで来ると大分入門を学んでる感じにはなってきた。なるほど、こういう言語か、という気はする。
そういう気分になってもらう、というのがこの「しくみ」シリーズの狙いだと思うので、それは成功してるんじゃないか。ただ序盤がだるくて、そこを乗り切る必要があるのはいまいち、と思っていたが、この辺まで進めてみたら結構良い印象になった。

初出の物にはちゃんと解説もついてるし、結構丁寧に作られている。それなりに全体像を分かった気にもなれる。
CDも不足はあるにせよまぁまぁ復習に使えるし、最初の興味を持つ為の取っ掛かりとしては悪くないんじゃないか。

過去形はavoirと過去分詞、というのを見て、線過去と点過去は無いのかな?と先を見ると、半過去というのがあるとか。
この辺、名前揃わないのかなぁ。まぁ揃わないのだろうなぁ。

2017/11/15

代名詞を目的語にする所を読む。 冠詞とかぶるのはスペイン語で慣れた話で、あとでこの辺が分からなくなるのもあらかじめ心の準備をしておく。

m’interesseはme parece〜と同じ感覚なのですんなり入る。

寝る前にCDを聴いていると、ちょこちょこ忘れてる単語が出て来るようになった。 この手の教材は文脈が無い分、単語を覚えるには向かない。
ただ、聴いていると文法項目を思い出すので復習には良い。どうせなら単語の復習になるように、思い出せる程度には記憶しておきたい所だが。

2017/11/16

伊豆からの引っ越しの間の休憩として少し読む。

Je me laveは再帰動詞っぽいな。この辺もスペイン語に似てるね。再帰動詞と呼ぶかは知らんが、正式な名前がでてくるまで再帰動詞と呼ぼう。

お、入門書の最初に良くでてくるJe m’appelle Marieとかは再帰動詞だったのか! me llamoとかと同じ感覚なので違和感は無いけど、Jeが必要な所は英語っほいね。

generalはヘネラルと読んでしまうなぁ。generalmentとかヘネラルメンテとしか読めない。ここは矯正しないとなぁ。

そしてついに数字登場!数字覚えるのが語学の学習で一番嫌い…
まぁ頑張って乗り切りたい。

さて、quatreまではなんとなく知ってるので5からだな。 5, 6, 9, 10の4つはスペイン語と似ているので覚えやすそう。 7はseptだが、septemberとかで馴染みはあるので、8のhuitだけが全然分からん、って感じだな。
一つだけなら頑張れそうなので頑張ってみる。

10以上を見てみる。16がスペイン語とちょっと違うね。

そして70が60-10!これは変わってるなぁ。50からだったらヒンディーもそんな感じだった気がするが。 90とかつらい感じ。

数字終わった〜、これでこの本の文法的な話は一通り終わりで、あとは実際の看板とか見ていく奴だな。

2017/11/17

最後まで読み終わった。最後の看板とかメニューとか見ていくのは、地味に本書の内容の復習になっていて良かった。

以後はCDを聴いていって分からない所だけ復習していき、それが終わったらCDを何周かしてこの本は終わりかな。 しくみシリーズは全体像というか大雑把な地図みたいなもので、個々の具体的な話は真面目な本を読んでいく方が良いと思っている。だからそんなに内容を隅々まで消化しよう、とは思っていない。

その後、CDを軽く聞き直して、分からない所の周辺を見直した。主に時制のあたり。
これでこの本は終わりでいいかな。

最後まで行ったので感想を書いておこう。

最後まで読んでの感想

序盤の発音のあたりはひたすらだるいし、内容も良く覚えてない。 この手のルールはやはり課の文とかの中で登場する都度やっていく方が、関心も湧くし覚えやすい。最初にだーっとひたすらルールを説明されても、辛いだけで頭には残らないし良い事無いよな。
発音のルールがいろいろある言語のしくみシリーズはこうなりがちで、いまいちに思う。

ただ発音さえ乗り切れば、あとは良く出来ていたように思う。最初はやる気があるものなので、そのやる気に任せて発音のあたりを乗り切ってしまえばあとは軽く読み進められるのは、そう悪くはない。
本は短くありながら時制や前置詞など基本的な一通りの文法項目を扱えていて、この位一通りマスターしておけば簡単な旅行会話くらいなら文法的には不自由しなさそう。

そして結構気楽に読める。それがこのシリーズに期待されている事なので、この本はその期待には応えていた。ちょこちょこ暇な時に読み進めて、さっくり最後まで行く。

12日から読んで17日の朝に終わってるので、5日くらい?で読んだ事になる。 最初の2日くらいはやる気があって、最後の2日くらいは「もう少しで終わりそうだから」とやる気が出るので、全体的に割とやる気が維持しやすかった。

読むだけだといまいち頭に入ってこない部分もあって、そこはCDを聞かないといけないが、暇な時に読み進めて、たまに復習がてらCDを聴いて分からない所を見る、くらいでだいたい理解出来る。 暇な時に軽く入門したい、という狙いは十分に達成出来た。

CDといえば、いくつかの文しか吹き込まれていない。 全文に音声付けて欲しかったなぁ。 物理サイズの問題なら別にCDじゃなくてmp3ダウンロードとかで良いけど。 でもまぁ聴いているだけで結構復習にはなるので必要最低限はあるのかも。

しくみシリーズは本当に言語によって出来が大きく違うんだよねぇ。フランス語は結構良い方に属すと思う。

という事でしくみシリーズが好きな人にはなかなか良いと思う。