以前はブログとか誰も反応しないしtwitterとかでなんか言ってる方が楽な割にずっと反応多くて楽しい、と思っていた。
だから、誰も見ないブログとか書いても仕方ないよなぁ、という思いが結構あった。

でも昨今は、人々の、twitterなどでバズる類のコンテンツへの適応が進み過ぎて、話題になっているコンテンツがどれもいまいち気に食わないし、コンテンツだけで無く話題にしている話題のされ方もいまいち面白みに欠ける。
結果として、あれらの一部になるくらいなら、全然見られないブログでも書いている方がマシなんじゃないか、という気がしてきて、以前よりも反応が無い物を書いているむなしさみたいなものが減ってきた。

なんか他人の論文とか引用して一言コメントするだけ、とかに価値が感じられない。 ましてやいかにも釣り目的の記事に対して、「自分はそうは思わない!」とか憤慨しているのなんて完全に人生の無駄遣いに思える。

そしてここに来て、github pagesとjekyllの組み合わせで、サーバー持っていなくても割と自由にブログが書けるようになった。 今回のこのシステムのように、Travis CIとかと組み合わせて、いろいろ自由も効く。

Androidのアプリもお絵かきアプリはだいたい欲しい機能は全部入って、それを使ったノートアプリもだいたい思い描いていた物に近い物が出来て、そこに数式まで扱えるブログが書けるようになった。
大分これまでよりも、内容的にしっかりした物が、あまり労力をかけずに書けるようになった。

勉強会の予習などに使ってみた範囲では相当いい感じに込み入った話が書けるようになっている。
これをブログに出来たら、バズりに最適化されすぎた、どれも似たような話よりは大分面白い物が書けるんじゃないか。

という事で、今更だがブログの時代がふたたび来たんじゃないか?と自分の中で勝手に思っている。 そう思ってなければわざわざ独自のブログシステムなんて作らんけれど。

現状はまだ普通のテキストばっかであんまりこのシステムを活かしたような事は書けていないが、今週末の勉強会が終わったあとくらいからは、そういうポストも書いていく機会はあると思っている。

この日記システムの事はおいといて、最近はポストブログ時代のコンテンツに衰退というか飽きのような物が出てきているんじゃないかなぁ、と思う。

それは初期のブログを皆書かなくなった時の、昔は良かった的な思いで言っているのでは無くて、なんというか、バズりが攻略されてしまった感じからくる閉塞感に思う。

ポッドキャストとかyoutubeの実況とか、SNSからはみ出した所に面白い物が移動してきている気もする。 そういう点では別にブログに回帰するとは限らないけれど。

ただテキストのメディアだってあっていいんじゃないか。

そんな訳で、ブログの時代来るんじゃね?とか15年遅れくらいのような事を言っておく。