失業率の年齢層による比較
失業率の年齢層による比較
近年、若年層の失業率が高くなりながら中高年の失業率が高くならない、という現象が世界各国で見られます。
日本ではどうなのかを見てみましょう。
2003年の就職難は若年層にとっては2009年の時よりも大分厳しかった事が分かります。また、2003年にはあまり影響を受けなかった35歳以上の人々も、2009年には大きく影響を受けた事が分かります。
近年は、若年層の失業率は大きく下がり、25~34歳の失業率と匹敵する水準まで下がっています。
ここ40年間で一度も起きてないような現象です。
2019年を底に2020年に少し大きめに上昇していて、2024年時点では2019年の値には戻っていませんが、近年の中ではかなり低い水準と言えます。