【書籍】TheChecklistManifesto
【書籍】TheChecklistManifesto
amazon: The Checklist Manifesto: How To Get Things Right
チェックリストは凄いんだ、という本。
購入 2026-02-14 (土)
何かのソフトウェア開発の本で勧められていたのだと思うが、どこで勧められていたかは忘れた。 【書籍】患者の話は医師にどう聞こえるのかでも見かけて、ちょっと興味が出たところ、Kindleにサンプルが入っていた。 へー、という事で読んでみた所、続きを読みたい気分が続いていたのでポチってみた。
医学の本なので医学用語が多くて病気や器官の単語が分からないなぁ、と思うのだけれど、日本語版は電子化されてないので諦めて英語版を読む。 一応日本語版のリンクを貼っておく。
日本語版: amazon: アナタはなぜチェックリストを使わないのか?
予期しない事態への対応が面白い 2026-02-25 (水)
この本はICUの医者の著者が航空業界や建築業界のチェックリストの使い方を調べてそれを参考に自身もいろいろ使ってみる、みたいな本。 予想外だったのは、チェックリストでは上手く扱えなさそうな事態が多い所でどう使うかを考える本である、という所。 この上手く扱えなさそうなシチュエーションが「予期できない突発的なトラブル」とかで、 これが多いのは現代の複雑な仕事では一般的という前提に立つ。
本の結論としては突発的なトラブルには現場に権限を移譲して現場の人間同士で話し合って解決するべき、というもの。 話し合いを確実に行わせるためにチェックリストは有効、という話はするのだけれど。
この突発的な事態が日常、というのはソフトウェア開発にも通じる部分があるよなぁ。 前回と同じならソフトウェア開発には難しい事が無いのだけれど、いつも何か前回と違う困難が発生して、 しかもそれらはその都度その場特有の何かでその場で解決して前に進む類のものだったりする。 これは報告も難しいし、これが仕事を測ったり管理したりするのを難しくしているな、と以前から思っていた。 だからそういうものが日常的に必ず起こるという前提で考えるのは、親近感を覚える。
予期せぬ事態にはトップダウンでは無く現場に権力を移譲、分散させたほうがいい、というのは、興味深い話だなぁ、と思った。 ソフトウェア開発でもそういう部分はあるよな。 仕様を決めて外注にやらせる、みたいなのが上手く行かないのは、権力を自分たちが持ったままやらせようとするからで、 それはソフトウェア開発という予期せぬ事態が起こりやすい分野では当然だ、という話にもなりそう。
権力を現場に移譲したほうがいい、という事の真偽のほどは良く分からないが、自分の経験とは矛盾しない話ではある。