【書籍】イラストをそれっぽく描くコツ
【書籍】イラストをそれっぽく描くコツ
購入、やる前の動機 2026-05-09 (土)
ちょっとお絵描きアプリのテストで長時間実際の使われ方と同じような事をする必要が出てきた。 そういう訳で普通のお絵描きをしたい。
そこで以前から気になっていた「イラストをそれっぽく描くコツ」を買ってみる事にした。 ちょうどマストドンで他の人がこの本をやっていて、意外とそれっぽい絵を描くようになっていたのも「ほーん?」って気分になっていたのもある。
配信テンプレ
iLMiNAで配信するようにしたので、テンプレ。DVRはオフに。
tweet
イラストをそれっぽく描くコツの練習配信 by iLMiNA、今日は泣きの表情を描きたい、から。
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、泣きの表情を描きたい〜
練習を続けるために書籍「イラストをそれっぽく描くコツ」の練習を配信してみる。
再生リスト: https://www.youtube.com/playlist?list=PL3J_mLcl4YCdg2O2fkkuR-whqyZfl61Mb
まとめページ:
https://karino2.github.io/RandomThoughts/%E3%80%90%E6%9B%B8%E7%B1%8D%E3%80%91%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88%E3%82%92%E3%81%9D%E3%82%8C%E3%81%A3%E3%81%BD%E3%81%8F%E6%8F%8F%E3%81%8F%E3%82%B3%E3%83%84.html
初日の感想、なかなか良い気がする
1章の例を描いてみて、全然描ける気がしない。大丈夫なのか?これ。と始まったが、

そのあとやってみよう、の奴は以下みたいになった。

これなら割とそれっぽいか。 とりあえずやってみよう、という課題だけやっていく感じの方が良さそうかな。
と進めてみると、2章からは割と細かい話があって、書籍のタイトル通り、著者なりにたどり着いたそれっぽく描くコツをいろいろ語ってくれている。
正面の顔を描いてみるが、

髪が無いと良くわからんな。
横顔。

これはあまりうまく行っている気はしないな。
ただ、それっぽく描くコツの内容は良い気がする。
費用対効果が一番高く、素人でも気をつけられるくらいの数に絞ってポイントを示してくれるので、このくらいならたしかに素人でもすぐに実践出来る。 そして確かに、それらを気にした効果は得られる。
当然そんなちょっとの事だけでは「それだけで上手く描ける」というほどでは無くて、 いろいろいまいちな出来のものが出来る事もある。 だが、それは地道に頑張って練習しないのだから当然だよな。
この本がいいな、と思うのは、たまに「これはまぁそこまで悪くも無いのでは?」と思うギリギリのラインの絵が描ける事がある所。 「全然駄目だな、これ」という場合もあるのだが、 上手く行ったり行かなかったり、というランダム性があるのは、少しやってみようか、という気になる。 これは結構凄い事な気がする。
二日目
俯瞰。

髪を描くのがあとなので、これだけだとどのくらい大丈夫なのかが良く分からないな。 頭がでかすぎるようにも見えるが。
ちょっとこれを描いている時にテスト対象の方の問題が発覚したのでお絵かきは中断(テストが目的なのでこれは良い)。
三日目
アオリ

ちょっとアゴが突き出て見えるなぁ。少し直すか。

アオリには見えるな。 三つのコツに気を付けつつ真似をして描いただけだが、割とそれっぽくはなっているんじゃないか。
次は横顔

頭が小さい気はするな。三つの特徴は意識出来ている気はする。
大人の正面

これは正面のコツと合わせると6つになるので全部意識するのはちょっと難しいな。 そして髪が後回しだとさっぱり分からん。
子供

子供の方が簡単だ!
4日目 2026-05-19 (火)
今日は髪。
まずは正面顔のロングヘア。

なんか髪はスケッチブック鉛筆のブラシだと汚いな。普通のペンにするか。 それっぽいかといわれると微妙だな。まぁこんなもんなような、下手なような。
と思ったが次のページに描いてみよう、がもうちょっと具体的な手順がかいてあるな。 もう一度この手順に従って描いてみよう。

うーん、あんまりそれっぽくないな。髪難しい。
髪は難しいという事を受け入れて、あまり頑張らずにとっとと先に進む方がいい気がするな。
5日目 2026-05-20 (水)
あんまり真似ようとしても無駄に時間がかかる割にそんなに出来も良くないし、本の趣旨にも反する気がするので、 アタリの所を重要視してディテールは適当で終わらせよう、という気分になる。
ポニーテール

そんなにいい出来とは思えないが、髪よりは顔の方の問題な気もするし、三つのポイントは守れているし、時間は掛かっていない。 この方がよい気はするな。
この本とは関係ないがこの絵をやる本来の目的であった、テストしているフィーチャーが思った以上にバグが出なくてモチベーションが低下中。 まぁお絵描きとしては面白い本だと思うので続けようとは思うが。
先をパラパラ見ていて思うが、かなりの数があって全部髪をやっていくのはなんか違う気がするな。いかにも挫折するのがやる前から分かる。 しかもそこまで髪を描く練習をしたいわけでもない。
ちょっと進め方を考えよう。
アタリだけ一通り描いて、その先まで描くのは気が向いた奴だけにしようかな。その方がこの本の趣旨にもあっている気がする。 たぶん自分の描きたい奴だけを真似するのが本来の正しい使い方な気がするが、 別段今描きたいのが無いんだよなぁ。
進めやすい本だと思う
ここまでやってみての中間感想を。この本はシルエットから描いてうんたらかんたらって感じで始まるのだが、 どちらかというとトピックごとの3ポイントアドバイスの方が本体に思う。
模写しやすそうな絵とこのくらいなら自分でも出来そうだ、と思える三つのポイントが描いてあって、 それだけを意識して描いてみる、というのが良く出来ている所に思う。 3つのポイントだけでは満足できる程度の出来にならない事も多いが、 たまに満足できる程度の出来のものが出来る事もあり、 このバランスがとても良い本という気がする。
満足できるほどの絵を描くのは大変な事なので、満足できるほどのハウツーにしてしまうと難しすぎて挫折してしまう。 でもあまりにも好きに描いてみようだけだと全然満足できないひどい出来でそれもすぐに挫折してしまう。 難しくない程度ではあるが気を付ける事があって、それが出来ていればとりあえず出来たという達成感は味わえて、 しかもたまにそれっぽくなる事もあるのでモチベーションが保てる。
この簡単に出来そうな3つのポイントを選ぶのは相当頑張ったんだろうなぁ、という気はする。
あと模写というかちょっと真似して描きやすい絵がたくさんあるというのもいいポイントだと思う。 このくらいなら自分でも描けそうかも?と思えるようなくらいの大変さの絵がたくさんあるのが良い。
こういうとても続けやすく作られているのがこの本のメリットと思う。 結局自分のような素人にとっては、描けば描くだけ上手くはなるので(初心者だから)、 描いてみようと思わせる工夫、描いてみて達成感を少しは味わえる工夫がちゃんとされているのは、 経験を積む上でも良いと思った。
配信: オールバックっぽく描きたい 2026-06-09 (火)
iLMiNAで配信しながらやる事にした。
書籍、イラストをそれっぽく描くコツの練習配信 - YouTube
ライブいいんじゃない?(絵の出来はいまいちだが)

なんかデコっぽくなってしまったなぁ。
配信: ツンツンヘアっぽく描きたい 2026-06-10 (水)
イラストをそれっぽく描くコツの練習配信、アオリとツンツンヘア - YouTube
そんなに良いとは思わないけれど、それっぽいと言われればそれっぽい気はする。

配信: イケメン風、ツーブロック
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、横顔とイケメン風髪 - YouTube

髪はまぁまぁそれっぽい気はする。ツーブロックかと言われると微妙だが。 もうちょっと良くしたいとは思うが、それっぽいと言われればそれっぽいのでは?

全くイケメン風ではないが髪は悪くない気がする。髪型だけではイケメンにならないという事だな。 髪は結構いいんじゃないか?と思っている。
なんかこの辺は、良いという程ではないがそれっぽさはあるかも?くらいのが続くな。
配信: 巻き髪
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、巻き髪から - YouTube

巻き髪ちょー難しいな。
なんか後から見直すとこの表情いいなw
配信: 三つ編み
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、三つ編みっぽく描きたい、から - YouTube

なんかあと一歩な感じだな。
配信: 斜め、猫背
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、ナナメっぽく描きたい!から - YouTube
ななめ

これは悪くない気がしている。
猫背。猫背はいまいち。

腕が細いのではないか、というフィードバックをもらった。そうかも。
配信: 横向き、背面
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、横向きっぽく描きたい!から - YouTube


横向きっぽくはちょっと体が太くなってしまった気もするが、横には見えているかな。 背面っぽくは結構いいんじゃない?
配信: 女性の身体っぽく描きたい
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、女性の身体っぽく描きたい!から - YouTube

身体は女性っぽく描けてるのでは?顔がいまいちだが。
配信: 男性の身体っぽく、マッチョっぽく
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、男性の身体っぽく描きたい〜 - YouTube


描いている時はいまいちと思っていたが、見直してみるとそれっぽさは少しでているな。
左右のバランスは良くないが、男性っぽさやマッチョっぽさはちょっとでているような気もする。
配信: 折り曲げた腕っぽく、髪をかきあげた腕っぽく
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、腕がそれっぽく描けない〜 - YouTube


腕は難しそうだな〜と思って描いていたが、出来たものを見ると結構それっぽい気もして来ている。ええんちゃう?
配信: 組んだ腕っぽく、突き出した腕っぽく
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、組んだ腕っぽく描きたい!〜 - YouTube

組んだ腕、結構組んだ腕っぽく描けたのでは?

突き出した腕、こちらはちょっと前腕が細くなってしまった気もする。肩の付近はそれっぽくて良い気もしている。
配信: 握っている手っぽく、頬杖っぽく、口に添えた手っぽく
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、手がそれっぽく描けない〜 - YouTube

これはいまいち。

これはまぁそれっぽいか?

これは割とそれっぽいのでは?
なんというか、ちょっと変な部分もあるがそれっぽいような気もする。結構いいんじゃないか?
配信: 腰にあてた手っぽく、ピースサインっぽく描きたい!
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、腰に当てた手っぽく描きたい〜 - YouTube

描いていた時は意味分からんと思っていたけれど、後から見ると意外と腰にあてた手っぽく見えるかも!?ってなっている。

ピースサインはまぁまぁそれっぽいんじゃないか。
配信: ハートサインっぽい手、ハンドパワーっぽい手
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、ハートサインっぽく描きたい〜 - YouTube

難しすぎ。無理。

こっちは割とそれっぽい気もしてきた。
配信: 立っている脚っぽく、膝をついている脚っぽく、歩いている脚っぽく
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、立つ脚っぽく描きたい〜 - YouTube

左足がどうなっているのか良く理解してないが、まぁまぁそれっぽいか。

どっちかというと腕に苦戦したが、膝をついている脚っぽくは見えるかな。

意外とそれっぽく見える気もする。いいんじゃない?
配信: 組んだ脚っぽく、女の子座りっぽく、スキニーパンツっぽく
ツイッターの投稿が上手く行って無くて告知無しでライブしてる人になってた(´・ω・`)
イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、組んだ脚っぽく描きたい〜 - YouTube

最後に床を適当に書いたら曲がってるので脚が浮いてしまっているな。ただ組んだ脚っぽさはでているのでは。

ちょっと手前の脚が外にあんまりなってない気もするが、一応それっぽい気もする。

モモのつけねのシワが良く分かってない感じになってしまっているが、まぁまぁ頑張ったんじゃないか?
配信: ゆったりパンツっぽく、立ちポーズっぽく
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、ゆったりパンツっぽく描きたい〜 - YouTube

ゆったりパンツ。ちょっと工事現場のズボンっぽくなってしまった気もするが、まぁまぁそれっぽいんじゃないか。

ちょっと腰つきだし過ぎた感じもするが、まぁこんなもんか。
配信: 床に座ったポーズっぽく描きたい
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、床に座ったポーズっぽく描きたい〜 - YouTube

いやぁ、これはなかなか時間掛かって大変だったが、難しさを思えば結構頑張ったんじゃないか?
配信: もたれて座るポーズっぽく、寝そべったポーズっぽく
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、もたれて座るポーズっぽく描きたい〜 - YouTube

こちらはまぁまぁか。顔をもう少し前に傾けたかったが、もたれかかっている感じにはなっている気がする。

こっちはなんか違和感ある気がしていて、なかなかそれっぽく感じられない。難しいなぁ。
上半身のそりが足りない、左手の指を見間違えていた、の二箇所は直したいがとりあえず今回はこのままで。
この辺はシルエットがいい感じに描けないでアタリを描いてからシルエット描き直してもう一度あたりを描いたりしている。ただこのくらいはやってもいいかなぁ、という気はする。
配信: スニーカーポーズっぽく、コーヒーカップをもたせる
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、もたれて座るポーズっぽく描きたい〜 - YouTube

スニーカーポーズっぽく、オリジナルの迫力は再現出来ていないが、まぁそれっぽいのでは、という気もする。

コーヒーカップを持たせる、こちらはそれっぽくならないなぁ、という感じ。こういうのはデッサン力みたいなのがモロにでてしまってそれっぽく描くのが難しいね。
配信: 紙コップを持たせたい、ペンを持たせたい、ワイングラスを持たせたい
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、紙コップを持たせたい〜 - YouTube

紙コップ、これはいまいちだなぁ。なんか指がいびつな感じするよな。

ペン、これはまぁまぁいいんじゃないか。

ワイングラス、これはそんな好きにはなれないが、まぁこんなもんかなぁ、という気はする。
この辺はまぁそれっぽいか、と思えるくらいで満足しておくのがいいような気がするな。
配信: トレーを持たせる、傘を持たせる
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、トレーを持たせたい〜 - YouTube

これはまぁこんなもんかな、という気はしている。

傘を持たせる、これはめっちゃ難しくて大苦戦。ちょっと小さく描きすぎたなぁ、という反省もありますが。 このフリフリにお嬢様みたいに描きたかったが全然そんな余裕無かったです。 これは一番難しかった気がする。
配信: 本を持たせる、ほうきを持たせる
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、本を読ませたい〜 - YouTube

なんか左手のひじの位置を思うと手の角度がおかしいなぁ、と思う。けれどまぁそれっぽさは多少あるか。

ほうき持つのは右手がちょっといい感じに出来なかったが、全体としては結構かわいいのでは、って思ってる。
配信: お姫様抱っこ、微笑み
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、お姫様抱っこさせたい〜 - YouTube

お姫様抱っこはちょっと小さく描きすぎたな、とは思っているけれど、ポーズとしてはそこまで違和感無く描けている気もしている。 こんなもんでは。

微笑み。顔描くの練習せんとな〜と思っているところで表情なのでやる前から難しそうな感じはしていたが、 出来たものは、表情の表現としてはこんなもんでは?という気もしている。
意外とそれっぽくなったのは結構満足度高い。頑張って続きもやっていきたい。
配信: 大笑いの表情、不安な表情
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、大笑いの表情を描きたい〜 - YouTube

大笑い。かわいいのでは?結構気に入っている。

不安な表情。こちらはいまいち好きになれないが、まぁ不安そうには見えるか。この辺は難しいね。
配信: 睨む表情、悔しがる表情
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、睨みの表情を描きたい〜 - YouTube

睨む表情、これはなかなかイケメンでいい感じに睨んでいるのではないか?と自分評価高い。

悔しがる表情、逆にこちらはなんか困ってる人っぽくなってしまう。難しい。
配信: 威圧の表情
花火大会の影響で通信が乱れて途中で中断、途中で終わるのは嫌だったので威圧だけ再開してささっと終わらせた。
- 書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、威圧の表情を描きたい(ネットワーク不調で中断) - YouTube
- 書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、威圧の表情を描きたい2〜 - YouTube

配信はいまいちだったけれど出来上がった絵はずいぶん頑張ったのでは?かなり難しいと思ったけれど結構それっぽくなっているのではないか。
配信: 泣きの表情、おっとりタレ目
書籍:イラストをそれっぽく描くコツの練習ライブ、泣きの表情を描きたい2〜 - YouTube

泣きの表情。泣いている顔には見えるな、とは思うが、作例に比べると感情が弱い気はする。描いてた時は気に食わないなぁ、と思ってたが、今見てみるとまぁこんなもんか?という気もする。 そんなに好きでは無いがそんな酷いとも思っていない。

目だけだと他とのバランスが無いので割と簡単というか失敗があまり無い気はする。 ただ描いてても面白くないのでここまでで一周目は終わりにすることに。 目をかきたくなったら参考にして描く方がいいだろう。
1周目を終えての感想 2026-07-11 (土)
ライブを始めてからは、楽しく最後までやれた。あんまり頑張って練習する感じも無く、単に夜の毎日恒例のゲームの時間、みたいな感覚で最後までやれた。 お絵かきライブというのは絵を描くという事を楽しむのに非常に良い方法なのでは? 絵が下手な段階でも楽しめる趣味というか。
自分的には長らく絵を描くという時間を一日の中に持ちたい、と思っていたが成功していなかったので、このお絵かきライブが続けられているのは自分的には大きな出来事だ。
お絵かきライブについては以前書いたブログと同じ話になりそうなのでリンクを貼って済ます>お絵描きライブは続けられそう! - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
出来上がった絵が思ったより良い(思ったより、が重要)
それっぽく描くコツを最後まで終わった感想としては、 思った以上に描き上がった絵の満足度が高い。 決して全部それっぽく描けたといえるほどでは無いのだが、各回でどちらかはそれなりに「意外とええんちゃう?(当社比)」くらいのが出来る。 この自分が思っているよりは良いものがちょくちょく出来る、というのは、モチベーションの維持にかなり貢献していると思う。
表紙の絵くらいが描ける、というレビューはamazonでは結構あるが、「そんな訳あるか!」とは思う。こんな上手くは描けない。 出来た絵は見るのも嫌な事もちょくちょくある。 「ええんちゃう?(当社比)」はあくまで当社比で、そんなに良くは無い。 単なる模写とかならこの本を読まずに1時間くらい掛けて頑張る方がだいぶ良いものは出来る。 だからこれまでの自分の描いた絵よりもずっと良い!という感じでは無い。
ただ、掛けた時間を考えるとこれまでよりも良いと思う。 この時間でこれまでの自分から出てくるものはもっと酷いものだったので、 出来上がったものを見て「この時間でこんなもんなら結構いいか?」と自分で思える感じだった。 一枚が20分くらいで終わるのはそんなに頑張ろうと思わなくても最後まで終えられる程度で、 楽しくやれる。そうそう、このくらいで描きたいよな、みたいな。 それでこのくらいの絵なら、まぁいいんじゃないか?と思える。
あと、出来た絵がサムネ映えする。拡大するといまいちなんだが、SNSのメディア欄とかでざーっと見ていると結構いい感じがする。 これはこの本の長所に思う。ぱっと見が実際より上手く見える。
シルエット描きは思ったより身につき、メリットは多い
最初にシルエットから描くメリットとかいろいろ書いてあるのだけれど、実際始まってみるとシルエットの描き方とか全然指示が無くて、 中の埋め方も全然説明が無い。 こんなのじゃシルエットから描く描き方なんて分からんがな、と最初は思っていました。
ただずっと同じ手順で繰り返していると、思ったよりは後半慣れてきて身につく。 文章の説明は無いけれど、途中経過の絵が一応説明になっていて、やっていくと分かってくる。
けれど最後になってもやっぱりシルエットをいい感じに描く方法は不明なままで、上手くいったりいまいちだったりです。 これはたぶん簡単にいい感じにシルエットを描く方法は無くて、単に良く観察して頑張るしか無い、という事に思う。 けれどシルエットに集中してじっと見てから描いてみるくらいでも一定の成果はある。
シルエット描きの長所は序盤に著者が言っている事は、 バランスが崩れないとかそれっぽくなる、という事は無いと思うが、それ以外はおおむね正しいように思う。 描き込みたい所だけ描いて他はサボっておしまい、というやり方をやりやすく、 それでそれなりになる、というのはそのとおりだと思った。
全体を見てどこを描くかを決めていく、を繰り返していくので、全体を見る機会が多いのも良い所に思う。 全体的な出来をコントロールして納得した所で終わるので、出来たものに納得感がある。 といっても出来上がりが良いという訳では無い。 いまいちな時でも、最後まで良く分からないまま続けて出来上がったものを見ていまいち、と思うんじゃなくて、途中の段階からいまいちな事がだんだんと分かって、いまいちなんでこんなもんでいいか、という感じで終わる、という事。 途中から期待値が下がっていくので出来に満足しやすい。
ただ期待値が早い段階で下がるのは、終わらせるのが早いというメリットはある。 細部が全然上手く行かなくて時間がどんどん掛かって全然進まない、という事が無い。 早い段階から「これは駄目だな」ってなって、適当な所で終わらせよう、という気分になるのですぐに終わる。 そういう時は出来は良くないが。 上手く描けるというよりは早く諦められる、という感じ。 初心者は無駄に細かい所を何度も修正しがちなので、どうせそんなの修正しても全体的には大して良くならん、と気付けるのはメリットだ。
アタリというのが何を指すのか一定していないのも、本質的にそういうものだと思う。 結局、描けそうと思ったらディテールに行く、という話で、どこまで描いたらいけそうと思うかはモチーフによってもその人の経験によっても違うので、 そこは好きな所で適当にやればいい。 そういう事をうまく文章で説明するのは難しいが、 実際にそうなってる作例を見ながら真似していくと「ああ、こういう感じか」というのが割とわかる。 たまに「え?ここから描くの?無理なんだけど?」というのもあるが、そういう時は本当は作例を無視してもっと細かく描けばいいと思う(自分はそうはしなかったが)。
優れた作例だが、それを作るノウハウは部分的にしか得られない
この本は作例が優れている。特徴を記号的に表現するというか、なんの絵なのかが強調されていて分かりやすいものになっている。 単純化されていて、描きやすく、けれどなんの絵なのか分かりやすい。
イラストのハウツー本などで、なんのイラストか分かりやすく記号的になっているものは世の中にたくさんあるが、 その手のものでいわゆる萌え絵的なものはあまり無い。 この本は普通に良くある萌え絵的なものでイラスト的な表現をしている、というのは珍しいな、と思った。 描いてて楽しい。
この作例が優れているのは、描いたものが思ったよりも満足出来るものになる大きな要因の一つになっていると思う。 単純化して見せ方がうまく、しかもそれでいてバリエーションが豊富。 初心者が描いたものに満足出来るというのはめちゃくちゃ凄い事なので、この本がその優れた作例で達成出来ている事は凄いと思う。
ただ、こうしたイラストを自分でも描けるようになるか、というと、ならないと思う。 そうした事をどうやってやるのか、という話は無い。
ただ、3つのコツというのはそのヒントにはなっている気はした。 描きたいものを観察して、そこから特徴を3つくらい抜き出す。その抜き出す特徴の例はたくさん本書にあるので、 こういう感じで抜き出してそこを強調すればいいのかな、とは思う。 そういう参考にはなる。
参考にはなるのだけれど、それだけでやれる気はちょっとしない。 この本はそういう本では無いのでそれが無いのはマイナスでは無いけれど、結構興味のある所なのでそういう教本も出来たらいいな、と思った。
絵自体はちょっと上手くなったと思う
コツのおかげ、という気はあまりしないけれど、最後までやったら絵はその分くらいは上手くなった気がする。 別に画力なんてそんなすぐには上がらないので最後の時点でもそんなに上手くなった訳では無いが。
線を引く時に少し全体を気にしながら描けるようになった、とか、シルエットを描く時にある程度全体的な事を気にしながら描けるようになった、 とか、描いた線が割と思い通りに近い事が増えた、 とかそういう上達はあった。 それぞれ相対的に前よりは、という程度だけれど。
これは単に毎日描いてたからだと思う。 毎日やると上達があるな。 日にちがあんまりあくとそんなに上達が無い気がする。
描いた量のおかげで上達が感じられる、という教本は結構珍しいな、と思う。 お絵描きのページには他にも最近アプリのデバッグ目的でやった本が何冊かあるが、だいたい上手くなったかどうかは良く分からない、という結論になっている。 この本は単純に描いた量だけで上達を感じられるくらいの絵が描けた。 それは楽しくやれるように工夫されているからというのもあるし、分量が多いからというのもある。
3つのコツは覚えてないものも多いので、あんまり習得出来たおかげで上手くなった、という感じでは無い。 これは今後もいろんなイラスト描く時にこの本見直して使ってみて、その過程で消化していけたらな、と思っている。
思ったよりも描ける(が描けないのもある)
この本は解説が全然無かったり、対象がやけに難しかったり、アタリからディテールがかなりジャンプがあって「こんなの描けんがな!」と思うものも多い。 そして実際描けない事もある。
ただやってみると、思ったよりは描ける事もある。 あれ?意外といいじゃん?みたいな。 やる前に思った「こんなの無理だよ!」という程無理でも無いなぁ、と思う事は多かった。
この、実際にやってみると思ったより良い「事がある」のは、この本のゲーム的な面白さでもあると思う。 簡単過ぎても難しすぎてもやる気は起こらないものだが、ランダムに良かったり悪かったりするのは結構楽しくやれる。 全部悪いとやる気は失うが、このくらい出来たり出来なかったりするくらいが自分にはちょうど良かった。 SNSなどに見せるにしても「これは上手くいった!」とか、「これは全然駄目だった!」とかがある方が共有しがいがある。
難しい事にチャレンジさせるがゆえのバリエーションの多さは本書の魅力でもあると思う。
実際には無理そうだけどやってみると出来る事もある事にチャレンジさせてみるのは、この本の良い所と思った。 やっぱ無理じゃん、となる事もあるけれど、思ったよりは少ない。
総評:初心者向けの教本としては素晴らしいと思う
実際に描いてみる気にさせて、実際に最後まで描かせて、思ったよりいいじゃん、という体験を与えて楽しさを与える事に成功している。 初心者向けの本として望まれる全てを達成出来ていて素晴らしい。 初心者なんて方法なんてどうでも、描いたら描いた分は上手くなるんだから、 実際に描き続けて最後まで行ってそれがそれなりの枚数な時点で成功なんだよな。
やっていて、イラストを描くのが楽しい、という感じが実際にあった。 イラストの楽しさを教える事に成功していると思う。 これは凄い事だ。
序盤は過大な約束をしているとは思うけれど、お絵描き教本の最初なんてそんなもんだ、とも思う。 現実的にはかなり頑張った本なんじゃないか。
という事で素晴らしい本だったと思う。