奄美ライフ振り返り2025
毎年恒例になってきたのでタイトルに年数つける事に。 なお去年はこちら>奄美の生活を振り返って - なーんだ、ただの水たまりじゃないか
明後日の便で帰る。まだ一日あるのだが、夜にちょっと手持ち無沙汰になったので振り返りを書いてみる。 12/17に来て4/16に帰るので、四ヶ月くらいいた感じか。一年の1/3なので結構な長さだよなぁ。
一時帰宅は結局一回だった
毎年もうちょっと帰る頻度を増やしたい、と言っているが、今年も2月に一回帰っただけだった。 今年は去年の反省をもとに2月の少し早めに帰って、3末にもう一度帰ればちょうどいいかな〜と思っていたが、 3末は春休みでチケットがちょっと高いのと、4月の中旬に帰るとするとあと2週間ならもういいのでは、という気がしてしまった。 1月の後半に一回、3月の前半に一回、くらいがいいのかもしれないが、 3月の前半は花粉にヒットする場合があるからなぁ。
プログラム関連
今年は趣味でもFolang作るのに結構時間を使ったので、趣味と仕事をまとめてプログラム関連、としたい。
仕事はリリースに向けた細々とした事をやっていくフェーズなのだが、 このリリース前の細々とした事をやっていくフェーズは、結構かったるい部分もある。 一つ一つは必要なんだがやる事は多いし、技術的に面白いというものでも無いし、 タスクの多さとゴールの遠さで割とやる気を失いがちに思う。
だから環境を変えてモチベーションを維持出来たのは良かった。旅館に缶詰で執筆するようなノリで、 離島で細々とした事を粛々と進められた。 Windowsのデスクトップも思ったより必要としなかったので、環境的に困った事も無かった。 奄美に来る時期がそういうフェーズだったのはたまたまなんだけれど、 今回は割と良いタイミングで奄美生活になれたと思う。 やらなきゃいけない細々とした事もだいぶ片付いた。
趣味のコードも今年はなんか結構進んだ。 暇だったのでなんとなく始めた[[Folang]]は、全然反響無かったが、結構いいものが出来た、と思っている。 さしあたって使う用事が無くなってしまったので開発も止まっているが、 また使うような雑用を書く時が来たら必要な機能を追加したりしていきたい。 こういうのが出来たのは、やっぱ島で暇だったから、というのはあると思う。
寒くて散歩する気が起こらなかった時期がそれなりにあって、そこはプログラム的にはいまいちだった。 ただずっと続く訳じゃなくて数日に一回はあったかい日があったので、雨の日は外に出ない、みたいなもんかな、という感じではあった。 寒さについては後述する。
全体としてはプログラムライフは結構充実していた気がする。 気分転換で家とは違う所で数ヶ月作業するのはいいよな。 4ヶ月は長い気もするが、1ヶ月くらい違う所で作業する、はもっと増やしてもいいかもしれない。
サーフィン
今年は2月の終わりから3月の頭くらいにかけて、全然波が無い時期があった。 めちゃ寒かったのと関係があって、北風が強すぎるといい場所があまり無くなってしまう、という問題だったと思う。 たぶん探せばその時期にもあったかもしれないが、何回か外して嫌になってしまってあまり探さなかった。
ただ見直してみるとその前は結構いい日もそれなりにあるし、 3月下旬からは結構良かったので、全体としては結構良かった気もする。 ここ2日間ハズレだったのでそんな気もしないけれど、記録を見直すのは大切だな。
ライディングとしてはフロントサイドのリップはかなり上達したんじゃないか。もう出来るといって良いと思う。 一方でスピードの付け方にやはり明確に実力差が出ている気がしていて、 結局テイクオフの改善に戻ってきてしまった。なんかいっつもテイクオフの改善をしている気がするが、 サーフィンってたぶんそういうものだろう。
今回はあまり混んでいる所には入らずにずらしてやっていて、 それが裏目に出た事もあるが良かった時もあり、 そんなに人が多くて不満とは思わなかった。 練習している内容がむしろ少し小さめの波の方が良かったというのがあったのも良かったかもしれない。
あとlibtech版RNF Reduxはなかなか良い。やはり浅い時には良く穴をあけてしまうが、穴が大きくならず、し水も入らないので直しやすい。 直しやすいのはいい。 そして短いボード、割と楽しい。 小さい波でリップ出来るのはいいね。 コシハラくらいの波が楽しい。
もうちょっと長いボードの方がいい部分もあるとは思うし、波が大きい時はテイクオフの難度が上がってしまう気もしているが、 デカすぎて乗れなかったのは1〜2日ってところなので全体としては問題も無いし、 youtube見ていれば上手い奴はもっとデカいのに乗ってるので技術の問題ではあるだろう(難度は上がるとは思うが)。
それなりに波がデカい時に、ライディングが小さくなってしまうのはあると思う。 小回りが効きすぎて、もっと大きな弧でボトムターンした方がいいのにな、と思う時はある。 まぁカタから頭くらいになると、もう少し長い板の方がいいのだろう。 ただ入ってみないと波のサイズって本当の所はわからないので、ピッタリ当てないと駄目な板よりは、 libtech版RNF Reduxでちょっとハズレててもいいかと乗っている方が全体としてはいい気もした。 だいたいカタから頭はそんなに無い。
今後しばらくはlibtechしか買う気は起こらない程度には気に入った。 けどlibtech版quiver killerはちょっと欲しい。なんか日本では売って無さそうだな。なんで?
インドネシアとか一ヶ月くらい行こうかなぁ、とも思っていたが、今期上がってたバリのyoutube動画がいまいちなのが多かったので行く気を無くしてしまった。 奄美でいいかなぁ。台湾は試してみたい気もしているが。
それなりに上達はあったと思う。もうちょっと上手くなってもいいのでは?という気もしないでも無いが、サーフィンはそういうものなんだろう。
今年はサーフィンの満足度は去年より高かった気もする。
寒さ
今年は例年よりはだいぶ寒かった。 一番寒い日の寒さはそこまで寒いという訳では無いが、 それの回数が例年より多かった。
いつもは一番寒い時期は一週間くらいで終わるのに、 今年はなんか3回くらい来た。3月中旬くらいまで寒い日が来てマジかよ、って感じではあった。 これは奄美以外もそうだったらしいが。
結局ジャーフルのインナーを着たのは一回くらいで、着た方が良かったなと思ったのを入れても2〜3回程度なので、 海の寒さは許容範囲ではある。セミドライを持ってこようとは思わないし、ジャーフルならいいと思っている。
それよりは問題は室内とか散歩とかの話だ。
室内の話。この宿は不要に寒い。 まともな近代建築ならなんでも無い程度の外気温なのに部屋が寒い。寒い時期は宿を移すのも考えたくなるくらい寒い。 ただ防寒装備でなんとかなる範囲ではある。
自分の防寒装備として最強なのはもこもこフリースで、 これを着ても寒いのは2〜3日くらいだった。 だが、これは肩が重くて疲れた感じがしていまいち。 来年はもう一段軽い装備を持ってきたいかなぁ。
着る毛布的な封筒型毛布と肩掛け毛布を買った。これは結構良かった。 これに電気アンカ的ななにかを組み合わせればたぶん行けそうな気はした。 防寒装備の改善で乗り切れる気はした。宿変えてもいいかもしれんが。
寒い日に散歩が億劫になるのは割と問題ではある。 特に北風が冷たい時は外に出る気が失せる。 気軽に散歩出来るのは仕事をする上では重要なので、これはいまいち。 ただ外に出るのが無理ってほど寒い事はほとんどなくて、 少し億劫になる程度なので、関東よりはマシだと一時帰宅した時に思った。 駅から家までが寒すぎてやばかった。
もっとあったかい方がいいかもしれないが、少なくとも関東よりは遥かにマシではあった。
一番寒い日でもダウンジャケット着て外出たらまったく平気ではあったし、 ダウン着て散歩したりはしていた。 1日や2日ならこれでいいかと思えるが、今年はなんか回数が多かったので、もうちょっと寒い日の過ごし方は改善した方が良いかもしれない、とは思った。
来年は寒い一週間とかを、前から行こうと思っていた奄美の南の開拓に費やしたい気はする。 一回くらい行ってみたいし、向こうは街が近いのでビジネスホテルとかがありそう。一度行ってみたい。
kanauで食事関連はかなり改善した
冷凍宅配弁当のkanauを導入した所、食事事情はかなり完成された。 健康面でもほぼ不満は無いし、味的なものも、手間的なものも不満は無い。 奄美での主力だったbasefoodのpastaが無くなってしまったので割と困る所だったが救世主だった。
強いて言えば果物を買いに行くのが面倒ではある。 ただこれは面倒なだけで、健康面での不満が無くなったのは自分的には大きい。 食事はこれでいいや、と思える。
むしろ鎌倉に帰ってからでもkanauでいいのでは?という思いはちょっとある。まぁ宅配弁当に戻すけれど。
雑感
割と奄美で冬過ごすのは完成されてきた気がする。 現地での生活や移動の最適化が進んで、かなり快適にサーフィンライフを送れるようになってきた。 もうちょっと短くしたいな、という気持ちもあるけれど、 結局寒いのと花粉がつながっている以上は仕方ないような気もする。
無駄に金が掛かっていて、もうちょっと安くあげる方法はいくらでもありそうだが、 仕事をしている間はその辺はまぁいいかな、という気がする。 仕事をやめた後はもうちょっと工夫したい気がするが、それはやめてから考えればいいかな。
という事でしばらくは冬はこのスタイルでやっていきたい。