プログラマが自身の創作物やプログラムについて語る場としてのTwitterは、斜陽というかもう終わっているように思う。 だがそれの次というのが無いような気がする。

twitterの前はブログや2chが、作ったものを公開して反応を得る場だった。何か作ればそれなりに反応があった。 その後twitterになって、この反応はより大きな物になっていた時期があった。

現状だとredditとかHackerNewsは割と作ったものをアナウンスすると反響がある。でもtwitterは最近はあまり反応が無くなったように思う。 そもそもに以前反応してくれてた人たちはもうtwitterにあまり居ない気がする。 日本語で日本のコミュニティに作ったものをアナウンスする場があまり無い気がしている。 英語でredditに出せ、というのが結論なのかもしれないし、まぁ実際自分はそうしている。 ただ日本語の場も欲しいなぁ、とは思っている。

一般の人が創作活動を行う場が無くなったのか？というと、 文章ならカクヨムやなろうは別にそんなに減っているような気はしない。 将棋実況などはyoutubeなどでそれほど減っている感じもしないし、 サーフィンもinstagramやyoutubeはそれなりに栄えているようにも思う。 自分は良く知らないがTikTokなども人がいる雰囲気がある。 技術系だとpodcastはそれなりに反応もあるし、youtubeも技術系の内容の動画は反応はある。 そういう訳で、何かを作って出す場自体はあるように思う。

最近のそれらの場は、発信者と消費者が、以前よりもよりはっきり分かれている気がする。 それはそういったものが区別が無い所から始まって、草の根の発信みたいなのが育っていた終着点というか、 次のフェーズに入ったという事なのかなぁ、という気がする。

自分的には区別が無い場の方が好きなのだけれど、 誰もが作り手になれる、というインターネットらしさは現在の場でも保たれているように思う。 そういう点ではこれはたどり着いた一つの形なのかなぁ、という気もする。 youtubeは結構好きだし、なろうやカクヨムも好きだ。 なのでこういうものがいいという事なのかもしれない。

2chはスパムに対する弱さが致命的なので、今の時代にはもうどうにもならない気はする。 そういう点では廃れたのは必然にも思う。

でもtwitter的なものが消えていってしまったのは、必然では無いような気もするんだが、どうかなぁ。 一方でいろいろあるtwitter代替のSNSとかがそうなるという気もあまりしない。 結局は人の選択の結果が今のtwitter界隈であって、 人を戻す事が出来ないのならこのSNSでは同じものになってしまうのでは無いか。

消費者は消費者として活動出来る事を求めていたという事な気はする。 誰もが発信者になれれば良いのであって、誰もが発信者にならないといけない、というのは求められていなかったのだろう。 そう思うと、redditなどが活発なのはむしろ遅れているのであって、 今の日本の状況の方が先に進んでいるようにも思う。

プログラマはどうするのがいいのかな？redditとかHNに出すのは一つ。 あとは動画で作ったものを発信するのがいいのかもしれない。 その為には作ったもの以外の動画も継続的に出していく方がいいかもなぁ。 個人的にはpodcatは割と気楽に続けられてそれなりに聴かれているので、 podcastで作ったものの発信とか出来たらいいんだが。 あとは勉強会とかカンファレンスみたいなのの派生でそういうのが出来たらいいのになぁ。 ただ他人が作ったものを聞きに行きたい、とは思わないので、何か工夫が必要だよな。

過去に戻るのでは無くて、今の時代に合わせて、けれどもうちょっと何か無いものかなぁ。