C223NAを持っている友人にAndroid開発出来るの?と言われて少しチャレンジしたが、2023年現在ではもう無理という結論になったという話。 自分の私物ノートがメモリ4GBのWindowsノートで、これでは去年くらいまでは遅いが出来ていたので多分出来るだろう、と思っていたのだが、 試してみると難しかった。

ググるとかつてはこれでも出来ていたようだ。

だが今のGiraffeでは、ViewのHello Worldでもビルドすると途中で落ちる。 インデクシングの途中でも落ちる。 ストレージも32GBなのでLinux領域に頑張って17GBで、気をつけてないとすぐあふれる。 そしてスワップの領域は残っていない。

この辺を見つつgradleのメモリを低めにしたりといろいろ頑張ったが、結局動かす事は出来なかった。 もっと頑張ればどうにかなるかもしれないが、一般人にはこれは無理だな、と結論づけた。 なお、GiraffeはAndroidStudio側のヒープの設定のやり方も良くわからなくなっていた(前あった設定の場所に無い)。

自分はChromebookは初めて触ったのだが、vmstatを信じるとLinux側で使えるメモリは3GB。 これは自分の手元のWindowsノートよりも1GB少ない事になる。 という事でメモリ4GBマシン、と言われてイメージするよりも、Linux開発機としては一回り低いスペックとう印象だ。

たぶんメモリが8GBでeMMCが64GBなら問題無さそうだけど、4GBモデルはどうにもならん、というのが2023年の結論と言っていいんじゃないか。 インデクシング対象は以前は無かったものが結構あるので、数年前に出来たものが今は出来ない、というのはありそう。 それにしてもHello Worldがこんなにいろいろ要求されるのはおかしいんじゃないか。

なお、Chromebookを初めて触ってみたが、Linuxとして使わなければすこぶる快適だね。 起動も早いしブラウザもサクサク。 このスペックでこれだけ快適なのはChromeOS優秀だな、と思った。

LinuxもAndroid開発は無理だが、サーバーサイドの開発くらいなら結構行けそうだなぁ、と思った。 なかなかおもしろいな、Chromebook。 でも安いAndroid開発機として勧めるなら一回りスペックが大きくないとダメで、そうするとあんまり安くなくなってしまうね。