買う前の印象

ここ最近老眼の進行を体感していた。 やはりPCの前に居る時間が長いせいだろうか。

度合いとしてはそれほど酷いという訳では無く、日常的なサイズの文字なら読めない訳では無い。地図などの小さな字は見づらい事もあるが、スマホやPCなら適切に拡大出来るサイトなら特に困る事は無い、という感じだった。PCなどでもたまにぼやけるというか滲んで見えるというか、ちょっと気合入れないと見づらい事がある。

だがたまに紙の書類とかルーターに貼ってあるPINを見ないといけない時など、少し困る事はあった。また、edXの教授が老眼鏡使って紙の論文を読み上げるシーンをちょくちょく見て、ふむ、時代は老眼鏡か、という気分になったので、文明の力を借りようと老眼鏡を作ってみた。

購入

イオンの眼鏡屋で4000円くらいで度数を合わせて作ってもらえる。安いのにちゃんと合わせてくれるのか、いいね。 で作ってもらった。

眼鏡屋で検査してみると、老眼はそんな進行してないからメガネ要らないくらいだ、と言われる。ほぉ、体感としては結構進んでいるつもりだったが、世の中的にはまだまだなのか。 そう言われるとまぁ確かに困るシチュエーションは多くは無いしな。 でもせっかくなので軽めの奴を作ってもらう。 明らかに良く見えるようになるな。

買ってみると意外と使いみちが無い

ただ、作ってもらったら、どうも思ってたほど使いみちが無い。 PCを使ってる時につけてみると確かに良く見えるようになるが、しばらくつけてると少し頭が痛くなる感じの弊害がある。 もともとメガネをつけなくてもPCでは文字は見えてるので、これならメガネが無い方がいいという気がしてしまう。

BOOXなどで小さい字を見る時はもっと老眼鏡の効果は高い。ただそういう機会はあんま多くない。 pdfの論文とか読む時は欲しくなるが、最近あまりpdfを読む機会も無いんだよなぁ。

あと、メガネが必要な時に手元に用意しておくのが思ったより難しい。 たまにしか必要にならないが、そのためにいつも持ち歩くのが意外と面倒。 もっといつも使う感じならずっと持ち歩けるんだろうが、近くを見る時しか使わないので、歩いている時などは外す必要がある。 しかも自分の部屋ではあまり必要となる機会が無いので、部屋にいる間だけ使う、とかだと使う機会が思ったより無い。 職場とかで毎日働いていてプリントアウトした論文読むとかだったらもうちょっと使えるんだろうが…

という事で今の所、思ったより使えてない。 ただ困った時に補助的につかえて、手元にあるとどういう感じなのかを体験してみるのは必要な事だったと思っているので、作ってみるのは良かったと思う。 また、読むものによっては必要になるので、そのうち必要になる事もあるかもしれないから、まだ結論を出すには早いかもしれない。 イタリア語の転スラのコミックスとか読む時は要るんだよね、最近読んでないが。