この週末でElectronアプリを作ってみた。2日でまぁ完成と言って良い所までは来た。

今回Electronのアプリを初めて書いた。 ドキュメントを読んで、クイックスタートガイドを見ながらやってみて、こんな感じか、と理解する。 で、作ろうとしている物に使えそうな物をググっていろいろ探して、 なるべく勉強しなきゃいけない事を少なく抑えつつやりたい事を実現出来るように気をつけつつやっていった。 掛かった期間と出来上がったものにはなかなか満足している。

2日でアプリ作れればまぁいいんじゃないか。

一方で、Electron開発、知らなきゃいけない事は結構多く、何も知らない素人だったら2日ではここまではこれなかっただろうな、とは思う。 今回Electron開発をしていて、web屋を辞めた後に仕入れた知識の中で役に立ったな、と思うのは以下みたいな要因だ。

  • ES2017の知識
  • npmの知識
  • Chromeの基本的な知識
  • boostrapのちょっとした知識
  • yarn, gulp, webpackなどを触った経験(今回は使わない、と最初に決められる程度の知識)

この辺の知識は、自分があまりwebに関わらなくなった後に、「たまに最近の事情でも軽く知っておくか」と本を読んだり、ちょっとしたおもちゃを作ったりする過程で軽く触れた程度で、 仕事で使えるほどちゃんとキャッチアップはしてない。

でも全然キャッチアップしてなかったら、たぶんElectron開発は結構手こずったと思うんだよな。 今回のように、何かアイデアがあって、何か作ろう、と思った時に作れるかどうかの違いは結構大きいと思う。 適度に省エネでありながら、こういう時にちゃんとアイデアを実現出来る程度には馴染んでいるというのは割と良い塩梅だったんじゃないか。さすがだよな、俺ら、と自画自賛。

一方で知らない事は結構増えたなぁ、とも思う。このままだんだんと知らない事が増えていくと、 やがてなんか作ろう、と思った時にも全然分からん、となる日が来るかもしれない。 そうなったらちゃんと本腰を入れてキャッチアップをすれば良いのかもしれないけれど。

Electron開発はぐぐると古い情報が多くて、公開されてるコードもだいたい動かないので、 それなりに事情を知っていろいろ推測しないといけない事が結構ある。 また、オフィシャルのドキュメントもそれなりに充実してはいるが十分では無くて、まぁまぁ書かれてない事も調べたり推測したりする必要はある。 それなりに敷居は高いよなぁ、と思った。あっさり出来た俺様凄い。

Electronは結構気に入ったので、今後必要になったら使っていこうと思った。 npmはいろいろ揃ってていいよね。