最近USのエンジニアのブログを読む事が増えている、 という話は前にもした。

で、以下のブログを見かけた。 danluu.com: How (some) good corporate engineering blogs are written

hiringなどで良いcorp tech blogを維持するのは価値が高い、 という話をしていて、これは全くその通りだなぁ、と思う。 また、つまらないcorp blogに曖昧で具体性が無くていかに全てが素晴らしいかを語るような内容、 というような事が書いてあって、これも良く分かる。

twitterとかで知り合いが自分の会社のブログとかを流しているのは良く見かけるのだが、 だいたい読むとつまらないcorp blogの特徴を有している気がする。 改善出来るなら改善した方が良いのではなかろうか。

で、上記ブログには良いcorp blogを生み出すプロセスと良くないcorp blogを生み出すプロセスについての話がある。 なかなか興味深い。 詳細は上記リンクを見るとして、良いcorp blogの為には

  1. 承認プロセスがlight weight で早く、携わる人数も少ない
    • non techな人が承認に関わらない
  2. トップの支援がある
  3. 書く前のフィードバックを絞る

というような事を言っている。 書く前のフィードバックを絞るとかは良く分かるよなぁ。 reviseが多いとやる気出ない、うんうん、分かるわー。 良い方は別にして悪い方がたぶんダメなのは割と説得力あるよなぁ。

以前、自分も上記ブログで書かれているようなダメなcorpブログが書かれている現場に居合わせた事がある。 自分は一回も書かなかったので被害は無かったけれど。 いかにも上のブログでダメと書かれている事を率先してやりたがる人がいて、 大した内容も無いままあっという間に更新されなくなって消えていった。

無駄にリスク回避的になりたがるがだいたい実際はリスクなんて無い、というのもそうだよなぁ、と思う。 もちろん完全に好き勝手やらせれば炎上する事もあるだろうけれど、 だいたいはリスク回避側に倒しすぎて価値の無いブログになって消えている気がする。

採用に企業のtech blogが良い影響を与える事も、 それに向けて避けるべき事もまぁまぁおっしゃる通りで明らかと言って良いと思うのだけど、 こういうのって採用に力を入れてる小さいベンチャーとかってどのくらい意識しているのかしら?