最近のKazuyoshi Katoのブログ(英語版)がなかなか良いな、と思う。 どの辺が良いと思うのか、みたいな事をなんとなく書き留めておきたい。

技術系のブログというのは近年、記事として完成されてしまっているものが多くなりがちに思う。 何かのトピックについて書く時、それはその件についてすでに終わった後にまとめとして書かれているというか。 そのせいで投稿間隔も不定期になって更新頻度も低くなり、一記事は長くて書くのも読むのも大変で、やがて更新されなくなってしまっているように思う。 それはブログというよりホームページ的だ。

でも最近のKazuyoshiブログは技術的な事も私的な事もいろいろ投稿されつつ、個々のポストが不必要に完成されていないというか、 良い意味でブログらしさが出ていて、読んでいて面白い。 例えばMaking a Raspberry Pi-based CD playerなどは、 最後まで読んでも完成していない。技術的な話が多いのに一つあたりの記事は短くて読むのも楽で、しかも面白いものがある(面白くないのもある)。 非常にブログ的で良い。

これは一年に100記事ポストしょう、という#100DaysToOffloadという活動がうまい形で作用しているからかなぁ、という気がする。 頻度を上げるって大切なんだろうねぇ。

気に入ったポストピックアップ

Do we want to stay away from family again?

コロナの家族持ちのネタはだいたい独身者には気に食わないものが多いのだが、 このポストはいい話だなぁ、と思った。本当にそこまで生産的でなくてはいけないのか?というのは良い問いだと思ったし、 自分の印象では、もっと生産的で無くても良い、が答えであるべきに思う。

今回自分が週3日勤務で契約していて、やる気が出ない時に日々の仕事量を減らして日々を過ごすのが良いと感じているのも似た部分はあるなぁ、と思う。自分は家族は関係ないが。

SNS依存との戦い系

特定の記事とうい訳では無いが、一連の投稿を通して感じられる、「戦ってるなぁ感」というか、現在進行形な感じがブログの楽しさになっている気がして結構好き。 omo先生も良くやってたが、digital minimalism的な活動を良く頑張ってるなぁ、と思う。

完全に切って割り切るんじゃなくて適度に曖昧な態度で悩みながら進んでる感じが等身大な感じで読んでいて興味深い。

あとは日本語版の方だが、以下の記事はなかなか良い。

自分が最近twitterをする上で大切な姿勢はこれなんじゃ無いかなぁ、と思っている事に似ている。

ブログの見直し的なもの

上記のリンクなどにも含まれているしそのほかの投稿の中でもたびたび見られるが、 昔のブログ的なものの見直しや、それの難しさ的な投稿も結構好きで、自分ももっとブログ書こうかなぁ、という影響を受けている。 例えば100 Days to Offload - Day 1から貼られているリンクとか。

以前、自分はブログはもう終わったもの、と思っていたのだけど、 最近はそう諦めたもんでも無いかな、と思い直している。

コロナでtwitterの不愉快度が上がったのと、なろう小説にハマってたり、AnkiDroid見てる時間に取って代わられたりして、 twitterを見る時間が減っている。 また、なろう小説読んでる時期は本当に他になにも見なくなるので、読み終わった後に日常生活に復帰すべく、 その間にあった事などをまとめてみたいと思う。 そういう用途ではRSSの方が便利なので、最近RSSリーダーの確認頻度が上がった。

そんな個人的な事情とKazuyoshi Katoが定期的に「ブログの時代を復活させようぜ!」的な記事にリンク貼ったり感想述べたりしているのを見て、 もうちょっとブログに日常的な記事も増やしたいな、という気分になっている。