使いやすさとExport
作ってもらってるDriveTextは基本的にGoogleDriveのテキストとsyncする、という構造になっている。 これが良い、という話。
現状、セルに分離するのは空行で勝手に分離する、という振る舞いになってる。 これは、たまにコード片とかを貼る時に空行で切れてしまっていまいちに思う事はあるが、テキストデータ以外の付加データ無しを死守する為には仕方ないとも思ってる。
これが例えば内部のSQLiteにセルごとに保存して、外部とやりとりする時はtextにExport出来る、という形にしてしまうと、凄く不便だ。 MeatPieDayという自作のブログツールはそういう構造になってて、それとの違いを日々痛感している。
何度かexportしてると同じ名前のバージョン違いのメモとかが複数できてその管理をしたり、がかったるい。 PC側で編集したあとにimportしたりとかもかったるい。
ネイティブの保存フォーマットがなにか、というのは、ユーザビリティに凄く大きな影響を与えるよなぁ。 でもなんとなくそこは適当に決めて、外部にはexport出来ればいい、と作る側は考えたくなる。
本質的には内部のフォーマットは何でも良いのだが、ユーザーが指定してexportする、というのは凄くダメなんだよな。 内部は独自のフォーマットでも、外から観測されるフォーマットが何なのか、は凄く大切で、ここを独自フォーマットにすると多くの面倒が発生する。
外部とのsyncで問題が出ない為には、やはり最初からメジャーなフォーマットを基本にしてる方がトラブルが少ない。 もちろんメジャーなフォーマットには不足はあるからみんな独自のフォーマットにしたい訳で、そこにはトレードオフがあるが。
独自フォーマットで保存してexport-importする、というのは、凄く不便になる。ユーザビリティを語る上ではその違いは凄く重要で、もっと重視されるべ気に思う。
import-exportで外部とやりとりするのは、そのデメリットの大きさをちゃんと理解した上で選びたい。