次に何やるか悩んだが、やはり会話のトレーニングだよな、という事でフランス語表現力トレーニングをやる事に。

twitterの公式アカウントがあって問題を定期的に流してるのだが、 これの難度がちょうど良かったので買う事にした。

教材の概要

日本語の短文が読み上げられたあと、そのフランス語版が読み上げられる。 全部で24課あり、それぞれ「提案する」とか「頼む」とかのテーマがある。

各課が

  1. 例題
  2. 練習1
  3. 練習2

の3つに分かれていて、それぞれ5文ずつ、合計15文ある。

練習1と練習2は、ほぼ例題の5文と同じ構文となる。

例題にはヒントと解説がある。 ヒントは構文的なヒントがあり、解説には結構詳しい文法的な注釈という感じ。

類書の「口が覚えるフランス語」と比較すると、だいたい似た教材だがこちらの方が仏作文的な要素が強い気がする。解説が多いし。 例題のみで比較するとこちらは24x5で向こうは60x10なので向こうの方が多い。 向こうの方が解説が無くて数が多く、訓練という感じが強い。

進め方の試行錯誤

まずテキストを見て、日本語からフランス語を考えてみたが、時間がかかりすぎる割にあんまり勉強になってる気がしない。

また説明が多すぎて、ちゃんと読んでいくとそれだけで結構疲れてしまい、肝心の会話の練習まで一日で行かない。

うーん、どうしようかなぁ。 まずヒントから数秒くらい答えを考えて、分からなければ答えを見る。 そして答え見て分からない事が無ければ何度かスクリプトを見ながら音読して次に行くか。 分からないところがあれば解説を読む。

で、日本語のテキストを見て、フランス語がすぐ出てくるまで、答えと行ったりきたりしながら進める。

そこまで行ったら音声で日本語で止めてフランス語が出てくるまで何度か回す。

一日1課を目指すかなぁ。ちょっと分量が多くてきついが。 質を落として負荷を下げたい所。

とりあえず1課をやってみた感想

やはりちょっと分量が多いなぁ。 終わらなくはないが、これを24日やるのは相当つらいのでやる気が出ない。

全部やるよりも、少しを繰り返しやるのが大切な気もする。 また、1課がそれなりに分量が多いので、興味を保つのが大切な気がした。

目次からやりたいのを選ぼうとしたが難しい。 うーん、毎回その日何やるかは、パラパラめくっていってその場で決めよう。 サバイバル的に必要性が高いものなどだけを反復練習する事にする。 これならすぐ終わりそうなので1課一日じゃなくてもやる気が続きそう。

二日目やってみる

パラパラ見てやる所を探そう。 まず2課はお詫びをする、という事だが、まぁ謝らなきないいだろう(ぉ

3課は自己紹介。これをやるか。

  1. まずスクリプトだけで日本語から分かるかどうかちょっと考えて答えを確認。分からない所の解説を読む。
  2. スクリプトを見て、日本語からフランス語が出てくるようにする。
  3. 日本語の音声を聞いて止めて、フランス語を言えるようにする。

とりあえず一回言えたら良しとする。 反復練習はその後寝る前とか気が向いた時にやる感じでやろう。

お、自己紹介は結構余裕だな。 やはり興味ある所だけやるのがいいな。

3日目

昨日はさぼり。今日は四課の「尋ねる、頼む」をやる。

この辺は既に覚えてる表現も多いので、テキスト見ながら仏作文というかいわゆる仏借文は結構出来る。8割くらいは出来てるんじゃないか。 ただちょっと考える。

止めて考えて言う、というのは話す練習にはなるのだが、一方で基本的な文はもっと反射的に言えるようになる練習もした方がいい気がしてきた。 1トラック、つまり5文をループしても、いつも一周するとやや忘れてて一瞬考えるので、2文ずつ区間リピートで繰り返すのはどうだろう?やってみよう。

うん、こっちの方がいいな。やり方変更。

  1. テキストの日本語を見て、フランス語を言うをやっていく。分からない所は解説を見て、全部和文見て言えるようになるまで繰り返す。
  2. 2文ずつ区切って区間リピートして、日本語を読み上げられたらすぐフランス語が出てくるようにする。
  3. 一トラックつなげて日本語が読み上げられたらフランス語を言えるようにする。こちらは一時停止はしても良い事に。

こっちの方が楽だし覚えるのも早い。 3ですぐ言えるようにするのはちょっと大変だったので、一時停止はOKにした。

作文の訓練にはならないが、当面は反射的に出てくる文増やす方が組み立てる練習より必要だろう、という事で。

よし、大分やれそうなくらい負荷を下げられた。

四日目

次は提案、アドバイスは使わ無さそうなので飛ばして、7課の好き嫌いを言う、をやろう。

5日目

昨日は途中で割り込みがあって、日本語のスクリプトを見てフランス語を言う、が終わったあたりまでしかやってないのでその続き。

あれ?ちょっと音声の区間リピートでのフランス語言うもやってる気がするな。まぁいいか。やろう。

お。日本語のスクリプトを見ながらやる方が定着度が高い事を発見。スクリプトを見てないと、日本語を聞き取るのに少し脳に負荷が掛かってるせいで、フランス語を考える時間が短い。時間が短いので定着が悪い。

という事で以後は日本語のスクリプトを見ながらやろう。

うん、なかなか手応えを感じるな。視覚も使う方が良いな。よしよし。

中断してた

フランスに来てからは使いそうな所だけを幾つかやって、あとは調べるのに使ってたくらい。 だがそろそろフランスに居るだけだと練習が足りない感じになってきたので、とりあえずこの本を再開しようと思う。

進め方

喋る練習という事で定着よりは毎日何か喋る練習をする、という事を目的として、作文してみるだけでも良しとする。

また、今フランスに居る間に使いたい、と思う文だけやる。 ちょっと凝った表現とかは同じ事を簡単に言える場合はスキップで。 使わないな、とおもう課も課ごとスキップしてしまおう。

全部覚えるよりは作文をちょっとやってみては答えを確認し、使いそうな文に当たったらそれだけ覚える、みたいな感じにしよう。

7課まではやったので、8課から続けていく。

8課 意欲、願望

だいたいはJe voudraisでいいと思うので、半分くらいは飛ばす。 ただ Je pense 不定詞は便利そうなので覚える。 Je pense partir tot demain matin.

お、この覚えたい文を見つけたらそれだけ覚える、というのは良いな。 身についてる感じがある。

9課 否定文

この課は使いそうと思ってやったが、覚えたい物は無かった。 作文だけやっておしまい。 知らない用法は結講覚えられた。

12課 意見を述べる

10, 11といまいちだったので別の本に行こうかと思ったが、12課は良いね。 自分がどう思うかとか自分から何か言うレパートリー増やすのが今の自分には有効な気がする。

日本語を見てヒントを見ながら仏作文しようしとて分からなければ答え見てもう一度仏作文してみる、を何度かやってから音声確認して音読を数回。 ちゃんと覚える程はやってないが、作文の練習だけしとけばいいか、という気分でやってる。

13課 比べる

仏作文の練習としてやる。 結講考えれば言えるな。 スラスラでてくる程まで練習するほど使いそうでも無いけど、この位を組み立てて作れればちょっとちゃんと喋ってる感じするよね、という事で。

この本はすぐに使えるように口馴しする、という目的と仏作文や文法の勉強という両方の使い方が出来る気がする。

この教材は構成として、同じ表現がだいたい三回出てくるので、一回目で覚えた物を二回使う練習が出来て、後半はまぁまぁ作れるのでやってて気分がいい。 しかも文法の解説がしっかりしてるので、読んでて分からない事も少ないから気分もいいし、文法の勉強や定着にもなる。

毎日コツコツと仏作文をするのは、 フランス語の文を組み立てる練習に良い気がする。 そんな疲れないし、あんま喋る機会が無かった日でも会話のカンが落ちない気がする。

ちゃんとすぐ出てくるまで覚えるのに比べると効果は落ちるが。

15課 人や人物を描写する

形容詞は意外と知らなくて困る事多いのでこの課をやる事に。

「trouve 名詞 形容詞」

の構文は便利そのなので覚えたいな。 この構文だけ繰りかえし読んで、他は仏作文する程度。

17課 過去

16課の仮定はあんま使わないのでまぁいいか、と先に進む。 ただ仮定法じゃない単純な S’il fait beau demain, je sortirai. は使いそうなので抜き出して何度か読む。

17課は過去の話。複合過去、半過去、大過去とか。この辺は最近は使いたくなる事あるので、仏作文の練習としてやる。 すぐ言えるようになる程は練習しない。

やってみるとやはりこの辺は全然出来てないなぁ。 読めるが言えない。

この辺は一度見て軽く読むと、次からは考えては作れる。理屈は理解してるから、思い出せば出来るらしい。 ただ考えながらたどたどしくしか言えない。 これだと実践では出て来ないと思うが、言えなかったあとに、少し経ってから反芻出来るくらいにはなってるはず。

一旦ここまで

帰国した後はいまいちモチベーションが上がらないので、次フランス語圏に行く時まで中断する事に。 この本はなかなか良いと思うので次フランス語使う時にもやっていきたいな。